黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

瀬田教室のウインター・マジック♪

2011-12-21 10:46:33 | Weblog
紅白歌合戦の曲目発表。注目の韓流グループKARAはメドレーです。うむ。ミスターからウインター・マジックまで聴けますね。良かったわけです。昨年が意外な落選で、ミスターが聴けない。GOGOサマーもいいけど、ウインター・マジックはもっといい。そういう視聴者の要望があったのです、きっと。メドレーで30分ぐらい歌い続けていいですよ。日流グループ代表AKB48の皆さん、出番がKARAとの連続です。これはしっかり練習しておかないとプレッシャーですよ。紅白歌合戦は世界中で放送される。「日本の歌手は大声と元気と人数だけ」では困るから、ここはベストの歌で。紅白では、思い切って増員してAKB480にグレードアップするというのはどうだろう。もっとパワフルになるはず。世界が驚いて、さらにヒットするのじゃなかろうか。だめでしょうか。
冬の読書は地震から。出張の楽しみは、車内販売「新幹線ガール」のお姉さんからホット・コーヒーを買って、本を読むこと。この時間は最高です。で、本は多すぎ。そんなに読めません。でも、鞄に何冊も詰め込んでいきます。念のため。重いー。
仙台への出張の新幹線で高嶋哲夫「震災キャラバン」を読みました。神戸の若者が被災地へ支援物資を届けるというストーリー。高嶋哲夫は大好きな作家。たしか岡山県出身だったはず。この作家はていねいに取材して書くし、文章も整っている。何よりもラストが明るい。「風をつかまえて」など秀作で、軽い本なのに何回も読んだ。元々「M8」や「TSUNAMI」などを書いていたから、地震にも詳しい。「震災キャラバン」も、希望のある結末でした。ホッとした。しかし、被災地の現実はこんなに甘くないだろう。ただ、ここであえて悲惨な小説を書いても被災エリアの人々のためにはならぬわけで、あえて明るく書いたのではないか。この作家なら大型のハードカバーで出版しても売れるのに、今回はいきなり文庫本で出版されているのも「小説で応援しよう」という意図ではなかろうか。
「さぁ、冬期講習会の集団部門も開幕へ!」と張り切って、朝早くからネクタイをギュッと締めて…という私。しかし、考えてみればまだ学校の授業が続いている時期でした。
瀬田教室へ。クリスマスの飾り付けがきれいです。去年よりもグレード・アップしてますね。鼎先生&佐藤亜未先生が授業中。鼎先生は演歌調の国語、佐藤亜未先生は難しそうなグラフ問題。個別指導の部屋でも小学生から中学生まで黙々と。ヒマだったので作文の添削を応援す。うちの塾の生徒たちは、作文がうまくなっている。これは「粘り強い積み重ねの成果」ですね。コツコツと書き続けて、それが作文の力を伸ばしています。これなら大丈夫。まだまだ書きますよ。
授業が終わって、男子生徒たちが自習。一般的に「自習する」と称して現実にはおしゃべりばかりというケースは多いわけです。特に男子。しかし、さすが受験シーズンの生徒たち、ちゃんと自習しました。偉いっ。様々な帽子、阿波踊りの笠も利用しながら自習しています。もしかすると「阿波踊りの笠をかぶった状態で自習すると、周囲が見えなくなって集中できる」という新方式かも。これは実験してみる価値があるのじゃなかろうか。佐藤亜未先生、新しい笠を用意しましょう。「エライヤッチャ、エライヤッチャ♪」と志望校へ躍り込む瀬田連。


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