嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) 九州ゆけむり紀行2010-最終変 旅の終わりに

2010-01-26 19:26:49 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00188 いやあ、九州はまっことよかとこばい~(爆)。阿蘇近辺のなんともいえない山並みをぼんやりと眺めるのもよろしければ、各地にこれでもかと湧き出す温泉はまさに日本一といってよいでしょう。それよりなにより、やさしい人々でございます。

行く先々で温厚な方々に会うことができてまことに心癒されますた。気候がもたらすものなのかどうなのかはわかりませんが、とにかく優しい方々ばかりで感動したばい。そういえばうちのお客様も九州の方々が多いのですが、温厚な方々ばかりでございます・・・(今更遅いって)

さて、チャーター便ぢゃなかった、マイル特典飛行便で飛ぶ羽田はほんの1時間半。まことに狭い国土ですが、この狭さにここまでの異文化が詰まっているのもまたニッポンのよさ。今後も「加齢なる遠足」でそのあたり、見極めてみたいものですたい、と(爆)。

さて、次の加齢なる遠足はどこいくかな~と(いいのか)。


加齢なる遠足(爆)九州ゆけむり紀行2010-9 阿蘇内牧温泉

2010-01-26 18:27:54 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00263 さて、愉しんでまいりますた「ゆけむり紀行(爆)」ももう最終日。できればこのままスパグリネス、別府の湯治宿あたりであと数週間は滞在してスキ放題やりたいところですがそうもいかず(あたりまえだ)。

遠くまで来たのだから、というわけで夕方の飛行機をチャーター、ぢゃなかったタダで乗せていただくお約束をして(爆)、空港経由で出向ける温泉をガーミン君でチェックしてみますとこれがあるわあるわ(爆)。

出かける先は阿蘇内牧温泉の湯巡追荘(ゆめおいそう)に決めておいて、まずは空港の場所をチェックする意味で空港経由で向かいます。空港からはそれこそ裏道の連続で内牧まで40分ほど。ひたすらのどかな田園地帯のドライブ。

お世話になったIQですが、ここまで来るとなにやら愛着に近いものが・・・ぜんぜん湧きませんね~(爆)。キモチの悪い手触りの内装材やシート生地、ステアリングなどなど、いわゆる触感を重んじなければいけないはずのパーツがことごとくダメ。なこというんだったらカローラあたり買っとくれ、といわれりゃ、それまでですが、VWポロのようなモデルを知る身といたしましては甚だ物足りないか。広めのトレッドから来る旋回時の安定感やペナペナの車体からくる軽さと効率よさげなCVTがもたらすすぐれた燃費。興味深いレイアウトなどなど見どころも多いが、毎日これってのも、ねえ(爆)。速度計はともかく、レブカウンターなんてトケイ並みの扱いだぜ(真っ当なのか)。アストンなんかにやらせないで、いっそお家芸のレクサス仕立てもリリースしてこんなこともできるんだかんね、といってほしい昨今(爆)。同様にペコペコしてはいても、スマートが所有欲を十分に満たすオサレな小物としてもとらえられるのに対して、惜しいかな、IQはチャチな安物で終わってしまっています。安物でいいぢゃんかい、というのも正論ですが、スマートのコピーを恥ずかしげもなくやったわけですから(完全意味明瞭)、超えるものを作っていただかないと・・・んま、三河のセンスですとこのあたりが・・・(以下自粛)

湯巡追荘はサービス精神旺盛のお宿。無料のドリンクコーナーや宿泊客むけに毎晩行われるというイベントスペースでのオタノシミ大会などなどファミリーや団体さん向けのお宿なのでしょうか。お願いして入った大浴場も割り切りのスペースで非常に居心地がよく、平日の午後だということで完全貸切状態を楽しませていただきました。ううむ、ほんによかと~(爆)>九州の温泉


加齢なる遠足(爆) 九州ゆけむり紀行2010-8 熊本名物を食す

2010-01-26 17:11:33 | 加齢なる遠足(爆)

