嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ドライビングは修行の連続だった(爆)

2016-09-01 18:44:09 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

画像は、いつまでたっても買えない997カレラS(爆)。

そんなに欲しけりゃ、うじうじいってないで、買えばいいのに、とお考えになるでしょうが、911はじつにセレブの持ち物(そりゃそうだ)。それでもここへきて、あれやこれやとモンダイがあってキケンだといわれる前期型だと500強。安全な完成形であるといわれる後期型でも600程度から狙えるようにはなりました。

昨今では、フツーのクルマ好きが簡単に手を出したりしていますけれど、買ったはいいが、どう乗られているのかは未知数です。

カネの問題もそうなのですが、僕が躊躇してしまうのは、ニッポンのこの路上環境っす。

重い車重と、燃費データにしかプライオリティのないエコカーに、徐行K虎。お菓子の空き缶みたいな車間詰めヤンママKワゴン。

さらにわ、せんべいの空き缶(見なくなりましたね)みたいなペコペコの箱にオプションでつけた茶の間装備(一部意味不明)、「あたたかい」東南アジア製超ロープロファイルタイアに大径社外アルミで武装した(w 追い越し車線占有「マイルドヤンキー」ミニバンがあふれるこの路上。

そういうところへ、趣味のクルマと自分のドライビングスタイルなどを大イバリで持ち込んでみたところで、じつは傍目にイタイだけです。

それぞれが勝手に振舞いたいのをガマンしつつ、マナーを守って流さなければならないのが路上、という「社会」なのです(今日はいったいどうしちゃったの)。

現実には、それぞれことなった思惑をいだいておられるみなさまにまじって低速走行を余儀なくされるだけで、アクセルも開けられずに流すしかない。ボクスターだってパフォーマンスの5分の1も使えてないのではないでしょうか?

そりゃあ、時間帯とルートを工夫すれば、それなりのペースを作ることはできるでしょうけれど、やはり限られる。ほとんど瞬間芸でしかない。

パフォーマンスの解放=ドライビングプレヂャーなのだ、というふうに考えていたのでは、到底、成り立ちやしません。

トクイチオートの整備、というのは実にこのあたりにスポットが当てられており、速度に関係なくプレジャーを提供してくるのがミソ。

こういった不満も、じつは路上のクルマはすべて、一緒なのだ。エンジンにタイアが4つ。そこへボディがかぶさって、というイメージでとらえることさえできれば、パフォーマンスの違いこそあれ、違う地平が見えて参ります。

良し悪しではなく、これは事実なので、路上のこんなことを不満タラタラで、言ってみてもアレなのですが、現実には「なにに乗るか」というのも当然大事なのですが、「どう乗るか」のほうが大きい。

このあたりは、何台と乗り換える中で、トクイチオートの整備を施していただくうちに気がついたことです。

毎回意識はするんだけど、整理するのに時間がかかってる、というね。ようはアタマ悪いんす(汗)>自分。

低速に対応しうる、というか低速で流しても楽しめるクルマ、と、そういうのを選ぶべきである、というのがここ数年、ボクスターやポロ、B子さんなどを所有していて、徐々に気がついたことです。

同じ加速を得るのに、「アクセルがより開いていると楽しい」、というのはおそらく本当。その度合いというか、バランスがボクスターやB子さんではたまたま「いい具合に」で備わっていたわけ。

傑作と言われるのには、こういう理由があったわけで、このあたりクルマのコンセプトに大きく作用してくる要素だ、と見た。

路上の速度は、じつは一様で、ボクスターでも911でもまったく変わらない。おまけに、シートから見えるフェンダーの眺めも一緒(!)、ときているので僕としてはつねに997を意識するのですが、997では、エンジンが3.6リットルより、ですから自ずとアクセルに対する姿勢が変わる。

ボクスターでは、つねに「開ける」方向なのに対して、997では「ガマンする」方向なのです。ここが肝。

B子さんだと、アクセルオンでも、ゴルフGTIだと半分も踏めない、というのが現実なわけ。

フツーですとボクスター→911という階段を上がる、というのが世間一般の「道」ということになっておりますから、アクセル開度とドライビングプレジャーの関係には気がつきにくいわけです。階段登るとわかりづらくて、降りると理解できる。

911に乗り換えた時点で、、こりゃはやいわ!、すごいわ、さすが高いだけあるわ、となるのはドライバーの常。

ところが果たしてそいつが楽しいドライビングなのか、というあたりが気がつきにくい要素なわけ。かならずしもパワー=プレジャーではない、というあたりが深い。

楽しいクルマってなに?とぼんやり考えるのですが、現実に走らせて楽しめる、ということを考えると、「ある」落としどころがみえてくるような、こないような、まことに難しくも楽しいテーマですけれど、アクセル開度と気持ちよさの観点からはとりあえずボクスターってものすごいバリューなのでわないか。とそんなお話。

屋根あき、というのもものすごく効いているはずなのですが、このあたりはまた後日。

 

 

 

 

 


履き道楽2016 期限切れ間近! By Request at Jermyn Street

2016-09-01 09:09:51 | 履き道楽

画像は、新潟県六日町界隈の、クヌギ林。美人林と呼ばれるほどに、佇まいの美しい林。まったく心洗われる色合いと風情ですが、こんなのを眺めに2週間ほどお休みを頂戴したい昨今。

がそうもいっていられず(ためいき)。

先日来、個人的に盛り上がっておりました、ジョンロブロンドンのバイリクエストですよっ!

本命あつかいで狙いを定めていたCHIGWELLというクラシックラインが、いざ注文を出してから廃盤になってしまったのを知らされて大慌て。ショックを受けておりましたが、バイリクエスト祭りの期間はほんの数日です。

落ち込んでいるヒマなどございません。

あらたなるモデル選定にはしる、というわけで楽しいひとときなんですが、ムリして買う必要もないか、とささやく「賢者」もでてきて(爆)、イキオイのようなものが失せてしまいます。

このような嗜好品の買いものでは、じつにこのあたりがコアなところですから、こういうちょっとした行き違いが侮れないものです。

さらに問題が一つ。

今回から必須になった支払い方法でひっかかりますた。

つい4月まではクレジットカード決済が可能で、それもメールを介したセキュリティに乏しいものだったのはさすがにマズイというわけなのか、昔懐かしい銀行送金の必要が出てまいりました。

そもそもが、店頭で、相談の上作り上げてゆくプロダクツ、というのがキホン。ましてやクツ一足にしては高額ですから、通販には積極的でないブランドカラーである、ということもあり、fintec方面のモダナイズはゼロ(爆)。

PayPalくらいは備えて欲しいところなんですけどね〜。

あわてて送金会社の候補を調べ上げてみたのですが、どうやら審査と認証にそれなりの時間がかかるらしい(3〜5営業日)。

ジョンロブの店自体は日曜休ですし、担当者もヒジョーに優雅な勤務体制のようで(爆)、2日に1度程度しか店に出ていない模様。時差だってあるし、店はそもそも午後6時にはしまっちゃう(優雅〜)。

まじに時間切れの可能性が出てまいりました。

と、前記事でこのブログに書きましたところが、シンガポール在住のジョンロブロンドンの顧客さまがその記事を読んで(なんと!)、自分もこれから注文を入れるところだが、よければ一緒に支払っておきましょうか、というありがたすぎるお申し出を頂戴したのでした!

ううむ、これってWHITE KNIGHTの出現(狂喜しつつ以下次号)?