ナゴヤ~(ヤにアクセント)、の味の代表格。八丁味噌。岡崎界隈を中心に根付いている東海地方の名物味噌ですが、これを使って作ったお味噌汁は赤だしと呼ばれて、普通の味噌汁とは一線を画していますね。高校時代にはじめてこの赤だしを味わったときの記憶が実はまだ鮮明に残っておりまして、なんとおいしい味噌汁なんだ、と感動した覚えがあります。信州味噌になれきった私にはトテーモ上品に感じられました。
お豆腐やキノコなどとの相性が抜群なのは言わずもがな。今日は、顧客のSさまよりお土産に頂戴した本場直送(爆)もいいところな八丁味噌を使って「煮みそ」をこさえてみますた。この時期に味噌と合わせる、となればなんといっても牡蠣!これです。
三陸の大型の煮込み用のものを調達して、熱湯に一瞬くぐらせたのち引き上げて、その煮汁で味噌を溶きます。そこへ砂糖、花カツヲ、焼き豆腐、椎茸、しめじ、さらにこの時期に甘味これでもかの下仁田ネギなどを投入して生卵で味を調えます。ご飯にもおつまみにもよろしの土鍋仕立てとして供します。
S様、誠にありがとうございました。美味しくいただきました。日本酒止まりませんて(爆のち悪酔い)