嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

JM WESTON BAGATELL を育てる!!

2011-02-28 19:42:10 | 履き道楽

Dsc02469 さて、購入からははや5年。そのかん結構履き倒しておりましたJMウエストンのバガテル・エディッスイオンリミテ(爆)。

1週間に一遍は必ずビーワックス=蜜蝋から作られる極上栄養補給系靴墨、を補填しておりましたが、ここへきてようやくそれらが効いてきて独特のニブーイ艶を放つようになりますた~(祝)。

ウエストンの革が悪い、というのではないのですが、会社のポリシーなのでしょうか、落ち着いたしっとり系のツヤを希望する場合には一朝一夕に、とは逝きません。短くても3年、私のように他の靴とのローテーションで愉しむ場合には5年以上はエイジングに要する、ってなもんです。

その点、モンクなく世界一の革質を誇るジョンロブなどでは、たとえプレタラインでも入手した次の週あたりからエナメルみたいに光りまくるわけで、エイジングの愉しみ、というのには次元が違う。最初からクオリテDsc02468 ィの高さを主張しまくるわけで、育てるタノシミには欠けるがステイタスこれでもか。

世界一の革クオリティを誇って憚らないエルメスつながりかと思われるのですが、たんにカーフでも「ミュージアム」ですとか「ミスティ」ですとか、それぞれに商標登録されている(まじです)質感の革を有するのは他にはベルルッティだけ!

アチラはパティーヌと呼ばれる、顧客の要望によって着色してナンボの革ですからして、エイジング、というのとはまた違うわけで、良し悪しではないが、性格が違う。

画像はバガテル名物の甲革の「バラ」・・・バラなだけに高島屋で買いましたがなにか(爆)。

とまあ「履き道楽」ネタ果てしなく・・・バガテルはまだまだ成長しそうな予感。最初から光りまくるのもそりゃあ悪くはないが、5年経ってこうして、ってのもまた・・・


フォアグラ丼 2011

2011-02-28 19:15:06 | メニュー

Dsc02465_2 冬のおいまつえんのスペシャリテ!

自家製コンソメでことことと味を含ませた旬の大根にフランスから直輸入しておりますフレッシュフォアグラにビミョーな火入れを行ったものをフォアグラの濃厚さに敬意を表しつつも抜群の相性を誇る黒糖のソースを添えてございます。

冬になるとこれ目当てに世界中から(ほんとうですよ~)お客様がおみえになるのですが、今年はクスクスを添えてどんぶりのイメージで召し上がっていただきます。リゾット添え、なんてえのもわるくはないのですが、クスクス=挽き割り小麦・・・パスタのバリエーションとお考えください。のコンソメ風味も絶品です。コースの一品から。

ご予約は0267-62-0251 おいまつえんまでどうぞ。

フォアグラ丼は一年間を通してご要望があればお出しいたします。ご予約、お待ちしております。


おいまつえんでフォアグラ丼リリースの模様(爆)

2011-02-28 17:54:50 | B級グルメ

Dsc02465 おいまつえんの冬の定番とくれば、「フォアグラ大根」でございますが、遠路はるばる、これだけを目当てに、とおっしゃるお客様が集団発生中でございます(インフルエンザでわありませんよ)。

そこで今年はそこにフレンチの定番、クスクス(挽き割り小麦=パスタの一種です)をコンソメで戻したものを添えてどんぶり仕立てとしてあります。当ホテルのフォアグラはフランス直輸入。えもいわれぬ味わいと食感は寒いうちにぜひともどうぞ!

0267-62-0251 oldpine@seagreen.ocn.ne.jp

おいまつえんまでどうぞ!


JOHN LOBB Year Model 2010

2011-02-28 17:09:14 | 履き道楽

Jl20102 毎年10月25日・・・靴聖人セント・クリストピンの誕生日にリリースされ続けているジョンロブのイヤーモデル・・・プレタラインの中でもその年の締めくくり、といえる超絶技巧を施した限定モデルなわけで、私も毎年注目している(注目しているだけですがなにか)のですが、その2010年モデルは画像のようなダブルモンクでした。

イヤーモデルが始まったのがいつからだったかは知りませんが(ダメぢゃないか)、歴代のイヤーモデルでダブルモンクがリリースされたのはこれが多分初めてのはず。ダブルモンクの元祖本家といえるジョンロブにして、その象徴ともいえるイヤーモデルにダブルモンクを持ってくる、というのはまあ事件ですわね(きつぱり)!

000515_019 ヲタなみなさまには、なにを今更、と思われるでしょうが、実はこのモデルが最近になって某オークションに新品未使用のまま各サイズ、ズラリと出品されているぞ(垂涎)。おそらくはノーザンプトンの倉庫に出向いたヲタ崩れのバイヤーさんがたがR品(リジェクト品=返品扱いとなった難あり品)やS品(セール品)を運んだものと推測されるわけですが、べつにモノは一緒(爆)。飾っておくわけぢゃなし(爆)。

昨年10月のリリースだったものが、ほんの数ヶ月で半額以下に値下がりしているわけで、クルマなどと違い別に登録されてナンバー下げてるわけでもないのに、実勢価格はここへきてだいぶ現実的なものになってきたか、という印象・・・うう000619_002 む、チャペルのユーザーとしては誠に気になる存在なのですが、チャペルは木型8000番。ロングノーズにスクエアなトゥを組み合わせた一枚革づかいのミュージアムカーフ(すでに入手不能の革ですね)を使った逸品ならぬ、逸足(爆)。どちらかといえばシャープな印象でなんともオサレな造形なわけですが、このイヤーモデル2010はラウンド・トゥのロングノーズ7000番にミスティ・カーフと呼ばれる新型カーフ(爆)づかいのやはり一枚革仕立て・・・実物見てませんが、クラシシズム+シンプルさの追求なのか・・・ヲタといたしましては、べつに2足所有したところで困らない(基地外)。

ううむ、イヤーモデル2010の店頭小売価格246750円・・・チャペルのそれは215250円(驚愕)・・・新品定価だけ見ると異常としか思えないお値段ですが、一生モノとしてとらえると現実的に・・・思えない、って(爆)。うう、「売って、買う」か、と密かに算段しておりましたがここへきてTTの車検まぢか(爆)。どうするオレ~(相変わらずブツヨク果てしなく)!