嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

サルト銀座にて

2013-06-20 08:45:57 | 今日の逸品
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ドカーン! 先日、上京の折に銀座にも寄って、サルト銀座にお直しを依頼していたブツを引き取って参りますた。

90年代半ばのポールスチュアートのアンコンストラクティッド(テイラー仕立てではない比較的簡易な造りであるという意味です)のツイードJK。買った時点でS、M、Lの展開だったこともあって、キホンゆるい。が、寒冷地長野で使うことを考えますと、下に厚手のセーターを着た上に羽織れる、というのはちょうど良いわけです。

が、セーターを薄手のものにしたり、シャツ一枚の上に羽織るとウエスト周りが特に緩いというのが気になっておりましたので、サルトにご相談したわけです。

結果、ご覧の通り。ウエスト部分にレザーベルトを渡して、調節可能となっている!の図でございます。さよう、下に着るものによってウエスト幅をプラマイ15cmの幅でもって調整ができるのです。ラルフローレンのお店のディスプレイなどを背中側に回ってみてご覧なさい、ウエスト部分はこれでもか、というくらいに仕付け糸でもって引っ張ってある。現実には絶対にでないウエストのラインが強調されてショーウインドウ越しには非常に格好よく映るトリックですが、あれにインスパイヤされたものでございます。

通常ですとウエスト部分をここまでいじると全体のシルエットが狂いバランスがおかしくなってしまうところを補正するのにあそこもここも、という始末となってもう一着買えば、という予算が必要になるのですが、これだと材料費+工賃のみで見違えるように格好ヨイ。

ベルトはこのように穴などない、金具のみで調整するタイプを使ってくれ、という指示を出したはずなのですが、まあよい(爆)。ベルトに使われている皮の色はポールスチュアートのハウスカラー(包装紙とショッピングバッグがこの色です)となっているダークブラウンを探して使う、という注文通りのものとなりますた。さらに

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襟裏に同素材の皮を張って、気取る、の図!!

ううむ、早く寒くならねえかな、と(爆)そんな仕上がりでございますた。ここまでやって15000円。まあね、7万円ほどのjkに15000円もかけてどうなのか、というご意見もおありでしょうが、この先また30年ほどはご厄介になれることを考えますと非常にリーズナブルに思える昨今。





泣き面に蜂? ホテル旅館組合総会!

2013-06-17 19:46:20 | 日記・エッセイ・コラム
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ぎゃはは~、植木屋さん、瓦屋さん、ときて今日はホテル旅館組合の総会、とキタ!ううむ、どれかひとつにしてほしい、というのが素朴な感想なのですが、世の中そんなに甘くない(意味違)。枝木拾いを直前までやって、アリやら落ち葉やらを背中にしょったままかゆいかゆいいいながらもポールスチュアートのスーツにラルフローレンパープルレーベルで武装して(こけおどしともいいます)臨戦態勢。

が、終わってみればなんてえことはなかった。例年の総会では、やはり質疑応答は容易に突っ込める会計方面に集中するのが一般的な傾向なのですが、ことしは折から市が計画中だ、という温泉施設にフォーカスが集中して、会計報告どころでわない。

いつものごとく、質問を食らわないように、懇切丁寧に解説を加えながら会計報告を行っておりましたらば、議長から早く終わらせよ、との催促を頂戴する始末(驚喜)!

こいつぁ~逝ける、というわけであっけなくシャンシャンときて、承認されてしまいますた。質問ゼロ(爆)。

というわけで、気になっていた総会も無事に切り抜けますたが、出席者のほぼ全員がギョーザ靴だったなか、ご来賓の観光協会長はスエードのローファー、それもなんと素足履きときた!!ううむ、ヤル~!!!と感動したのですが、ガラがよろしくないので、折からのクールビズスタイルとあいまって、新橋の酔っぱらいみたいだったのがイタいか。って、うちのお客様ですからぁ~(爆)。

