嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

謹賀新年! ビートルを待つあいだにコーティングも進化させておく

2014-01-02 16:04:46 | 
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ビートルがやってくるまえに、というわけで、進化のほどがいちぢるしいといわれているガラスコーティングに手を出してみることにいたしますた。

画像は去年の上海で公開されたVWのコンセプト、BUGSTER。 みればポルシェの専売特許といってよい、もろに911スピードスターからもってきたネーミングとスタイルがくすぐってくださいますが、なにクレームしようにも、すでに傘下の1ブランド、モンクなんていいたくともいえない、ときている。

当然ながら4シーターベースで、カッコ悪いのを見事に誤摩化せている。ゴルフ株とは雲泥の差。いうまでもなく、ビートルが911直系スタイリングだからこその産物ですが、これね~、今後ボクスターとの2台持ちとなる私にはまさに響きますた。それ、売ってください~、みたいなね(うそ)。トコロさん、黙ってないだろうな(爆)。

さて、ガラスコーティングとはいっても、本物のガラスコーティングはプロ施行のみの展開だったのがつい2年ほど前。ガラス「系」コーティングはそれこそ、掃いて捨てるほどありましたが、あくまでも代用品。が、ここへきて施行がかんたんで素早いシロートむけプロダクツが目白押しで、そろそろ手を出してみるかな、というわけです。

長年お世話になってきたPCSにもガラスコートはあったのですが、プロ施行が主体で、メンテもおいそれとシロートがいじれない印象なので、敬遠しておりました。修正も不可能だ、というくらいに難しいものだったようで、近寄りにくい感じ。
PCS本流のポリマー系コートはくるところまできているのか、その後の進化は見られません。
しばらく使わないと、液剤がしゃびしゃびに分離してしまい、消費期限が過ぎているのか、という印象。
思い切り振っていると元に戻るのですが、分離しているのを見るとなんだか古びている(爆)。塗れば、相変わらずのカガヤキなのですが、この風合いにもそろそろ飽きてきたか、というのが正直な感想。
PCSの仕上がりは一言でいうと、さらぴか。光ってはいるがギラギラせずに上品なツヤがPCSの持ち味。
慣れると、プロ施行まではゆかなくとも、かなりなところまで迫れるのは驚くほどです。
併売されているPCSクロスを使って、塗り込むのがキモですかね。
ボトルに残った最後のPCSは、これから信じられないことに、次のオーナーの元に旅立ってゆかれるポロ彦さまに思い切り塗りたくって差し上げました。驚くばかりの仕上がりでございます(爆)。

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さて、今回は大御所シュアラスターがリリースしたというゼロシリーズ。撥水と親水、両方選べる、というガラス系のものなのですが、ポロには以前から使っていたところを、じつはこのシリーズに9月から加わった、その名も「プレミヤム」に手を出してみますた、どうです、名前からしてくすぐってくださるでしょう?

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このシリーズは洗車後の水滴が残っているところへ吹き付けて、拭き取るだけ、というシンプルさが売り。ムラになりにくいほかに、ボディに傷がつきにくい。
プレミヤムでない、フツーのゼロはツヤもまあ普通。お値段なりなのですが、こんかいのプレミヤムはさすがにかなり違う。PCSで鍛えた私にして、おおっ、こりゃあガラスだわい、となります。
なんというかキラキラしたガラス系に特有のものすごいピカピカ加減。映り込みが凄まじく、ポリマー系にはない透明感というのでしょうか、そんなガラスらしさが見られて秀逸。経過観察は今後をご期待ください。

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え?ビートルにはどちらを使うのか、って?まずは塗装の状態を見てみるといたしましょう。


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YouTube: Volkswagen E-Bugster Concept animated promo







謹賀新年! さっそくお年玉が届く

2014-01-02 15:12:20 | 履き道楽
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さあて、ことしも履き道楽ネタには事欠きませんて。なぜそんなにアレコレ欲しがるの?とよく訊かれるのですが、説明不能。ハマった人にしかわかりません、とだけお答えしておきましょう。

