イキナリの結論、申し訳ございませんw。そうなんですよ、原点回帰を果たしてしまいますた。リファレンスナンバー16710ことモデル名GMTマスター2は、新宿にある並行輸入店でこれでもかの高額下取りとなりまして、モデル名デイトジャスト36へと化けました。
あまりの高額査定がついたおかげでハンパないお釣りまでいただいてしまい、全く恐縮ですが16710は購入価格の7倍にもなる金額での査定。
耳を疑うレベルのお値段がついたのは、付属品がすべてそろっていたのと、あとはオプションで交換可能だったパーツがすべてセットになっていたことや、ブレスレットの形状がシングルクラスプと呼ぶ、たまたまニンキのある形状だったのが奏功しております。
ここまで高いお値段つけていただくと、ロレ投資だといって騒ぐ人たちの気持ちも理解できる気がw。
現実には16710のような廃盤モデルはこのまま手元に残しておけば査定額はどんどん上がります。とくにGMTシリーズには毎年テコ入れが図られており、その都度話題をかっさらう仕組み。
新型は到底、入手不能。まさに先代にあたる16710の中古相場がどんどん上がってゆく仕組みですw。
私はコレクターではありませんから(そうか)、ここでは生活の道具のはなしをしております。機能がここまで落ちた時点でお役御免。それでも丁重に30年のお礼を言って、お別れしました。
このうえはどこかの愛好家さんの手元にでも(更なる高額でw)流れつくことを願いたいものでございます。
ところでデイトジャストが手元にやってくるのはこれで2度目(汗)。2017年の夏前に買ったデイトジャスト2が一本目です。わずか3年で売り払っちゃったのですが、そいつの再来、というかケース径が41→36mmに小さくなっただけ。
時計のサイズは簡単には語り尽くせませんがw、同一サイズでも重さや造り、厚みなどなどによって大きく感じたり、小さく感じたり。まことにビミョーなのはみなさまご理解いただけることでしょう。
デイトジャストのようなシンプルな文字盤では、ほんの数ミリの違いが効きまくりで、私の腕には若干デカめのデイトジャスト2に違和感を感じつつ、それでも今でいうラグスポ(ラグジュアリースポーツという造語です)感満点のスポーティネスにやられて数年間お付き合い願った、というわけです。
売却から5年もたったいまごろになってサイズ違いをようやく買い直しているあたり、私のコーカイの程がわかるでしょう(爆)?デイトジャスト2の印象もそれはそれはキョーレツなものでした。ようやくリカバーできたここまで、長かった〜(アホやわ)。
ところで36mmのデイトジャストは実際には1945年から現在にいたるまで一貫して生産されております(爆)。ぢゃなんで2017当時に買わなかったの、となりますが、当時の私には王道のデイトジャストはただのビジネス時計に映ってしまったのです。
同時に売られていたデイトジャスト2のスポーティな仕立てはやはりアピールが強かった。
当時は、(今もシツコク続いてますけど)デカアツ時計が流行りで、41mmケースの抵抗が少なかったのも効いているかw。
2の太くて大きめなインデックスや、5連ジュビリーの印象が強いデイトジャストなのに3連のオイスターブレスのみで売られていたのも印象的で力強く映りました。
ゴージャスな印象の中にスポーティな意匠が落とし込まれていて、今でいうラグスポど真ん中w。ケースサイズ以外は理想的なモデルがデイトジャスト2です。
今回買い直したデイトジャスト36は2019年のリリースでして、デイトジャスト2を使っている真っ只中に発表されたモデルです。
もちろん発表と同時に、ショーゲキを受けた私はトーゼン目をつけていたのですが、まあ入手はムリムリ。当時の新品定価は80ちょぼなくせにプレ値で120でした。
直後にコロナが蔓延して、スイス工場での生産もストップ、もちろん流通もほぼ止まったまま現在に至るわけですが、その間の度重なる値上げのせいで今や正規店定価ですら120越え、プレ値ときたら140オーバーの超高額レンジ入りしております(苦笑)。
が、この世界、お値段だけでは語れません。GMT2の査定額もそうですが、このロレ道はまだまだ奥が深い。私のアホはこのまま治りそうにありませんけど、別に良いと考えております(懲りてねーし)。
というわけで、まことにつまらない結論ご容赦(爆)。
サブマリーナ+エクスプローラー1ときて、+デイトジャスト36。無敵の(あほの)ラインナップが完成した、というお話ですたw。
え、なぜそんなにロレックスばかり使いたがるのか、って?
夜の梅を食べたら、おもかげだって食べてみたくなるでしょう?
で、これだけおいしくて奥が深いんだったら、話題の新作、はちみつやラムレーズン(パリ店限定品)も食ってみたくなる、そういうことですよ(わがんねーし)。嗜好品の世界だってばさw。