画像はジョンロブ2010。どうです、だいぶ自分のものになってきた感じが出ているでしょう?
履きジワの周辺に割れたワックスがしみ出して、ブルーに見えるあたりが独特。全体にネイビーが効いてきて、オンリーワンに近づきつつある昨今。
というわけで、今年前半の難関はほぼすべて突破。税務署がよいもなかったしね~(爆)。





梅雨真っ只中に瓦の吹き替え工事に着手してしまう

2013-06-17 11:53:09 | うんちく・小ネタ
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さあて、新しい一週間がまた始まりますた。世間ではボーナス支給に浮かれる昨今でしょうが、こちとらそんなものとは金輪際無縁(号泣)。いったいなんのこと?てなものでございます。

植木屋さんの作業はことのほか順調。だいぶ腕が上がっているようで(当代とって3代目でございます)、先代が川向こうの大屋敷で手間取っている間に、ほぼ50%がところが終了。800坪のお庭には、このあとまだまだ大物も控えているので予断を許しませんが、たぶんあと1週間ほどで終了することでしょう。

そんななか、梅雨前から検討中だった離れの客室棟の瓦吹き替え工事に着手!業界は消費税あげ前の駆け込み需要が殺到しており、注文だけはしたものの、工事はいつになるやら、というお話でしたのでのんびり構えていたのですが、急遽、本日から4日程度の工期で、ということになりました。

梅雨真っ只中にかい、と不安になるのですが、なに面積は40平米。瓦だけは他で外構部分に使うので、丁寧におろしていただき、時間を食いましたが、ルーフィング、という防水施行までたどり着いてしまえばこっちのもの、ということらしい。費用は1ロレックスヨットマスターロレジウム、ただし正規小売店頭価格ときた!

いや~、よかった!って冷静に考えてみますと、植木屋さんと瓦屋さんへのお支払いで、上半期分利益すべてすっ飛ぶぢゃん(爆涙)!!

画像は、瓦を取り払った状態の離れ。アルプスという呼び名がついておりますが、人気のお部屋でございます。ご予約は

0267-62-0251 おいまつえん までどうぞ~。

oldpine@seagreen.ocn.ne.jp







加齢なる遠足 北温泉-3

2013-06-13 18:16:58 | 加齢なる遠足(爆)
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画像はお部屋からの眺め。ちょうど正面に駐車場からのアクセス道路が写っておりますが、ものすごい急坂。当然クルマなどは入れませんから、Pからはほぼ7分程度のお散歩を楽しむ仕掛け。食材などの運搬にはゴルフ場で見かける耕耘機のエンジン搭載のマシンが活躍していたみたい。
画像の道路のちょうど真ん中あたりに左側に分岐してゆく登山道があり、茶臼岳7kと書かれてありました。どうりで、Pには登山装備のお客様多数。そんなところへボクスターででむいて、エスパドリーユなんか履いて降りてきたものですから、「あんた、なにしにきたんぢゃ~」的な視線は当然だったか(汗)。

それにしてもヨイ!なんといっても江戸時代の湯治客と同じ思いを味わうことができる、まあね、同じはずはないのですが、それでも瞬間的には諸先輩方が味わったであろう泉質やお部屋の天井などを眺めることができるわけで、そういう太古に思いを馳せるのもまたよし、となります。毎日は困るけどね(汗)。

駐車場に戻れば最新兵器のボクスターが待っているし、エンジンかければ2時間ちょぼで家に帰り着いてしまうわけですが、そこはそれ。つかの間の旅情を味わうのには非常に贅沢な設えでございますた。

泉質は独特の苔とも見える湯の花を伴う単純泉ですが、じつは異様に暖まるもので秀逸。奥塩原の白樺のように、衣類に付着したまま硫黄臭が居座り続ける、ということもないものですた。

訪れればかならずリピーターになるのではないか、とも思えるマターリした空気感がさらによし、というわけで今後リピーターになりそうな予感強し。冬場はさすがに勘弁ですが、紅葉が終わった直後の閑散期などに出向いてみようかな、といまから画策中。

と、長々と続きました加齢なる遠足 赤坂ー那須編はこれにて終了でございます。いや~えがった~!