今年の初荷(爆)は画像のイエローボックスの一品!実に注文から1年をかけて出来上がってきたMTOものでございます。


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さよう、JOHN LOBB CHAPEL Parisian Brown Museum Calf、ご到着でございました~!!
ううむ、そういえば、たしか一年前、リザードのこのモデルを発注するべく、四苦八苦。渡英か、というくらいまで盛り上がっておりましたが、そうもゆかず。
考えてみますと、あれから急激な円安に見舞われた昨今、ジョンロブなんて個人輸入の旨味はもうほとんどない。去年のうちに決断して発注しておいて本当に良かったです。ついでに決済もね(汗)。

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ううむ、どうするかな。1年も開いてしまうと、熱も冷めてきてるし(爆)。しばらくは盆栽状態で鑑賞させていただくといたしましょう、といいたいところですが、とんでもない。

靴なんて履いてナンボ。クリームミガキは後回しにしておいて、早速、お散歩に使っておりますが、このミュージアムカーフ、ポールスミスとのコラボで使われたアレとは全く違う品質!ツヤの出方が段違いに思える。キメの細かさ、というのか密度がものすごく、さすがプレステージクラスですよ。
日本サイトによれば、チャペルはさらに値上がりがあった模様で、20万円半ばのプライスタッグ。ううむ、ものすごい。おおまかにいって、10万円は安く手に入れたことになる。ううむ、おそるべし>円安。

以前履いていたのは、ダークブラウンだったのですが、こんかいは人気色であるといわれるプラムと迷った挙げ句に決めた、パリジャンブラウン。明るめの、どちらかといえばイエロー系をふんだんに混ぜた色目ですが、ミュージアムカーフに落とし込んだ場合には非常に派手なのが特徴。ツヤぴかにしてもよいし、しっとり沈ませても極上。
丸の内の本店に出向いて2色とも検分してきたのですが、プラム、というのは非常に暗く沈んだ色合いで、バーガンディのバリエーション、という範疇。ハイライトがあたるとレッド系+ブラウンが浮き出てきてたまらない感じですが、屋内での照明下ではあまり映えない。
パリヂャンブラウンのほうは屋内でも屋外でもまだら具合が明瞭で、存在感抜群だったのが気に入ってこちらに決めた、というわけです。またしても色を見るだけで、お店をあとにした、というね(汗)。

せいぜい大切に履くといたしましょう。こんどこそゼッタイに手放さないぞ(きつぱり)。

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謹賀新年! お正月がやってきた

2014-01-02 14:50:49 | 今日の逸品
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みなさま、謹賀新年。ことしもよろしくお願いいたします。

私も相変わらず、偏った好みと偏ったスタイルで押しまくって参ります。偏りすぎて道から落ちる、これぞ道落、と(爆)。
今年のお正月は本当に穏やか。気温がだいぶ高めで、夜明け前の最低気温でも氷点下ギリギリのところで踏みとどまっておられる関係で非常にラク。大晦日、元旦も通しで通常業務の私には助かります。布団から普通に出られる、こんなに楽なことはございません。

年末には
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このような派手な内装をもつ、ラテン車に乗る紳士がいらっしゃいましたが、外見とは裏腹な猛毒をもった紳士で(爆)、同席した他の常連さん共々、毒にやられてしまい、きがつけば年が暮れておりました。


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近年のルノーは、日産臭がどことなく漂っていて、よしあし。工業製品としてはマチガイなく優れているのですが、クルマ、それもラテンのクルマとしてみたときにはどこか個性に欠ける。
というか、いまどきラテンだのヂャーマンだの個性だのいってる時点でアナクロ。乗ってよければ、それで良いのです、たぶん。

最新型のルーテシアは非常にお洒落なインテリア。特にこのコンビ内装はたまらない。ピアノブラックにレッドの樹脂張りというセンスはやはりラテンなのか?
ターボチャージで、仕立てはいかようにも、ということらしいのですが、フラットトルクはありがたい反面、ドライで盛り上がりなどとは無縁。が、まあね、盛り上がりだ、などといっている時点でこれもアナクロなのです。

いまやエコモードボタンにアイドリングストップまで装備して脱税減税対象らしいぜ!ううむ、お洒落なエコというわけですが、ラテンも進化してきましたねえ~。故障の心配なしに楽しめるフラ車。マチガイなくアリ、とみました!