Komurasaki1 熊本のお宿は中心街の某ナショナルフラッグキャリア(完全意味明瞭)系ホテル。ガーミン君だのみで一方通行の道をずいずいと導かれて、地元の人だったら近づかないはずのアーケードをドキドキしながら横断したりつつ、難なく到着いたしました。街の顔とでもいうべき高級ホテルです(いいのか)が、こちらもゆくゆくは売られてしまうのか(一部意味明瞭)。

ゆけむりツアー、といいつつも服装にはぬかりありませんので(爆)、どんな高級ホテルでもどんとこい(うそ)でございますよ~。今回はフェイクですがブラックのフォックスファー風コート(アヤシイ)着てるし、靴なんてRLのジョドファーブーツのテカテカバージョン(完全意味不明)だし。あ、下に着てるのは全身ユニクロだったりも(爆)。どんとこい、でないのはお財布の中身だけだったりするわけですがなにか(爆)。

熊本でのお食事とくれば、まあ「馬刺し」に「豚骨ラーメン」でしょう(きつぱり)。というわけでまさかの2軒ハシゴ(爆)。

菅乃屋さんというお店で各パーツ(一部意味明瞭)の刺身を盛り合わせにしたものをすすめられたのですが、内臓系にはまったく興味がないのでお断りして、ロースの良いところと赤身を所望。お酒はもちろん麦焼酎。いろいろ試したいので180ccのとっくりを数種類飲んでしまいますた。馬刺しは仕事柄いろいろと扱いますがやはり赤身のほうが味があって美味しいと思います。特上とかいうシモフリはアブラ食べてるほうが多いので、ニク好きな私にはイマイチ。それよりもお刺身につけるお醤油が九州ならではの甘口で、そちらのほうが気に入りました。

さて、菅乃屋さんのあとは同じアーケード沿いにある「こむらさき」に出向きます。熊本ラーメンといえばここ、の有名店らしい。これに備えて数週間、ランチにはチャルメラやサッポロ一番のとんこつを食べ続けてきた私ですが(爆)、モノがちがいますた(当然か)。むしろあっさりと上品なスープに細身の麺、チャーシューは印象に残りませんでしたが(ダメぢゃないか)とにかく軽い味わいが印象的。とんこつの印象ががらりと変わったのは貴重な体験でございますた。


加齢なる遠足(爆) 九州ゆけむり紀行2010-7 ガーミン君のポテンシャル

2010-01-26 16:45:39 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00251 さて、九州にはもちろんすでにご愛用のガーミン君を連れてきております(爆)。

まあ、郊外は一本道のところも多いし、迷いやしないだろうが、それでも試しに、というわけで「お気に入り」に立ち寄りスポットを満載の上持参したのですが、今回はすごかったです。あえて道路標識よりもガーミン君の指示にしたがう、という現代風の使い方をしてみたのですが、結果的にはオーライ、という場合が多かった。

阿蘇から熊本に向けて進む場合にはR54というメインの国道をたどるのが普通なのですが、ガーミン君の距離優先モードでひたすら農道を進みますと結局早かったり、ホテルに向けて熊本の中心街を進むときにも地元民で知ってはいても躊躇するような、まさかのアーケード横断(爆)などなどダイタンに道案内をしてくださり、こちらも敢えてそれにしたがってみますとイキナリ正面玄関に出ていたり、とまことに頼れる相棒でございました。

今回のようにきき慣れない地名ばかりでカンが働きにくい場所ではまさに出色。飛行機で目的地まで飛んでそのあとレンタカーで、などというパターンではまさに鬼に金棒。レンタカーにナビが装備されているのはもはやフツーでしょうが、入力にかかる手間ひまを考えるとかさばることのないサイズのガーミン君持参は有効でございました。

画像はガーミン君に導かれて農道をぶっ飛ばす、の図(爆)。最終日はご覧のように雨でしたが、飛行機の時間に追われつつもまだまだ温泉に向かってまっしぐらでございました(爆)


加齢なる遠足(爆)2010 九州ゆけむり紀行ー6 奥満願寺温泉 藤もと

2010-01-26 14:02:17 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00218 うう、まだ温泉に入るのかよ、と考えたそこのアナタ、正常です(爆)。もうね、ヘロヘロになりながらもここまできたのだから、の一念で逝ってまいりますた!