次回の加齢なる遠足はいよいよ渡英か、とのキボン的観測。株が乱高下して、円が高めに振れた際に決済してしまうのも手だな(一部意味不明)。







加齢なる遠足 北温泉-2

2013-06-13 14:36:12 | 加齢なる遠足(爆)
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こちらの特徴はなんといっても江戸時代から宿としてつかわれ続けている宿泊棟がきっちり現役なことでしょう。源泉ももちろん同様ですが、これはものすごいことです。

リニューアルとくれば数えきれないほどに重ねてきているはずですが、その痕跡をたどってみるのもまた楽しからずや。今回は江戸の間と呼ばれる、安政年間から(爆)使い続けられているお部屋を選んだのですが、十分。気密もアルミサッシ装備で言うことなしでございますた(爆)。

こちらの標高はかなりなものだと思われるのですが、湯小屋周辺の造りは九州なみにまばら、というか簡易な造りです。冬なんかどうするんだろう、というくらいに簡単なものなのですが、なに源泉のこの温度があれば、ということなのでしょう、多分。

夕食も朝食もほんとうに過不足なし。御馳走なんか期待していく客は、まずいませんからこれで十分以上。

3つの湯巡りがいつでもできる、というだけでまさに温泉天国でございます。館内にはお釈迦様や温泉神社などがそこかしこに祭られており、霊験あらたか(爆)。玄関は逝ったところには源泉がそれこそ滝落しとなってお客様をお迎えする仕組み。

照明はキホン蛍光灯と裸電球なのですが、そこはかとなくLEDも導入されていて、光が拡散しない分、暗さに拍車をかけています。ラウンジというよりは茶の間、と呼びたいスペースがありまして、そこには猫とさいとうたかをのゴルゴシリーズや鬼平犯化帳などなどが備わっていてまさにツボ。

このまま寝てしまうのはあまりにももったいない、というわけで深夜まで各湯船との往復を繰り返してはコミック三昧!

「エビス+コミック+露天風呂ときどき猫」の悦楽サイクルを3度ほど繰り返すうちには館内も静まり返って参ります(爆)。

ううむ、たしか今朝までは赤坂のニューオータニで極上ニクを含む世界最高レベルの美食三昧をぶちかましていたはず、と早くも朧げとなりはじめたキヲクを確かめつつ眠りにつくのでございますた(爆)。
うう~、この落差、ぢゃないな、コントラストとでもいいましょうか。このあたりがクルマを使った旅の醍醐味ですね!

いやーまっことよかばい。ちなみに飲酒後の入浴は多大なリスクを伴います(爆)。良いこのみなさまは決してまねをしないでね(爆)。

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加齢なる遠足 北温泉-1

2013-06-13 14:07:37 | 加齢なる遠足(爆)
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那須岳の中腹あたり、なのかな(爆)?沢を下りきったあたりに位置する谷間の秘湯。
僕はまず名前にひかれてググってみたのですが、訪問された先輩方のブログなどを拝見いたしますと、どうやらあのヒット映画「テルマエロマエ」のロケが行われたお宿、ということでブレークが始まっている模様。

混んでいたらやだなあ、と考えていたのですが杞憂に終わりますた。なんといっても梅雨真っ只中の平日ですからね。那須方面に点在する温泉に多い、混浴スタイルの浴槽はプール温泉と天狗の湯と呼ばれるシンボリックなやつの二つですたが、いずれも他のお客様には遭わず、ひたすら貸し切りでございました。

館内には毎月湯治で訪れている、という後期高齢者のみなさまの大声がそこかしこから轟いておりまして(爆)圧巻。キホン耳が遠いので、大声とならざるを得ないという事情なのでしょう、たぶん。
早朝から深夜まで何を話されているのか、話し声が途絶えることがなかったのが凄い(爆)。つうかものすごい体力。温泉談義をはじめたら、もう止まらない、という感じでしたので、ひたすら避けていたのですが(爆)やはり捕まってしまい、延々お話をさせていただきましたが、非常に楽しかったです。

