嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

そこまでやるか!究極のW124再生計画 ひさびさに乗らせていただきますた(爆)

2008-02-18 16:43:49 | そこまでやるか!W124究極の再生プロジ
000313_001そんなわけで(どんなわけだ)マセラーティオフの往復に使ったのは「あの」W124 300E。実走行距離35マソKに到達しようか、という個体なわけですが、これがまたナカナカ・・・なんてえもんぢゃないっす。もろに現役。どころかミシリともいわずにメーター読みでうちのTTに届くか(一部謎)というくらいでちゃうんですよ、これが・・・あ、エンジンオイルの油温のことですよ(為念)。
Aさんはこのシリーズの300E-24という4バルブのモデルも数年所有。さらに400Eなんかにも乗ってました。つまりは124ヲタといっても過言でわない(爆)。一見事務的でいかにも乗用車的な外見なのでさぞかしつまらないのでは、と想像したとしてもムリはないです。現に私もそう思ってましたし・・・とーこーろーがー・・・私も引き取りに乗ってきてくれい、だなんてえときに各車、思うさまドライブさせていただいたことがあるのですが、それぞれにまったく性格が違う。同じシリーズでも異例のロングライフモデルだったわけで、まったく別のクルマだ~とちょい乗りの私にもわかる性格づけが各車にあって興味深かったです。
ブルーノサッコというイタリヤンのデザインはリアビューで特に光ります。ドアサイドに張られたサッコプレートと呼ばれるプレートもカタマリ感をかもすのに効いています。フロントマスクだけはどうにも見かけすぎるくらい見かけてしまうのでもはや新鮮味などはゼロですが、ミラー越しのアイデンティティ(一部意味明瞭)は抜群。
さてそんな300Eですが、こいつのトルクは美しいです。「300E-24は回転でもってゆく(Aさん談)」のにたいしてこいつは「トルクでもちあげる」わけで、ズドド~というエンジン音に身を任せておりますとレクサスLSなんかはあっちゅうまに路上の点です。なんといっても500k超のロングドライブをイッキにこなしてもほとんど疲れ知らずなのがMBらしさ、というものでしょう。
まあ、このコンディションを維持するのには信じられないレベルの時間とコストがかかっているわけですが、こういうスタイルでクルマを楽しむのもまたあり、なんでしょう(しみじみ)
とまあ、こういうオトナの個体に乗ってしまいますと、クルマの楽しみってなんだ、とひさびさに考えさせてくれるW124はやはり傑作だった。うちのTTも4マソをはるかに超えていい味が出てきてます。なんといっても新車整備の価値はヤレないこと、この一点に尽きます。もちろんメンテは欠かせませんが、それにしてもクルマがこうなっちゃうと、ギャンギャン走らなくなる(一部謎)からフシギです・・・(シリーズはさらに続きます)




干潟の鴨

2008-02-18 09:40:20 | うんちく・小ネタ
00218_006_2鴨肉は個人的に大好きな食材です。火入れをおこなうにしたがい硬くなる、が料理人の常識なわけですが、あまかった(爆)!
画像をまずはごらんください。たぶん胸肉を中心にしたロースと呼ばれる部位を中心に盛り付けてある赤身。まあ、鮮度抜群、が、普通の鴨肉に思えます。調理が私の仕事ですから鴨ロースだなんてもう3580本くらいは焼き上げてますよ(爆)。

今回おじゃましたお店では炭火で加熱した(ここがポイントですね)厚さ2cm弱の鉄板にラードで油脂分を添加しながら焼く、という単純きわまる調理法で、つまりはバーベキューのようにして食べるスタイルなのですが、一口食べてみて、もうびっくり!絶妙の歯ごたえに、さらに鴨に特有の「鉄風味」がほとんど感じられないぞ(驚愕)!
たぶんエサから住環境、運動量まで徹底的に管理された「専用鴨(完全意味明瞭)」を代々育てておられるのでしょう。
温暖な気候もおおいに影響していると思われます。信州みたく厳寒の土地ですとどんなにコントロールしても身がしまっちゃいますからね。
鉄板の厚みや添えられたもみじおろしの効き方、肉のカッティングなど一朝一夕にはゼッタイにできないお店独自のスタイルはタイヘンに勉強になりますた!なにより炭火で鉄板をあぶる、というあたりに苦心のあとがみえてタマランチ会長。
たぶん試行錯誤の連続だったでしょうねえ。
鴨=ジビエというくくりですと「野性味」「鉄の風味」「赤ワインにピタピタ」などと短絡しがちですが、ここのはまったく逆ですね。
「洗練」「軽味」「あっさり系」という印象で、まさに「和鴨」なのでした。ううむ、珍味~!

セッティングその他でお世話になりましたみなさま、本当にありがとうございました。あの鴨だけは真似ができないので、次回にお出しする鴨は「洋鴨」とでも呼んでください。ううむ、ひとくちに鴨といっても奥が深いことよのう・・・(とほひめ)



イタ車はこんなものですよ 番外変 オフ会に出席してみる(爆)

2008-02-18 09:12:17 | オンロードでの出来事
00218_003いやはや、寒さが続きますね。そんな毎日でわ凍りついてしまふ(うそ)というので、気候温暖な暴走半島ちかくでおこなわれたマセラーティ関連のオフ会にAさんからお誘いをいただきましたので、図々しく産科してまいりますた!
すでに顔なじみとなったみなさまからクルマ関連のアツいお話を伺っておりますと、なにやら自分もオーナーとなったかのような錯覚に襲われてコマリモノデスが(爆)、そんなはずはない。

けれど、ガンディーニデザインが実際に路面にパワーをたたきつけるさまを眺めるのはまさーにタマランチ会長!クルマってやはり走ってナンボですね!走るガンディーニデザインは、もうカッコイイなんてえもんぢゃなかったっす!
シャマルやギブリのパワー感が全面に表出しているデザインもすばらしかったですが、先代クワトロポルテの優雅、洗練、オサレ、ハイソ、おりこう(爆)な感じのボディが走るのを見たのはたぶん初体験だったのですが、これが新鮮でした。「しずかにアツい」、と(完全意味明瞭)。もしかしてマセラーティらしさではクーペ系よりもこちらのほうが上だったりしてね。

さてその目的地では私のジョーシキを覆す美食が待っていたのでした~(以下痔号)