さあて、ポロ彦さまとの最後のドライブを楽しみつつ、距離で25kmほどのところにある、ディーラーさんへと向かいます。
お待ちかねのザ ビートル、正式名称B子さん(爆)を引き取って参りますた。距離1600kmあまり。新車、とはいえない微妙な距離を走っておりますが、なに定価からはもろにトクイチオートでの新車整備分安い(一部意味明瞭)。
おまけにくりくり所長のお計らいで、各種装備がてんこもり(というほどでもないか)。大きかったのはなんといってもスタッドレスタイア、それもけして「あたたかいタイア(一部謎)」などではなく(爆)、聞いて驚けの、ミシュランの最新型Xアイス、純正サイズ装着だ!そいつをさらに高価な純正ホイールに組み付けたセットにETCなどなど。
アップルユーザーにはこれまた、たまらない(爆)ホワイトの樹脂内装や、カタログオプションのカラーパッケージと呼ばれる、今風の設えがこっぱずかしいぜ(赤面)。
VW名物の硬めのシートは座面がポロよりもきっちり長く、モモをしっかりホールドしてくださるのがうれしいっす。ファブリックの模様がどこか元祖ビートルにあったようなビミョーな古典柄(ガンクラブチェック)でタマランチ会長。
基本ブラック+ホワイトの内装に、TT や911を連想させてくださるウインドウグラフィックが秀逸。天井高も高すぎず、低すぎずの上にグレーではない、ブラックで締めているぜ!
低速トルクがドンとでていて、乗りやすい。踏めば、のお話。
パートスロットルで回転を上げずに速度がついてくるのを待っている乗り方だとキツいか。改善の余地アリとみますた。
ただし回転上げても美味しくはない。乾いたままなのが特徴といえばそう(爆)。高回転で美味しいエンジンをエコカーに積まれても困るからね(爆)。
回転計なんて2000rpmまでで十分。レッドゾーンは3000rpmでもよいくらい。
ニュービートルとの一番の違いは視界。
見切りなんて、ポロよりも数段上。ボンネットがほぼ見渡せるので、裏道でのすれ違いバトルもギリギリまで攻めてゆける(まだやってるのか)。
なんといってもAピラーの立ち方がTTおよび、空冷911にそっくりなのをみてニンマリ。
視界は抜群に良いが、キャビンの印象は開放感というよりも、ウエストラインが異様に高く、囲まれ感がある。元祖もたしかそうだったなあ、と懐古にも浸れる仕組みか(違)。
天井全体が傘をさしたように湾曲しているのもTT、ひいてはオリジナルビートルゆずりだが、そのカーブがフロントウインドウ上縁にまでかぶっていて、雰囲気よし!はっきり言ってスポーティ。
DSGの制御は素晴らしく、Dレンジの普通の減速でもシフトダウンが頻繁に起きていてたまげる。傾斜もきっちり見ているようで、シフトが忙しいこと忙しいこと。
予想と一番違ったのは、「カッコ良い」こと!これ、意外ですた。特にサイドビューからのウインドウグラフィック。
明らかに前下がりで、キャルルックみたいだ(懐)。
というわけで、これから少なくとも10年、お世話になる予定のB子さん。
なんというか、適当にスポーティでモダーン、かつオサレなクーペですよ。ビートルにこの形容はどうかと思いましたが、実感はそんなところ。末永く、よろしくお願いいたします。
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