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画像はプール温泉。映画にも登場していましたが、前回の訪問では適温で、今回は若干ぬるめ。が、なにすぐとなりに常に適温の石造りの浴槽が控えているし、滑り台からドバドバと注がれる(爆)源泉は60度を超えていて非常に贅沢。源泉掛け流し、だなんて上品なものではなく、まさに源泉滑り台落とし、と(爆)!以下次号。







加齢なる遠足 那須湯本 鹿の湯

2013-06-13 10:41:36 | 加齢なる遠足(爆)
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那須に到着しても、不思議とお天気はもっており、どんよりとしてはいるのですが明るめの薄曇り、という感じでやはりロードスター日和、という感じでございますた。

有名な鹿の湯は休日にはPが満杯で、周辺の駐車場に車があふれる、という位な人気の日帰り温泉ですが、41度から46度まで巧妙に調整された各湯船に順番につかって、楽しんでください、というものです。
平日の午前中だというのに、常連とおぼしきじじい方々がたくさん詰めかけており、ただでさえ狭い浴槽がさらに狭く感じられる。

泉質は那須塩原の白樺にそっくりなあれで、硫黄臭ただよう濃い~、やつですた。46度はさすがにすごいのですが、順序よく温度を上げてゆくと意外に抵抗なく浸かれるのには驚きますた。

湯荘白樺で先週、つかりまくったおかげで湯あたりもなく、余裕で長湯をしてしまいますたが、今回のメインテーマはこの先にある「北温泉」。本当に凄かった。以下次号。





加齢なる遠足 いよいよ北へ!

2013-06-13 10:29:55 | 加齢なる遠足(爆)
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さて、SATSUKIで最高レベルのブーランジュリーのワザを満喫したあとには外堀通り→新橋→汐留ときて、首都高でアコガレのレインボーブリッジ経由で東北道へとボクスターを進めます。

こんかいはトクイチオート謹製の新型の燃料添加剤をぶち込んでありますからして、燃費がはっきり言ってリッターあたり1kmは確実にのびている。通常では10kml程度のところが12近くまでのびている印象。
130(油温です)からの加速でもキックダウンが起きないままスルスル~と車速が伸びてゆく感じで、いつにも増してキモチがよい。

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折からの梅雨空で、パラパラ雨粒が落ちてきてはいましたが、当然屋根はあけておく。
風じまいが秀逸なおかげで、車室内は全く濡れません。ピーカンよりもはるかに屋根あきには条件が良いと思える(無理矢理)東京湾岸を温泉めがけて流すのはそれこそ極上の気分でございますよ。

都心から1時間ちょぼで宇都宮通過。那須ICまでノンストップできてしまいますたが、さすがにお宿に向かうには早すぎるので、有名な「鹿の湯」に立ち寄ります。

以下次号






加齢なる遠足 上には上があるわけで(爆)!

2013-06-13 09:22:19 | 今日の逸品
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さて、ニューオータニ内の直営ブーランジュリーSATSUKI。ブーランジュリーだけあってパンが絶品。というかどれ食べてもものすごいレベルなので困る、という環境。クロワッサンとダークチェリーを使った定番のベストリーのほかに、さらに定番のものを可能な限り持ってきちゃう、というわけですが、とてもぢゃないがラインナップの半分も食べられない。思わず、団体旅行にかならずいらっしゃるヲバサマに習って、包んで持って帰ろうか、と(爆)。もちろん買って帰ることもできるようにテイクアウトの部門も隣接しているのですが、その一角にかのピエールエルメさまの直販コーナーがございますぜ。

まあね、ご本人が常駐してどうのというのは不可能だとして、直弟子のコントロールのもと、一定のレベルをキープし続けている、というのを売りにしておられるのでしょうが、さらに調べてみますとやはりザメインの特別階=ZENの宿泊者専用ラウンジで「世界一」と自他ともに認められているというクロワッサンが振る舞われているそうな!

