嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆)GWのスキマをついて600kmのグランドツーリングにでかけてみる-2

2014-04-27 15:02:08 | 加齢なる遠足(爆)
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いぜんは富山と飛騨高山、だなんてそれこそ決死の覚悟が必要。難所が無数にあるR156をたどるしかない。

いつ崩れてもおかしくない「酷道」を延々5時間程はかかってたどり着いたところが、いまぢゃせいぜい1時間半で飛騨高山到着。
通せんぼじじい(一部意味明瞭)がいなけりゃ1時間きっちゃうか、と(爆)。

全く夢のようですが、早けりゃいいってもんでもないし、そんなことをしても楽しくはないのですが、便利には違いない。
おかげでこのようなムチャな距離をイッキにやっつける日帰りツーリングも可能になるというわけです。

飛騨高山は、予想通りの人出。「古い町並み」界隈に集中して観光客のみなさまが集まっておられるのですが、外国語しか聞こえてこない。おもに中華系とたまに英語。
どこまでいっても同じに見える、かえって不自然な飛騨高山のニギワイには、お疲れ気味のヲジサンふたりも食傷気味。ほんの20分程で街を離脱してしまい、さらに山を登ります(爆)。

ここからはほとんどもう私のホームコースみたいなものですからして、踏みます(完全意味明瞭)。
GWとはいえ、すでに16時を回っていますから、これから松本側へ、というお客さんはそうは多くないだろう、という
予測はミゴトに的中。ほぼ貸し切りのパノラミックなワインディング三昧でございますた。

平湯経由で松本入りしたのちに、いやがる地元のI君をムリヤリ呼び出して、山賊焼きの元祖を名乗るお店に案内していただいたのですが、まあその普通さ、というか上品なお味にたまげました。が、このさりげなさがおそらくロングセラーの理由というものでしょうか?
山賊、というよりも家庭科の先生という感じ(一部意味不明)。

巨大な骨つきのもも肉が下味ビミョーな竜田揚げふうに仕立ててあるだけの代物ですが、もう少し味にインパクトがないとなあ、と思うのは私だけか?終盤には飽きがきてしまい、タレないの?といいそうになるのをこらえるのに苦労いたしました。

このところなぜか頻繁にお会いするI君と別れて、さらにホームコースを攻めます。道の荒れたワインディングなわけですが、ゼッタイに路面からタイアが離れない(きつぱり)おかげで、無敵。低回転から非常にキモチのよいトルクが湧き出ている関係で、できるだけ高めのギヤでの旋回を試みてみましたが、なんだか運転がうまくなったみたい(錯覚に過ぎません)。突っ込みを工夫して、4速で進入、アクセルべた踏みでもクルマがついてくるのにはたまげました。

すでに20時をだいぶ回っておりましたので、山のこちら側もほぼ貸し切り。
塩嶺峠や和田トンネル前後の高低差のあるワインディングには、ほぼすべてに登坂車線がついている関係で、ほんとうにキモチがよい!!3と4で床まで踏みましたが、タイアがキュリともいいません!ボクスター2.7の美点のひとつは、このアクセル開度。
3.2よりも明らかにアクセルをあける割合が高く、グイグイ持ってゆく、というのではなく、パワーを瞬間的にですが使い切れる感覚があるのがウレシイわけです。ガンバレ~!みたいな遅さではないのですが、どこかサワヤカなんですよ。

道の荒れた笠取峠での旋回の安定感に驚きながら塩尻から1時間弱で自宅に到着してしまったのにはたまげるばかり。

気がつけば楽しかった600kmはあっという間におしまい。ううむ、koshinyaさんは完全にグロッキーですたが、私はムダに元気なままだ。もう一周してこい、といわれればハイ~、てなもんです(うそです)。

それにしてもトクイチオートの整備は凄い。こうして一挙にまとまった距離を走り込むと強く感じます。
この上は、ボクスターにも、先日B子さんに投入された、新世代のイオンブリッジを施さずばなるまいて(ばか)。


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加齢なる遠足(爆)GWのスキマをついて600kmのグランドツーリングにでかけてみる

2014-04-27 09:37:36 | 加齢なる遠足(爆)
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ガーン!ポルシェ博士の遺産シリーズ(完全意味明瞭)。こうして3台も並べてみると、けしてライトの形状だけではなしに、どこか共通するものを感じてしまうのは私だけでしょうか(だけだって)。

考えてみましたら、今年に入ってからお出かけ、と呼べるようなことをしていないのに気がついてガクゼン!!
こんなことでは煮詰まってしまうわい、というのでちょうど遊びにきたkoshinyaさんを乗っけて、日本海岸から飛騨高山を回り、松本経由で戻る、という日帰りグランドツーリングに出かけてしまいますた。

世間一般にはGW、ということらしいのですが、私には無関係。仕事の切れ目がソクお休みということなので、1日あいた、となれば、迷わずに決行いたします。
今日はGWの初日、というわけでそれなりの混雑か、と思いきや、クルマが多少多いか、程度で推移。さすがにまばらな日本海エリアですぜ(爆)。

日本海岸へは、上信越道というのができている関係で、ほんの1時間程で到達。妙高高原界隈の名物、食堂ミサの味噌ラーメンをすするか、というので寄ったのですが、ここは定番ではつまらない、というのでカレーラーメンを注文。
ミゴトに外して、残念(爆)。給食のカレー汁みたいなのに、麺が浮かんでいる家庭科の調理実習レベル。

気を取り直して、北陸界隈では非常に珍しいjohn lobbの正規代理店だというなとりやさんにお邪魔いたしますた。
バイリクエスト用のカラーサンプルが目的だったのですが、1セットしかないそれは、次のバイリクエスト会場へと旅立ってしまったあとである、とのこと。

くく、残念。けれど、こんなことではバイリクエスト祭り期間中以外の注文がしたくともできないぢゃないか、コラー、どうすんだ!と怒り狂おうかとも思ったのですが、そもそも国内定価でバイリクエストものなど買う気は毛頭ございません(買えないといいなさいよ)ので、おとなしく引き下がりますた。

ざんねん。ミュージアムカーフで見ておきたい色があったのですが、なに調べてみれば、国内のバイリクエスト祭りは6月の上旬まで全国各地で随時開催中。どこかでどうにかなるでしょう。



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空いた北陸道をながして、いよいよ富山の先から左折して山(爆)に向かう東海北陸道に侵入。

ここではマターリと安全運転をなさるクルマに阻まれてしまい、周辺の景色を楽しむしかないのですが、これがまたよく掘ったなあ、というしかない長大トンネルの連続ばかりと来ている。

アクセルワークなど、とんと意に介さないドライバーさんの運転するクルマはスピードが不安定。
登り坂で60kmh代にまで落ちたかと思えば、じんわり加速、ふらふらしながらまた減速、という後ろから眺めていると、誠にスリリングなドライビングを楽しませていただきました。
でもね~10kmにも及ぶ対面通行の長大トンネル内でこれやられたら、拷問に等しい。
せめて一定速度を保ってほしい、と願うのは私だけでしょうか。
案の定、このあたりで、インドでのお仕事に疲れ果てたまま休暇に突入してしまったkoshinyaさんが燃料切れだ(爆)。

ところで、ボクスター凄い。疲れない!!さすがに屋根を明けたままで、トンネルの連続する区間を超高速でやり過ごすのは耳に来ますが、その程度。持ち前の良く動くサスペンション系が秀逸。
エアソリューションの絶大な効果を身をもって味わった一日でございました。
これがなかったら、いやたとえあってもこのルートでは1泊くらいするのが普通ですがね(爆)

以下次号