界ASOからはほんの20分程度で黒川温泉に到達。こちらは旅館業界ではとみに有名な成功パターンの典型例。山奥にぽつんとあった「しなびた」温泉街がイッキに「ひなびた」温泉街に変身した華麗なるビジネスモデル。若旦那たちの結束で湯布院の成功の方程式をぜひともうちでも、というわけで努力なさったのでしょう。ミゴトに集客に成功している例ですが、出向いてみればなんとも狭い谷あいの集落に点在する温泉宿に付随するストリートが非常によいフンイキですた。「温泉手形」なるものを購入するとエリヤ内の3軒のお風呂をハシゴできるというのもニンキらしいのですが、そこまでやってると熊本に到達できない予感がしたので撤退(爆)。

が、黒川のすぐ下にある奥満願寺温泉「藤もと」の外来入浴は週末のみの12~15時の限定。こんかいの「ゆけむりツアー」のなかではメインイヴェントといってよいお風呂っす!黒川でトケイをみますと午後の2時だ!今からなら間に合う!というわけでせっまーい山道をぶっ飛ばします(爆)。すれ違いにも苦労するワインディングですが、このような場面では異様に幅が広く見える(実際広い)IQのマスクは効きます。まあ大抵の対向車はあのカオがぶっ飛んでくれば止まって道を譲ってしまうというものです(←ばか)。

Dsc00219_2 内湯はなんともいえないコバルトブルー。43度以上はあるのではないか、というくらいな加水無しの源泉かけ流し。ううむ、よかとよ~、というわけで、こちらでは名物の川湯に進みます。全8室のお宿に貸し切り風呂が4つあるうえにさらにこちらの大浴場が男女1つづつ・・・ううむ、よかと~(爆)。それにしてもなんという浴室密度でしょうか!宿泊代金22000円程度だということですが、この特異なお宿は温泉好きといたしましてはいちど試してみたいものです。

藤もとの川湯はまさに圧巻。意識的に川面にちかいところギリギリに作られた露天風呂につかるのは超レアな体験。もう15年ほど前に仙台の作並温泉にある、一の坊というお宿のお風呂が確かこんなでした。ほんとうに印象深い露天風呂ですが、なによりも人がまばらなのがステキとよ!立ち寄りは500円でここまで楽しめるわけですが、こうなると立ち寄りでは高額な貸し切り風呂にも好きなだけ入れる宿泊はぜひとも実現させてみたかとよ(爆)。

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加齢なる遠足(爆) 九州ゆけむり紀行2010-5 界ASO

2010-01-26 13:31:34 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00193_2 さて、新車のCFにつかわれるような阿蘇の大パノラマの中へIQで突入するわけですが、標高が上がるにしたがって路肩は真っ白!融雪剤の跡もしっかり残って、前夜はさぞかし難儀しただろうな、という路面でしたが、画像のような好天に恵まれてマサーニ、ドライブ日和。

由布院から阿蘇方面を目指すと「やまなみハイウェイ」というのをたどることになるのですが、ワインディングとパノラマを楽しむうちに到達するのがこちら・・・ココ・ヴィラージュなる呼び名の一帯です。オーベルジュあり、パティスリーあり、ダイニングあり、日帰り温泉あり、そして、画像の「界ASO」という名の超高級温泉宿あり、のフシギーなエリアです。

と、こうしてあれやこれやあり、のリゾートというとまあ大抵はセンスのないニギヤカなだけのアレか、と勘違いしがちですがとんでもない。周辺の景観に配慮したなんともハイセンスなヲトナの世界が広がっていたのですた。

Dsc00203 その景観とはこちら・・・そう、お釈迦様が横たわっておられる、の図なのです。山名失念(だめだめ)。

界ASOのロビーにお邪魔してフロントのおねいさまからお話をうかがっているうちにすぐ隣の敷地の日帰り温泉からも界ASOの客室からのそれと同様の景色が望める由・・・うひい、情報ありがとう!そのうちきっと泊まりに参ります、と「キボン的観測」をおつたえしてまいりますた(爆)。