ちなみにこのクロワッサン、買うと1000円@1ヶ(驚愕ののち抜腰)。この宿泊者専用ラウンジがまさに恐るべし、で、一日に4回のフードプレゼンテーション、それもシャンパン飲み放題つきときているから、タワーなんかにちまちま泊まって2食を館内で食べるような場合にはいっそのことキヨミズジャンプでZENに宿泊してラウンジに入り浸る、に一票!が、さらに考えてみますと、ライセンス生産を許されているSATSUKIの職人がエルメの秘術を盗まないはずがないわけで(爆)、SATSUKIで供されるクロワッサンもまた世界最高レベルと逝ってよいでしょう、たぶん。
ちなみに私の短い生涯で(爆)食したクロワッサンのナンバーワンはなんといってもパリのホテルベラミの朝食に並んでいたやつ!濃厚な味と風味、歯ごたえとほろりと崩れる外壁が本当に凄かった。

さらにこのSATSUKIには名物、スーパーショートケーキとスーパーメロンケーキという逸品が存在しておりまして、お値段もきいて驚けの1475円@1ピースときている(笑うしかない)。みれば陳列ケース内でも異彩を放つ巨大さで、全くたまげますが、あのレベルは概して「軽み」がウリで、ぺろりと逝ってしまうんでしょうねえ~。

画像はエルメを世界的に有名なパティシエに押し上げた、といわれるイスパハンと呼ばれるラズベリーとライチをつかったマカホン(本国語読みだとこうなります)。これも840円で販売中。ってマカホンの値段ぢゃないっすね。タイサーン!!

以下次号







加齢なる遠足 フレンチトーストバーにつられてしまう

2013-06-12 18:23:36 | 加齢なる遠足(爆)
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画像はニューオータニの広大な日本庭園にお住まいのヲ猫さま。これだけの敷地で、そういえば出会ったのは3匹のみ。都心の一等地なんてえもんぢゃないエリアですからして、それなりのセレブ猫なのか?
どうりで毛並みと体格がいいわけだわ...うちのももちゃんには負けるけどね(爆)

今回はご担当の方に朝食券まで頂戴してしまったので、部屋に備え付けのレストランガイドを眺めつつ、どこいくかな~、と思案していたのですが、ホテルマニヤでもある私の場合は、実際に出向いて検分してからでも遅くはない、という結論。

結果、メインのsatsukiというブーランジュリーを謳うお店に出向きますた。雰囲気がオトナ。じつはその前にタワーの最上階にあるバイキングも視察させていただいたのですが、景観はともかく雰囲気がダメ~!!観光バス+中華団体これでもか、といえばおわかりになるでしょう。それでも、と思い、こちらがウリにしている「フレンチトーストバー」の前まで逝ってみました。

勝手に想像していたのですが、注文を受けてからそれぞれ焼いてというのを離れ業でもって、やってんのかな、と思ったのですが、とんでもない。キャパ考えたらあり得ない。きっちりつくり置きでございました。それでもその企画やよし!甘いばかりではないフレンチトーストも数種類並べてありましたが、気になる。しっかりパクらせていただくことにいたしましょう(爆)

satsukiはピエールエルメのお菓子もライセンスを得て作っているという本格派。制服からなにからさっきのトップオブザタワーたあひと味違う。なんといっても生サーモンにケイパー+スライスオニオン+謹製ドレッシング各種を無限に繰り返せる(爆)のは夢のよう。シャンパンもってこーい、となります(ならないから)。


他にもなだ万やらガーデンラウンジやらチョイスできる「優良」朝食券だったのですが、また次の機会に、ということで、いよいよ二日目は那須に出向きます!以下次号。







加齢なる遠足 ザ メイン

2013-06-12 17:31:40 | 加齢なる遠足(爆)
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ホテルニューオータニ東京はザ メインと呼ばれる本館と、タワーと呼ばれる別館、さらにその二棟をつなぐ構築物で構成されていますが、宿泊してみないと、本館もタワーも同じひとつのホテルぢゃないか、と誤解します。

もちろん経営はそうなのでしょうが、タワーはどちらかといえばプリンスホテル(一部意味明瞭)。そう、観光バスがガンガン入って、質より量をさばくサーヴィスなのにたいして、本館は明らかに違う。特に6年前の全面リニューアルで全客室が一新してからはその違いはさらに明瞭で、お値段も相応に差別化がいちぢるしい。

