嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

秋の夜長の過ごし方 カルティエ・タンクをインプレッションしてみる

2008-11-18 18:48:08 | 秋の夜長のすごしかた

001118 キター!!長野県北部と西部に雪の予報。日本海上空5000mでマイナス30度といいますからほぼ真冬並みの寒気が入ってくる模様。降れば雨とはならず、間違いなく雪になって積もる、というクラスです(ぶるぶる)

そんな秋の夜長、ってもう冬支度ですが、には先日買ったばかりのタンクのインプレを行ってみませう。

カタログ記載の正式名称「タンクソロLM」・・・そのなかでもこいつはSS、つまりステンレスボディのバージョンですからタンクのシリーズ中いちばんの廉価モデルなわけですが、どっこい1919年リリース(!)のオリジナル・タンクに一番近いのがこのモデルでしょう。もちろんカタログには貴金属づかいのタンク・ルイカルティエと呼ばれるカルティエ「本来の顧客に向けたタンク(一部意味不明)」も存在するわけですが、こちらには日付表示がついたり、シンプルの極みといってよい文字盤に秒針があったりで、中途半端な印象がぬぐえない。そのうえ標準店頭小売価格は80万円代前半より、となっております(驚愕)。それよりもこれでしょう、というわけで選び出したのがこのソロというモデルっす。廉価版とはいえ、タンクの文法はきっちり押さえられていて、そこがウレピー(爆)。シンボルと逝ってよいブルー・スティールの針。ルイ・カルティエ(創業者の名前っす)よりは明らかにちっさいけれど、しっかりサファイアを埋めこんだリュウズ。爬虫類系のベルト。Dバックルと呼ばれる、ロードスターなどでも踏襲されている留め金もそもそもはタンクのオリジナル・ディテールですね。なによりタンクの象徴といってよいケースの縦のラインにクロームめっきでキラキラ感をもってきておいて、横のラインには意識的にヘアラインを使ってぼかしを行ってあるあたり、センスのよさというのか、ある意味カルティエからのメッセージ性すら帯びていてタマランチ会長(ひさびさ)

そいう要素があいまって全体の雰囲気はこの価格にして、まさにドレスウォッチと呼べるレベルなのがニクイっす(爆)。時計マニヤさまのあいだではクォーツ搭載の是非を論議した時代もあったようですが、機能的には自動巻きの時計なんて精度ではトゥールビヨンでも持ってこない限り、絶対にクォーツにかなわないわけで、タンクのようなドレス系、つまりは日常使用が想定されていないモデルに関しては電池がある限り常に動いている(爆)、クォーツに感謝こそすれ、文句は間違ってもいえないものと思われます。ルイ・カルティエの名言のひとつに「美的デザインは技術に束縛されない」というのがあるのですがこのソロのクォーツ採用もまさにそれでしょう。

そんなわけで満足度の非常に高いタンクソロなのですが、当分はタンクの歴史を含め、モデルそのものにはまりそう(ばか)。クォーツの縛りにも納得できた昨今、稼ぎまくってタンクアメリカンのクロノリフレックスWGを夢見る昨今(真鴨)。まあ10年くらいあればなんとかなるでしょう、と妄想やまない秋の夜長よのう・・・


トクイチオートをかんがえる EBSにうちのめされる(爆)

2008-11-18 17:22:45 | アート・文化

001117_007 ポロに装着してあるタイアはごくごく平凡なBSのBスタイルEX。標準サイズの185-60-14です。走りこんでだいぶカドが取れてきておりますが、Bスタイルのコンセプトどおりの長寿命なご様子。ゴムの硬化も距離なりに起きてきておりますが、とりあえずはまだ使えるコンディションです。その標準タイアもいいところのBスタイルにEBSエアを充填いたします・・・

すると、なんということでしょう(ビフォーアフターのアフターのBGMここから)・・・ここにも匠からの贈りものがぁ~(爆)。いつもの90度カーブにアクセルオンのまま進入してみてたまげますた・・・タイアがキュリともいわないぞ。戻りのアウトバーンでもエーナラッケン(一部意味不明)トンネルからの下りで最高速のままコーナーに進入しちゃう(危ないって)・・・個人の感想に過ぎませんが、タイアがBスタイルからRE01にでもかわったみたい(ほんとうなのか)。タイアそれ自体の変形が絶妙にコントロールされている印象で、ブレーキの効き方もまったく違うし、したがってトラクションのかかりも明らかに向上している。いぜんよりタイアのコンディションは走りに効く、というというのは身をもって体験しておったのですが、タイアに封入するエアをいじってこの効果、というのは初体験でございます。さらにはタイアの消耗も大幅に抑えられるので、エコにも貢献するはずだ、とのこと(絶句)。

ううむ、おそるべしトクイチオート。おそるべしEBS。画像は偶然居合わせた430さま。トクイチ視点で見たときには2台とも原理を同じくするただのクルマ。違うのは価格くらいなもんだ(爆死)。でもいろいろあるらしいよ>430(ぼそ)。さらにこの手前には993ポルシェなどもいらっしゃったのですが、クルマ本来の機能から言ったら、ねえ・・・(一部意味不明)。ちなみに各車のマフラー内壁の美しさではポロがトップ(完全意味明瞭)。ううむ、美しいぞ(爆)!!勝ったな、と(完全意味明瞭)。

ところで、今回のEBSのおかげでうちの4シーズン目のスタッドレスは継続使用と相成りますた!EBSエアの封入でまだまだいける、との判断です。引き取りは来週。ううむ、北からは雪の便りが~・・・冬近し!