黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

「チャレンジ・ザ・俳句」に、名作が多数。まもなく優秀賞を発表します。

2024-11-29 11:26:00 | Weblog

中3は、さすがに気合が入ってきました。
久しぶりのクラスに、押しかけの割り込み。授業の押し売りですね。
宿題の冊子「プラザ・トレーニング」を、このクラスの生徒たちもしっかりとやっています。
何人かは…男子!…「ページを間違えました」とか「ここまではできたけど、あとは難しかったのでやってません」とか、あの手この手で。
それが、ちゃんと解いている。
難問は、はいはい、そこを間違えますよね。その間違いは多いから、気を付けようなあ。そういうふうになっている。いいですよ♪

授業は、樋口先生から
「好きなだけどうぞ。伸ばしてもいいです」
と言われていたから、伸ばしました。
ちょっと伸ばすつもりが、頑張っていたら、かなり伸びてしまいました。
樋口先生、すみません。
生徒たち、よく頑張りました。
特に、後半部分では、ノートを使ったから、しかも速いし、かなり大変だったはず。
この調子ですよ。

「環境と私たち」というのは、中学の教科書の社会科と理科で登場します。
世界の中の一番ヨイ子をめざして、日本、頑張りましょう。
そういう話になっているのですが、この先は…。雲行きがアヤシイ。

COP29
国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)
大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする「国連気候変動枠組条約」が採択され、世界は地球温暖化対策に世界全体で取り組んでいくことに合意しました。条約に基づき、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)が1995年から毎年開催されています。日本からは全てのCOPに環境大臣が出席しています。
COP=Conference of the Parties 締約国会議 の略。
今回は29回目で COP29 と呼ばれる。
*デジタル事典から引用しました。
 こういう詳しいことが受験に、ということはないです。御安心下さい。
 あくまでも教科書、「新研究」のワクの中で頑張ろう。

さて、ブツクサ開始ですよ。何にでも文句を言う、というのじゃないです。
二酸化炭素の濃度が上昇している。地球の温暖化は、人間の生存、人類の大問題でありますから、何とか解決の方向へ。
とはいうけれども。
①先進諸国へ、発展途上国から資金拠出の強い要求が。で、もめた結果、なんとか妥結しました。よかったですね。
しかし、何にでもすぐに
「先進諸国はお金を出せ、出せ、もっと出しなさい」
と要求する。発展途上国というのも、かれこれ60年も70年も…。頑張りましょう。
②発展途上国のフリをして、産油国がいます。今回の主催国の中央アジアのアゼルバイジャンも、油のにおいが濃厚な国ですよ。
産油国、大金持ちじゃないですか。あんまり仕事もしてなさそうなのに、大金持ち。
③石炭を、それも旧式の安い装置で燃やして、二酸化炭素をモクモクと排出している1位の中国と、2位のインドは、教室の後ろの方に座って、知らん顔でスルーしている。
「先生。中国君とインド君がよくないと思いまーす」
と誰か告げ口をしましょう。
④トランプ氏が大統領になったら、もうCOPというのも解散ですか。
 「地球の温暖化はフェイクニュースだ」
 「再生可能エネルギーというのは、詐欺だ」
と言うメンバーがアメリカ合衆国を動かす。大丈夫でしょうか。

締めくくりのギャグを一発。
アゼルバイジャンの締約国会議COP29は、オオ揉めでしたが、最後に何とか結論にたどりつきました。コップの中の嵐。  *不謹慎かも…。

写真は国語科の学習プログラム「チャレンジ・ザ・俳句」の選考委員長・鼎先生。名作がたくさんありました、とのこと。まもなく発表です。

 


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盛岡市で、名物のわんこそばに挑戦した勇者たち。

2024-11-28 17:03:32 | Weblog

河合塾マナビス・前川先生&山口先生、加野先生、厚見先生が、ビューンと岩手県盛岡市へ。
学習塾の全国研修大会です。
私も参加の予定だったのですが、急に差し支えができて、申し訳ない、欠席。
盛岡市は北上川のそばの静かな街で、美しい。貫禄があります。
宮沢賢治、石川啄木。
そして、浅田次郎の「壬生義士伝」、南部盛岡藩の脱藩浪士で新選組隊士の吉村貫一郎の故郷です。北上川の向こうに岩手山、と吉村寛一郎が言うのですが、どうにもこうにも泣けてしまう。浅田次郎氏は盛岡の人じゃないのに、あんなに美しく強く郷土愛を書けるのですね。私はずっと、浅田次郎は岩手県の人だと…。
小説も良かったし、ドラマ化されたものもよかった。小説を読んで感激して映画やドラマを見ると、がっかりすることが多いけれども、中井貴一、一世一代の名演でした。
中井貴一は、「壬生義士伝」と「サラメシ」ですね。
さて、参加したみんなは色々と情報や教訓、お手本などを持ち帰ってくれましたが、研修の話は書きません。
わんこそば!
厚見先生は、121杯。あっぱれなりー♪
そして、加野先生は肩の力を抜いてヒョイと食べて、それで100杯を軽々とたいらげたそうです。これもまたあっぱれなりー♪
私、頑張ったのに85杯だったという残念な思い出が。
ナニクソ!次に盛岡市へ行ったときこそ…やめておきます。
美味しい蕎麦を、ゆっくりと味わって食べたいです。

