さて、シェトランドフォクス・パターンオーダー受注会・・・つまりはコンビ靴オーダー会に突入した私(○○は死ななきゃ直らない)。無茶苦茶にハデなサーティーズの紳士との邂逅も効いたのでしょうか?注文する気満々で商談開始となりますた(真鴨)。
靴を構成する各パーツの素材と色を見本帳の中から自由に選んで、靴を彩ることができる(2100円)ほかに、内張りや靴底の色も5色のなかから選べる (無料)。さらに靴底はヒドゥン・チャンネルといって、2トーンに塗り分けることも可能になっており、ヲタを喜ばせる仕組みっす(1000円)。が、これらのオプションでフルに遊んでみたところで追加料金はたったの3100円。スーツやシャツなどと違って、靴は耐久消費財(きつぱり)。10年、いや20年、モノによっては40年程度まではフツーに使えることを考えるとこれはお安い、といえるレベルでしょう。
そこでモンダイになるのがベースの靴。シェトランドフォクスのそもそものコンセプトは名だたる英国靴のフンイキをリーズナブルに、というものですが(パクリともいふ)、どっこい、日本人の足型を知り尽くしている日本製靴ならではの木型には投資の価値がある、ってもんです。で、甲高盤広(こうだかばんびろ)といわれる日本人の足型を踏まえたうえで、ここまでカッコよく仕上げてあるのがシェトランドフォクスなわけです。こんかい私が選択したのは画像のウイングチップ(ヲタ呼称=フルブローグ)・・・まあ、定番中の定番ですが、こいつをフツーにいぢると・・・
こうなります。このては複数所有(爆)してしまっておりますからして、いかなシェトランドフォクスの木型でももったいない。そこで私が考えたのは靴紐を通すパーツの2トーンをいぢって、よりクラシックに仕立て上げる、というものでございます。行きの関越自動車道で考え抜いた(あぶないって)、コンセプトなわけで、実際、過去のアーカイヴによればサーティーズよりもさらに以前、トゥエニーズのモウドですね。ハデさもさらに増す、わけでビジネスマンのみなさまにはありえねーと思われるでしょうが、私には関係ない(爆)。じつはこのホワイト部分は極太パンツの裾に隠されてしまうので、外観の印象にはそれほど響かないのです。
イメージ的にはこんな感じ・・・画像のネイビー部分は今回ライトブラウンのイタリヤのカーフで逝きましたが、ここをホンモノのリザードで、などというのが本当の粋というものでしょう。型押しでもよいから、なんとか爬虫類系の革を貼れないものか、と持ちかけてみたのですが、カンベンしてくんろ、とのご返答。このあたりがパターンオーダーの限界、というものでしょう。リーガル・トーキョーにはさらに踏み込んだ木型から逝けるフルオーダーも存在するので、こんな要望を通すのには50万円ほど握りしめて突入する必要がある、というわけですねえ(とほひめ)。
完成は5月下旬・・・MTO(Made to order)でじつは一番タノシイのはここから。待ち時間なのです!・・・ううむ、ヨイ(アフォが一人悦に入る)。ちなみにソールは全面ハデーなレッドに塗っていただきますがなにか(爆)。