嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

今が旬?話題の桃屋の「食べるラー油」を試してみる

2010-01-27 19:20:04 | 今日の逸品

Dsc00278 みなさま、もうお試しになりましたか?桃屋のラー油?

商品名「辛そうで辛くない少し辛いラー油」・・・ううむ、いったいどうなんだ~、と売り場で見かけて、ぢりぢりなさった方も多いことでしょう(爆)。かくいう私もそのひとり。桃屋の製品はかゆいところに手が届く系が多く、スキマ系のものもあったりしてなかなか目が離せない。なかでもキムチの素の瓶詰めなんて学生時代からお世話になっている逸品(爆)。

誰しも自分だけの「ねこまんま(完全意味明瞭)」、つまりはワンタッチで作れて満足度が高い即席ごはん、つまりはソウルフード(用法誤り)をもっているものですが、私の場合は旧信越線横川駅の釜飯のウツワをガス火にのせて直火で炊いたオコゲありのほかほかのご飯に件の桃屋キムチの素をスプーン一杯かけて食す、というものです(苦笑)・・・学生時代の下宿暮らし、それも炊飯器ももちろんなけりゃあ、冷蔵庫だなんてとんでもない。そんな時代に(爆)重宝したもんです。おかずなどありえないわけで、いかに拡張気味の胃のスキマを満たすか、そこが肝(爆)。

この手のあんまり他人に言えないゴハンの話題は異様に盛り上がります。いろいろな方にお訊ねするのですが、まあだいたいが「卵かけごはん」やら「正統ねこまんま」などアッパーグレードの高級メニュー(爆)だ。つまりはたまごがある、ということは冷蔵庫があるということですし、正統ねこまんまが作れるということは醤油もあればカツヲ節もある、ということなわけで、なかなかにリッチな証し(爆)。とあるジョシにきいたらば、「塩コショーライス」で2週間食いつないだ、ですとか「ウースターソースがけゴハン」は飽きない、だのリンゴだけで生きている、などなど、キチョーな情報を頂戴して挑んでみたこともございましたっけ(涙目)。いまみたくバイトなんてしてないかんね。バイトしてるヒマがあるんならベンキョーしな、てなもんです。

とまあ、ひたすら過去形で語ってみたりしておりますが、ニンゲンの食生活などそんなに変わるものでわございませんて(違)。私なんていまだにキムチの素がけゴハンやってるし、ウースターソースがけごはんもカツライスの仕上げにいただきます。玉子がけごはんだなんてブームになっちゃったりしてますが、私に言わせりゃあ「なに遊んでるんだ(爆)!」と怒りたい昨今。飢えてフラフラになりながら食すのがこのてのソウルフード(用法誤り)。シュミだかなんだか知らないが、玉子やしょうゆやコメに凝ってみたところでなものは「飽食」の極みですぜ。おまいらいっぺん飢えてみろ、ってのよ(血叫)・・・あ、すみませんついアツくなってしまいますた(爆)。

というわけでその手の(どの手だ)ソウルフード系食材としては出色なのでわないか、と思えるのがこちらのラー油でございます。元来ラー油とくれば鷹の爪とよばれる一味唐辛子を刻んだものを種ごとごま油で沸かして辛味を移植したものですが、ストレートな辛さがウリ。風味はともかく、味わい、となったときにはどうかな?というのが普通ですた。が、桃屋のこいつはガーリックとビミョーな塩味を効かせてあって調味料として秀逸。ラー油はじっくり味わえないが、こいつは味わえる、とそんな味でございました。長い前フリご容赦。現在ブームで品薄店続出とのこと。ご同慶の至りですが、ソウルフード(爆)好きなそこのアナタ、オススメっす!ごはんにどっぷり安置してかきこみましょう!!