温泉の名はスパ・グリネス(spa greeness)。本州では非常に珍しい全室貸し切り風呂。が、九州では「家族風呂」という呼び名で一般的なもののようで、きけばおひとり60分で1050円。なんかお得でわないですか!ちなみに界ASOの宿泊代金はきいて驚けのおふたりさま94500円「より(抜腰)」!!おそらく九州でもトップクラスのレートでしょうが、なにかの機会にはぜひとも、のお宿と思いますた。ううむ・・・(モンゼツ)。

というわけでスパグリネスのお風呂につかってまいりますたが、これがまたヨイ!ログ風の湯屋の脱衣所にはソファとTV。浴室も広々している上に窓を開け放つとフルオープンエアーでパノラマヴューを愉しめる上にテラス付きとキタ!うう、帰りたくない~、というくらいに完成度高し・・・恐るべしたい!九州の温泉。ちなみにスパグリネスだと界ASOの8分の1程度の費用で同様の眺めを含む宿泊が愉しめるとよ~。


加齢なる遠足(爆) 九州ゆけむり紀行2010-4 湯布院御三家に詣でる

2010-01-26 13:05:33 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00144 さて、2日目はワインディングと温泉という私にとりましては大好物三昧の日でございますよ~(爆)。

別府から湯布院温泉への道路はそれこそはしりどころ。IQのBSエコピアはレンタカーの常でエア内圧が2・4前後でわないか、というくらいにパッツンパッツンに詰め込まれておりましたので、こっそり抜いておきました。もちろんゲージは持参しておりますがなにか(爆)。

ワインディングにはここぞというポイントに登坂車線が付属していて走りやすい。がんばってくださるエアロワゴン様やスポーツクーペなどに禿げまされながら(爆)床まで踏んでやるのですが、IQもなかなかです。軽めの車重と広めのトレッドからくる旋回スピードを利してブレーキング勝負を挑んでやると大抵のクルマはミラーの点となってしまいます(←ばか)。CVTのエンジンブレーキ加減もなれると大いに結構。3祈祷の安物エンジンだなどと見くびってわいけません、パワーを使い切る爽快感はこのクラスならでわ(使い切るなよ)。それでいてネンピも、とくればあんまりモンクつけられないというものでしょう。

さて、湯布院とくれば御三家。そう、無量塔(むらた)、亀の井別荘、玉の湯でございます。宿泊レートはまあざっと2名さまで7~10万円より(驚愕)、とてもぢゃないが近寄れないぞ、と思いきや、こちらのティールームで「空気を吸う」のは現実味のある選択というものでしょう(爆)。

Dsc00167_2  私が選んだのは無量塔のバー。

新潟にあった古民家を移築して仕立て直した、といういかにもリッパな木造建築をサロン風に仕立てたスペースになんともおごそかな外観の特大スピーカーと暖炉を設えて別世界を創り出しています。

ムラタではチョコレート専門店の他にロールケーキ屋も展開。さらに高速道路のSAにも出店、とどこぞのブランディング屋、もしくは商社がからんでいるな、というのが見えてきてイヤーなキモチになりますが、まあ仕方がない。借金返すのにはなりふりかまってはいられないでしょう、と。

話題のロールケーキとコーヒーをいただきましたが、口どけのよいスポンジにフレッシュなクリームのあとに濃厚なたまごのカヲリが押し寄せる。ばってんよかとよ~(使用法誤り)。立地や建物のフンイキはさすがですが、それにもまして従業員一同のホスピタリティが素晴らしい。一流のホテルマンに共通する自分の言葉でプレゼンテーションしてくる「確立した接客(一部意味不明)」があって非常に気持ちがよいです。これに気をよくして亀の井別荘にも出向きましたが、一帯のあまりの混雑に辟易して門の前まで逝って撤退(爆)。玉の湯も同様。軽井沢みたいに用もないのにプラプラしてる20~30代がめだったか。イオンやアウトレットにいるのと変わらない空気感はどうなのか(爆)。そこいくと無量塔はオトナっす。コゾーは近寄りにくいフンイキですからぜひともオススメしておきます。きれいな靴を履いてお出かけください(爆)。


