ひきつづき衣替えネタご容赦・・・なんですかプレッピー・スタイルが復活の兆し、なのだそうで。むべなるかな。たしかにこれまでのカジュアルは「きたなすぎ」!買ったはいいが一度も洗濯してないようにしか見えないジーンズにプンプン匂ってきそうなシャツ引っ掛けてカッコよく見える人なんてそうそういない。おまえキムタクかよ、と(爆死)。穴の開いたジーンズをばっちゃんが丁寧にアップリケでふさぐ、というギャグもすでに使い古された感があるですが(実話なのか)、いざフツーに見えるシュフさんが穴が開いたジーンズはいてるのを眺めますとこれまたみすぼらしいなんてもんぢゃない(爆)。さらにジャージに穴が開いたのはどうなんだ、ゴルァ~と突っ込んでみたい昨今。ニンゲン見た目で判断してはいけない、などといわれますが、どっこい、会話を交わさない限り、なことは知りようがない。服はニンゲンを語っています。といって悪ければ、服には人格が表出しているのです。なめてはいけません(きつぱり)!
落ちるところまで落ちてようやくクローズアップされてきたのが「きれいめなカジュアル」ですね。=「キレカジ」とザッシを賑わす見出しを読んで、何でも略しゃあいいってもんぢゃねえよ!ゴルァ~!!と声を張り上げそうになったそこのアナタ、リッパにおじさんです(爆)。
カチッとした清潔感あふれるアイビー・スタイルに対して、ちょいと崩したりラフな感じを盛り込んだりしてカッコよく見せよう、というのはオサレさんならば誰でも考えつくことでしょう。それがプレッピー。当時はアメリカ本国でオフィシャルプレッピーハンドブックなるものまで刊行され、ベストセラーにもなりました。私これ、いまだに所有しておりますがなにか(爆)。いま読み返してみますと、単なるギャグ本ととらえることもできますし、リッパな服飾参考書としても読める。俳優の石田純一はけして靴下を履かずにローファーをつっかけるので有名ですが(爆)、出典はたぶんこの本だと思われます(きつぱり)。とにかく一世を風靡したスタイルでした>プレッピー。いまの汚ーいカジュアルと違って、どんなに崩しても清潔感だけはしっかり残してあったのが今となっては非常に新鮮です。
そんななか原宿にあったその名も「プレッピー」という名前のセレクトショップがギンザ3丁目に出店。ギンザという土地柄プレッピーよりも上級グレードの品揃えと集客を目指したコンセプトで81年にオープンしたお店が「エルダークラブ」でした(懐)。これでもかと狭いお店でしたが、上品な雰囲気はいま存続していてもきっと新鮮だったでしょうねえ(とほひめ)。
さて、そこの夏向けのジャケットを羽織ってみてびっくり!・・・なにこれ?もろにいまの雰囲気ですよ(狂喜)。全体にタイトフィットなうえに細めのラペル、高いゴージライン、キモチのよいくらいに締め上げられたウエスト、スイングドアみたいな(爆)深めのサイドベント・・・ううむ、タマランチ会長。素材はリネン+シルク+ウールの混紡にパステル調が美しいマルチストライプ。
昨日のアランフラッサーには脱力しましたが、こちらはいまだに現役なのがわかって嬉しい限りです。やはりトラッドはこうでなくちゃね・・・ううむ、どこへ着ていくかなあ(ウキウキ)。それもこれもYA体型が維持できているおかげっす。はぁ、やっぞ~(まちゃまちゃ調)!!
ううむ、やはり服は大切に保管しておくべきですねえ。流行は繰り返すってなあ、おい!・・・ところでバブルの頃のあのスーツスタイルは復活するのかにゃ?アルマーニだのベルサーチだのお懐かしい限りでございます(とほひめ)