特にザメインの12~13Fに新設されたZENと呼ばれる、特別フロアーが圧巻。らしいです(涙)。

こちらの特別フロアは、東京オリンピック開催時に開業のホテルに共通のリニューアル手法で生まれたもので、休業せずに大規模リニューアルをおこなうことができる、という銀行の融資承認を得やすい(爆)日本流の方法。開業から4~50年も経てば、おのずと改修工事の必要が生まれるわけですが、全面休業してしまったのではそれこそ忘れられちゃう。外資系はもちろん、成長いちぢるしいビジネスホテルだって、屋上に露天風呂装備でどんどんお客さんもってっちゃいますからね。

私のお部屋は本館の26平米。さよう、オリンピック規格と逝っても良い黄金律にしたがった造りと広さで、そこへ今風のインテリアと照明を与えて、モダンにしつらえてあります。外資のホテル群を意識した配色が印象的。

窓からは廃業のキヲクも生々しい、赤坂プリンスの解体工事の様子をまだ見ることができましたけれど、キビシー!

全館がひとつの街、ただしサーヴィス料かかりますが、なにか(爆)としても機能するように考えられたホテル作りはどこかいまはやりのクルーズ船みたい。外に出なくても、館内をくまなく散歩するだけでも非常に楽しいっす。

ちなみに僕も久々にスーツを着ておりましたので、レストランの内部まですべて見学可能でございました。けれども、本当のところは浴衣姿にスリッパでスタスタという団体客が一番しっくり来るのでは、というのが素朴な感想(爆)。白人のセレブがやってみせる、に一票!!ううむ、よきかな。以下次号。





加齢なる遠足 ホテルニューオータニ

2013-06-12 15:50:03 | 加齢なる遠足(爆)
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さて、ニューオータニの高級どころときて、ええっ!もしや、と思われた方はフレンチ好きですね。さよう、ラトゥールダルジャン...

なわけはなく(汗)、それでもメニューのお値段ではそいつを軽く上回る鉄板焼きのお店でございますた(驚愕)。そんなところで研修もなにもあったものではないわい、と考えられたそこのあなた、正解でございます。こんかいはニクを食する目的に絞り、ニクのトレンドを学んで参りますた。

この赤坂御用地、つまり東宮御所と迎賓館と上智大学に隣接する超一等地の広大な敷地内に数あるレストランの中でも自腹で食べてるのなんて私たちくらいでしょうよ、というくらいに企業の接待臭プンプンのグループを横目に、業界おともだち価格で振る舞われる(一部謎)、極上肉はそれはそれは凄い。

ここまでくるとさすがにアブラなんてえものとは無縁の世界。霜降りをさらに超えた次元でのお話ですから、まさにニクのプロ向けと逝ってよい。
普段からどちらかといえば小食なこの私が300g弱をペロリと食べてしまった、といえばその「かろやかさ」がおわかりいただけるでしょうか?

霜降りももはや古い、というわけですよ(汗)。健康志向は当然としても、牛肉本来の美味しさ、という点に絞るとやはり極上の赤身に回帰する、という接待潮流(爆)を味わったわけです。

食後は館内を散策の後、そろそろ帰りますよ、ということになったのですが、あれ?部屋を用意してありますよ、というなんともうれしいお言葉に甘え、なんとこちらに一泊させていただくことと相成りました。しかもタワーぢゃなくて、ザ メインと呼ばれる、元祖ニューオータニの良さを味わえる高級宿泊棟ですよ!(驚喜しつつ以下次号)


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加齢なる遠足 上京してホテル研修を受ける(爆)

2013-06-12 15:15:18 | 加齢なる遠足(爆)
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忙しい最中ですたが、ちょいと無理をして上京。ホテルメンズの集まりに出席をしながら、帰りにはなぜか那須方面へと回って、温泉三昧をしつつ戻る、という遠足に出かけて参りますたのでご報告いたします(いったいどこが忙しいんだい)。

