黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

昔からあったのに、なぜ?高校のヤミ時間割。

2006-10-28 14:21:43 | Weblog
高校で正規の時間割通りに授業をしていない!ケシカラヌことであるではないか。
そういう問題が発生。「こりゃあ膳所高や石山もやられるぞ」と思っていたら滋賀県は「問題なし」と。いやいや…。案の定、次の日の新聞にドカンと出てしまいました。膳所と彦根東が槍玉にあがっちゃいました。この2校、滋賀県の両横綱ですけど。
ヤミの時間割は昔からありましたよ。私の母校、田舎にある岡山県立落合高校ですけど、当時は小規模ながらバリバリの進学校だった。年度初めに時間割を配布されて「この時間割表でロング・ホームルームは英作文、芸術は数学ⅡB、体育は英文法と読み替えます」と。田舎の高校がチンタラやってたら都会の進学校に対抗できないからという説明で、「あぁ、それは有り難いことだ」と思いましたね。
高校は教育サービスを有料で提供しているわけで、サービスの受け手である消費者
のニーズに応えていく工夫をするのは当然です。
はっきり言って「情報B」なんて科目は要らない。今どき、小学生でも携帯電話で情報をやり取りできる。中学生でもホームページを作ったり、チャットを楽しんだり。高校生にオジサン先生が「えー、パソコンという機械は、ゴホン~」なんてことを講釈していたら笑われますよ。
文部科学省は最近形勢不利。たたかれっぱなしの弱小官庁です。で、今回は「断固として現場を指図する」と張り切ってしまったのじゃないか。流行らない病院が鼻風邪で大騒ぎしているような…。
ヤミ時間割は、実は「市場に適合した合理的な時間割」なのじゃありませんか。
塾は…塾の場合は役所の規制が無いから、もう100%ヤミ時間割。本当に必要なことだけに全力を集中しております。その根本は高校だって同じだろうと思うのですが。
だいたい、だなぁ、滋賀県立の横綱2校の足を引っ張っていたら、週6日の授業をやっている私立高校が「ゴッツアンでッす」と笑うだけじゃないですか。
で、今日の写真は「県立中学Dash・模擬テスト」で面接チームの記録係をしていた福田先生(守山教室)。彼女の面接評価は優しかった。でも、よい子が多かったから甘くなるのも仕方ない。私なんかもっと甘甘でした。

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