ほぼ1年ぶりの更新にして、いきなりの最終回となりました・・・(陳謝)
「究極の再生計画」はとっくに完成しており、オーナーのAさんは心ゆくまでW124本来の持ち味を愉しまれていたわけですが、クルマは「耐久消費財(完全意味明瞭)」。数万点に及ぶパーツはすべて消耗品なのだ、ということができますから、使ううちにはヤレてゆく。当然の事実です。
90年代のアナログ→デジタルの、ちょうど過渡期にあたった、このW124にあってはそのあたりのトラブルつぶしはまさにいたちごっこ。これでよい、という域にはなかなか到達しにくい、また、到達してもそいつを維持するのにまた一苦労、というのがW124の現実かもしれません。そのあたりを愉しみつつ、日常のアシとして、総走行距離43万キロオーバーとなりました。
ここへきて始動時のアイドリング不調をチェックしたところが吸気系の気密不良が発覚したのですが、他にもそろそろアシがやれてきたり、いろいろと手を加える必要があるらしい、というわけで入手からほぼ10万キロを走破したことだし、そろそろ次のアシに、となりました。暖気後はごく普通に走ってしまうのですが、まあ、W124は「しゃぶりつくした(爆)」というわけで、つぎの個体に乗り換えることとなりますた。
というわけでこのシリーズも最終回。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。
・・・え、次のモデル・・・そりゃもうアータ、300Eで「踏みすぎだ」という評価を頂戴したAさんが目指すのは究極のスポーツメルセデスの世界でしょうよ(一部意味明瞭)。納車は明後日(爆)。瞠目して待て!!