加齢なる遠足(爆) 九州ゆけむり紀行2010ー3 夜のスギノイパレスに出向いてみる

2010-01-26 11:50:58 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00128 さて、夕食はぢごく蒸し料理の他に別府湾近海のコリコリのお刺身などをいただいたのですが、お酒は後回しにして、夜のスギノイパレスにでむきます。パレスですよ、パレス(爆)!いかにものネーミングがまことによか~(爆)。あきれるほど巨大な館内はマサーニ昭和の遺物。昭和の遺物といえば、鉄輪エリヤになんと「別府秘宝館」発見(絶句)・・・ううむ、まだあったか~、の秘宝館ですが、ウエブで調べますと現存する中では熱海と並んでもっともチカラはいってる部類なのだそうな・・・うう、いきてえ~、と思ったのですが、秘宝館てのはグループで押しかけてギャースカ騒いでみるから楽しいのであって、ひとり寂しく、ってんぢゃ、そっち方面かい(一部意味不明)、となってしまいますからオフロに専念することといたしますた(爆)。

スギノイパレスは「棚湯」が名物。杉の井という大ホテルのアミューズメントパークの一群の中にある立ち寄り施設。館内にはボーリング場(珍)やマック(爆)、などもあって腰を抜かしますが、しっかりテキサスバーガーもあったじょ(爆)。別府湾を一望できる立地のビルの屋上に露天風呂が設えられている、というだけでゼッタイいかないと、と考えておりましたので、夕食のお酒をガマンしたわけっすね~

入場料は週末ですと1500円(!)・・・ま、安くはないが、秘宝館と同レベル(まだいってるのか)・・・しゃーない。どんなものか、と期待して出向いたのですが、よかたい~(爆)。内湯からしてすでにオープンエアー(一部意味明瞭)なのは九州温泉のルールらしく、なれてきましたが、内湯から数えて4段くらいまで階段状に温泉が流れてゆく仕組みです。先端部分のテラスのようなところには寝湯が設えられており、こちらでぼんやり長湯するのはまさに旅のハイライト。別府タワーを中心としたえげつなさ全開の昭和以来変わらぬ夜景(爆)をながめつつ旅情にひたるのはまっことよかばい~(鹿児島か)。ハングルがそこかしこからきこえてきて、どうやら対岸の半島からも家族旅行のみなさまが押し寄せている模様。親孝行スルニダ~(爆)。


加齢なる遠足(爆) 九州ゆけむり紀行2010-2

2010-01-26 11:37:32 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00207 さて、別府界隈はいわずと知れたニッポンを代表する温泉天国。別府タワーや林立する温泉旅館ビル群には高度経済成長期の名残がうかがわれて華々しい。たんに古い、ともいえるのですが、全国各地から、いや、アジア各方面からも押し寄せるお客様に支えられているのでしょう、信州の温泉街などにはない独特の活気にあふれています。

なにしろ温泉の数が多い!あたりまえ、っちゃあたりまえですが、そこらじゅうから湯気(現地では「ぢごく」と呼んでいます)が吹き上げていて、フンイキ満点。「源泉かけ流し」だ、などというときこえはよいわけですが、そんなレベルの湧出量ではない。用水にドバドバ放水されてるわけで、「源泉垂れ流し」あるいは「源泉滝おとし(爆)」とでも呼ぶべき、まことに贅沢な環境です。70~90度にも達する源泉をいかに冷ますかのほうに工夫がなされているようで、もういてもたってもいられず(爆)まずは鉄輪(かんなわ)と呼ばれる一帯にIQを乗り入れて、ミシュランガイドに掲載、それも★3つの「ひょうたん温泉」につかります。