これから盛岡市へ行く人へアドバイス。
わんこそばは、一人で食べるものじゃないです。うちの先生で、一人でチャレンジして、「途中からアホらしいやら、苦しいやら、情けないやら、泣きそうになりながら食べた。苦しい腹をさすりながら北上川を眺めた」
と語っていた人がいます。
食べるのは後回しにして、盛岡の街並みを、ゆっくりと歩くと、いいですよ。
盛岡の塾のみなさん、全国各地からのみなさん、おうみ進学プラザの社員一同が、お世話になりました。ありがとうございました。

さすがに盛岡市は寒かったそうです。
北緯39度より北にあたりますからね。
だから冷麺が美味しいのだ、という説もあるほど。
でも、北緯35度の滋賀県も寒くなっていますよ。
生徒たちも、いっきに冬ファッションに切り替わっています。
いざ、冬へ。冬期講習会へと進みますよ。

写真は、冬の入り口の近江平野。新幹線が、この区間は高速で駆け抜けます。
鮮やかに赤い桜の葉。
そこで問題を。
田んぼに小さな緑が育っていますが、さて何でしょう。
都会っ子は
 「それは、草でしょう」
なんて言いますか。言いそうですね。ただの草じゃないぞ!

京阪電車石坂線。機関車トーマスの楽しい電車です。
ラストは、わんこそばの勇者たち。
121杯も食べた河合塾マナビス南草津駅前校・厚見先生。
軽く100杯をクリアした草津駅前校・加野先生。
私も…いや、それが、私は100杯に届きませんでした。


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掃除機成金、テレビショッピング長者…か。

2024-11-27 22:46:34 | Weblog

数学のハイレベル問題です。
このレベルになると、経済学の分野かも。
69800円の高性能大人気の掃除機があります。信頼の日本製有名ブランド。
わが家には、9800円で買ったコンパクトな掃除機があって、これは軽くて便利ですが、長年使っているからバッテリーが弱くなっている。吸引力も低下しているかも。
バッテリーを買い替えるとなると、これが意外に高価である。どうしましょうか。
そこへ!テレビ画面に男性女性のコンビが登場して、
 「利益還元セール♪」
なんと、
 「どんな掃除機でも30000円で下取りしまぁーす!」
と、明るく元気な声がテレビから響く。
このテレビ通信販売、私はけっこう気に入っているのです。
ちゃんと商品の説明をして、真正面から売り込んでくる。メッセージが陽性で、朗らかです。うさんくさい芸能人や元芸能人、怪しい医者や学者が出てこない。
意味不明の「うわーっ!」とか「えーっ!」とか、拍手とか、そういう演出もない。
そして、男女二人コンビの呼吸がぴったり。見事なものです。業界最大手の『ジャ○ネットた○た』ですけどね。
9800円で買った掃除機、バッテリーが弱った古い掃除機を、30000円で下取りしてくれるのですよ。
これでは私はボロもうけではありませんか。掃除機成金、テレビショッピング長者。
はて、どうなっているのだろう。
ナゾです。
謎を秘めたまま、掃除機を注文しました。
いよいよ12月へ。
掃除機が届いたら、掃除を頑張ります。
美しい2025年が来るヨ♪ …たぶん来るでしょう。
*この通信販売の会社には、日本全国から古い掃除機が山のように集まってくると思うのですが、それらの掃除機はどこへ。これもナゾです。
次回のテレビで解説してもらえないでしょうか。
できれば、NHKの桑子真帆さんにお願いしたいです。

さて、おうみ進学プラザは、掃除は、しっかりとやっています。
生徒たちが来る前に、帰ったあとで、教室をきれいにする。
実は私は、常時固定配属ではないから、授業に行ったら既に掃除ができている。きれいに掃除をしてもらった教室&黒板。ありがとうございます。
授業の後、確認テストの採点や授業内容のメモなどの作業をしていると、その間に他のメンバーがどんどん掃除をしてくれる。
「黒板の宿題のメモ、もう消していいですか?」、「あ、はい、お願いします」。ありがとうございます。
おうみ進学プラザの掃除機も、もしも古くなっていたり故障していたら、この年末のセールで…。
うむ。それはじっくりと考えてからにしましょうか。
掃除をして、いざキリキリ舞いの年末年始へ。
写真は、鮮やかな桜の葉。桜は、春に花が咲き、秋に桜の葉が紅に燃える。
京阪電車の石坂線。この源氏物語ラッピングは地味かな。
そして、11月から12月へ、勢いよく進むおうみ進学プラザです。

