このまま戻るのもつまらない、と仰るお客様もいらしたので、私もそれでは、というわけで温泉行脚に繰り出すことにいたしました。九州旅行ですさまじい温泉群に圧倒されて以降、信州の温泉を忘れかけておりましたが(だめぢゃないか)、考えてみれば私も知った気になってるだけで、実際につかった温泉の数なんて知れている。まだまだ経験不足でございます。
今日は小学校時代に祖父母に連れられてイヤイヤ行った(爆)、霊泉寺温泉を目指します。松本へ続くR254沿いから少しそれた山あいの温泉地ですが、少し先に鹿教湯(かけゆ)温泉がある関係で、知る人ぞ知る、なあつかい。共同浴場もなんとか維持しているか、という感じなのですが、その鄙び加減が最高!クルマを降りると山の気にイッキにつつまれるあたりは、地元民の私ですら新鮮な気分になります。
途中、かねてより試したいと思っていた最新のゴルフ6に乗せていただいたのですが、DSGの熟成具合がすごい。オートマチックモードの洗練ぶりに舌を巻くほかに、発進時のマナーもよくなっているし、全体の「静けさ(静かさよりも静けさと表現できるレベルですた!)」にはたまげるばかり。本当にゴルフなのか、というくらいな全体のクヲリティを見ておりますと、ゴルフも来るところまできたか、との感を強く持ちます。
このメカニズムのパイオニヤモデルだった、2004アウディTT3・2の元オーナーといたしましては、非常に感慨深いわけですが、なかでもオートマチックモードのS(スポーツモード)の洗練ぶりが顕著です。初期のDSGではアクセル半開で1で4000rpm、2ではレッドまで、3では5100rpm近辺で次のギヤへのシフトアップを誘発することができましたが、いかんせんTT3・2のような低回転から高トルクが湧き出すタイプのエンジンでは速度が上がりすぎてしまい、ワインディングではそれこそ3に入りますとキケンな速度域まで達してしまうのが現実。もちろん3→2のシフトダウンが「バフォン!」といって決まるのはカイカン以外のなにものでもない(なかった)わけですが、そこいくと、ゴル6のこれはそっけないです(爆)。だまっているとヘーキで4まで入ってしまい、そこからは状況次第で2速まで使っての加減速をきっちり行ってくれるマナーで、じつはイパーン道での40~60km程度の流れで非常に使えるモウドとなっていたのが印象的。
トクイチオートでもこの世代のDSG搭載モデルに関しては一般道ではSモウド推奨だ、というから納得です。北海道のU教授の解釈ではそれは充電系のチャージが実は主目的であろう、とのこと・・・ううむ、さらに納得。
このイヴェントが終わりますと、いよいよ秋も終盤。里にも紅葉が間もなく降りてきて、いよいよ冬に向かいます。おいまつえんには今度はビジネス軍団が襲来。観光組とあわせて、またまた忙しくなるぞ~!!
里の紅葉をご覧になりたいお客様、11月の上旬まではオッケイでございますよ~!!
0267-62-0251
オイラも、好きな温泉ですよ。
この近辺なら、青木村の沓掛温泉小倉乃湯が一番好みですね。