こちらは3mもの高さからぶちまける「打たせ湯」が有名。そのほかの浴槽もそれなりに練れており満足度高し。ギードミシュランにはいいたいことが山ほどもございますが(爆)、いったいどこが3つ星やねん、と。高尾山にホシつけてる時点で、タイアだけちゃんと焼いとけよ、と思うのはわたしだけでせうか(爆)。

信州の温泉との一番の違いは建物の構造です。一様にまばら(爆)。つまり風通しがよい。逆に言うと寒い(爆)。露天も内湯もほとんど変わらないではないか、というくらいにスースーするので、厳寒の長野からの私にはまことに新鮮でございました。このあとさらに「蒸し湯」などを数軒ハシゴしたのちに(爆)行き当たりばったりでお宿を決めましたが(出たとこ勝負なのです)、次回は「貸し間」という呼び名の湯治宿に泊まって、地獄蒸し料理を自分で作りつつ長期滞在するスタイルに挑みたい昨今(爆)。画像はランチに食べた「せいろ蒸し」。ウナギのアブラがご飯に染み渡ってそれはそれは・・・ちなみに柳川の本吉屋というのがユーメイらしいですが、こちらは別府の「ぢごく」で蒸した上に炭火で、とくればきっとよい勝負でしょうよ。

ああ、よかとよ~>別府(爆)


加齢なる遠足(爆)2010年第一弾 九州ゆけむり紀行(爆)その1

2010-01-26 11:14:51 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc00180 いってまいりますた!九州発情、もとい初上陸。大分空港に飛んで、レンタカーでめぐる別府、阿蘇、小国、を経て熊本まで。あちらこちらの名だたる温泉群をめぐりたおして、総走行距離は3日間で400kmと少し。

旅の相棒は画像のトヨタIQでございます。計画当初はプリ薄を借り出そうかと思っていたのですが、1500ccまでのコンパクトクラスのほぼ倍というレンタル料にひきまくり(けち)。迷わずコンパクトクラスのリストにあったIQを選択。

1000ccの3祈祷、CVT。まあ外観からおわかりのように、スマートの2番煎じ以外のなにものでもないわけですが、乗り込んでみれば独特のレイアウトにインテリヤ、高めの着座ポジションに助手席前に信じ難いレッグスペースがポカーンと開いていてびっくり。なんでもこのスペースを利してシートポジションを前よりにすることで後席のレッグスペースを稼ぎ出してある由・・・そのためにエンジンレイアウトにも血のにじむような工夫が・・・と、だったらビッツ買えば、となるわけですが、そこはそれ。一人旅、しかもデザインもの大好きな私としましては楽しみにしておりました。さいきんではアストンマーティンがこいつを使ってカスタマイズ。500万円前後で販売か、というニュースがありましたが、ううむ、いかなアストンの手が入るにしてもボリすぎとちゃいまっか、と(爆)。

垂直に切り立ったコンソールにはメーターパネルの2倍はありそうな特大ナビがドドーンと置かれてあり、無駄な主張をしておられますが、視認性、デザイン共に最悪のスピード、レブ、その他計器パネルのほうはてんでおろそか(脱力)。プライオリティが明らかにナビ寄りなのが伝わってきて、「大丈夫なのか(爆)」となりますが、なに「借り物」に過ぎませんので、せいぜい愉しむといたしましょう。ベニヤ板がモチーフなんだろうな、としか見えないプラパネルに覆われたダッシュボードはブラウン。インナーのドアオープナーなんて今にも折れそうな造作ですがこいつもブラウン、にブラックのファブリックとガンメタリックのプラを組み合わせた内装はSFチックか(爆)。シートも内張りもペコペコの安物感にあふれていますが、なに触らなけりゃいいのです。

走行距離3000kmちょぼの新車でしたが、タイアはエコピア。スタッドレスは?ときいたら「やってない(発言のまま)」とのこと。予報では阿蘇や湯布院のあたりは積雪だとのことだったのですが、大丈夫なのかい?一応チェーンも搭載しておいてもらっていざ、温泉天国、別府をめざします 以下痔号