画像は70年代のゼロハリーバートン。今回のヲトモはこれ一個。入手からは7年ほどになりましたが、大容量は当然として、フタ側にハンガーが4個装備されていて、スーツだったら冬物のスリーピースが2着は楽勝で収まる、使い勝手が良いタイプです。そのハンガーがまた、アルミパイプ製の超軽量タイプで、ヲタを 泣かせる仕組み。
ジャケットやスーツを着る機会のある出張にもってこい。ただし、ローラーなどない、ただのトランクですからして詰め込んだ場合には覚悟も必要(爆)。持ち上げる際に「うぐっ」なんて声が出そうになりますぜ(爆)。

ボクスターのフロントトランクにはばっちりハマる幅が絶妙。年に一度は磨きを入れて、PCSのコート剤を厚塗りして仕上げてあるので、ホテルのロビーなどではそれこそブキミなまでに光って、すごみを放ちます(自己満もうどご容赦)。

画像の奥に写っている、リモアはいかんせんヤワすぎて、一度でも飛行機に乗ったら最後、ベコベコにへこまされるのが当然な造りですが、この時代のゼロハリは同じ扱いをされてもへっちゃら。むしろ、リモアあたりに体当たりを食らわしてへこませる側でしょうか(ダメぢゃん)。

とまあ、そんなおもたーいバッグをボクスターのフロントに押し込んで向かった先はこちら!


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今回の会場はこの中でも有数の高価格レストランでございます!大丈夫なのか??以下次号。




やっと一段落?と思いきや今度は植木屋さん襲来(爆)!

2013-06-07 11:12:32 | 今日の逸品
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ホテル旅館組合の総会は諸事情により、今月半ばに延期。資料作りは事務局に投げてあるのでほっと一息入れていたのですが、ここへきて25年度予算案の表計算の最後の最後で数字があわない、という騒ぎになり、またしてもドタバタやっていたのですが、これもいつものこと(いいかげん慣れなさいよ)。

それもどうやら片付き、この夏のメニュー作りにじっくり時間をかけるか、と画策していたのですが、なんと本日から植木屋さんがお見えになり、その作業のフォローという新たなるお仕事が舞い込みますた(涙)。
や、なに別に私が刈り込むわけでもないので、いいのですが、慣れない姿勢で慣れない作業(1年に一度なもんで)は気がかり。外での作業はけして嫌いではないので、キモチよくやっております。

今年「は」どうやら税務署からの呼び出しもなく(爆)、無事に納税も済んでこのまま夏のトップシーズンに突入かな、という希望的観測。

植木屋さんの作業は2週間ほどあとかな、という予測だったのですが、どうやら腕があがったようで、一軒あたりにかかる時間が短縮されて、早めに回ってきた由。

ううむ、よきかな。蜂に刺されないように注意しなくちゃ、と。







加齢なる遠足 仕事の合間に那須塩原に出向いてしまふ

2013-06-05 21:18:08 | 加齢なる遠足(爆)
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どはは~、GWからここまで、ほぼ無休で参りましたので、ここらでいっちょいくか、というわけでお客様の切れ目を狙って、那須塩原の湯荘白樺へと出向いて参りますた!
なに急に思い立ったからといって、出発から到着までドアドアで2時間の「小さなたび」でございますよ。

折からの新緑の中、目的地までの各ワインディングをほぼ貸し切りで楽しんで参りましたが、987ボクスターのもたらす安定感こそが最高の癒しかも、と独りごちておりました。お宿ではあいかわらずのユルさと、深夜までうるさい栃木アクセントにも慣れ、効率よく楽しめますた。

さすがに奥塩原の濁り湯に集中的につかりましたので、ものすごい効能を満喫できたわけですが、普段からの検索で引っかかっておりました那須湯本の北温泉にも出向き、下調べをして参りました。

あまりにもすごかったので、ここは来週、宿泊しにゆく予定。乞うご期待。

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お宿のすぐ裏に位置する爆裂型噴火口との位置関係をみよ、の図。これぢゃあ、温泉濃いわけだわ~、と(ここ栃木アクセント)。駐車場の路面もチンチンに熱くなってるんですよ!


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