 


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ストレートをカッキーン♪ ちゃんと打ち返してくれよ。

2024-11-27 01:44:37 | Weblog

中3の日曜日の受験特訓クラス。テキストにはバキバキの難問もありまする。
この日は、あえて難関私立高校の難問をピックアップしました。
京都の女子校、大阪の高校、名古屋の…。
予習をしていて、「うむむ。これは…いや…しかし…答えは…」
そりゃあ正解はわかりますよ。でも、じゃあ正しいものを1個選んで、他のものはどこがどう間違いなんだ。
そこを説明できるように予習しておかねば。
これが難儀です。
 「そんな生き物、知らないけどなぁ」
 「この中で、台湾から輸入しているものは何だろうか」
もちろん、既に正解を見つけた後ですが、しかし、ちゃんと説明したい。
生徒も
 「正解はわかったけど、これはどうなんだろうか」
と疑問に。そこにちゃんとボールを投げ込んでいかねば。
後半では公立高校の入試問題へ。
さすがにハイレベルではあるけれども、教科書のワクからは外れていない。資料も与えられている。
生徒たちは、ほっとしたようすでグイグイと正解を書きます。
クセ球を3球ほど投げ込んでから、直球のド真ん中ストレート。私のプランどおりの進行でしたが、それにしても難問だったなあ。
この時期から、勉強を頑張ろうとして奇怪な教材に突撃して、迷路に迷い込む生徒が。
そうならないように、ちゃんとアドバイス、サポートを。
時々は剛速球も投げますからね。カッキーンと打ち返してください。

秋が終わって、いよいよ冬へ。もうすぐ吐く息が白くなりますね。元気よく、冬を駆け抜けます。

 


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生徒の作品。  「なんちゅうこうどなギャグでしょう」

2024-11-25 13:53:42 | Weblog

 

中3の授業。
私は時々、ギャグを言うのですが、これがヒット作多数です。
ところが、最近は中3男子たちが挑戦してくるのです。
私の名作。
 「南中高度を答えなさいとは、これはなんちゅうことだ」
生徒。
 「なんちゅうこうどなギャグでしょう」
うむむ。なかなかの…負けませんよ。

授業は、年末に向かってややスピードを上げています。
塾で使っているテキストは、説明がとても詳しい。学習塾だから器用な小手先の裏ワザを、とか、意地悪な難問がズラリと、というのじゃないです。レベルは高いのに、わかりやすい。それと、現在の授業の内容については、巻頭に美しいグラビア写真のページがあって、これが本当に…美しい♪
稲〇さん、フルに活用していますよ。ありがとうございます。

世相ブツクサ。
SNSが選挙を変える。NHKの対談番組です。
大学教授や、ナゾの専門家が登場。
①対談とはいいながら、ずっと手元の原稿を読んでいる大学教授。この人、講義はちっとも面白くないのだろうな。
たぶん昨夜は「明日はNHKに出るから」と、事前に渡された番組の構成を見ながら、一生懸命で作文をしたのだろう。頑張りました。ご苦労様でした。
②SNSという最新のトレンドを論じる。それにしては、出演者のみんな、「シンガン」や「ゲンセツ」、「ルフ」などと言います。日常語句じゃないなあ。
おそらく真贋、言説、流布。
新しいテーマなのに、論語に出ているような単語で話す。若者たちには通じないだろうに。
つまり、まあ、新しいように見えていても、思考や言語は簡単には変わらない。
SNSというものも、要するにテレビ局の情報をツマミ喰いしたもので、さらにたどるとNHK以外のテレビ局は取材や分析の能力は無いから、頼りにしているのは系列の新聞社で、役所からも…。
まあ、あわてなくてもよかろう。
が、うむ、そういうもので国民がワワーッと動かされる世の中になりつつあるのですね。

おうみ進学プラザも、郵送の塾新聞からスマホのお知らせへと切り替えつつあります。これも、カチッと100%切り替えてしまうわけにもいかない。
生徒、御家庭にちゃんと伝わるようにしないと。
時代は変わる。しかし、現実にはそんなに簡単に…。いやいや、そんな保守的、頑固なことを言っていたら、取り残されますか。
うまくのせられて風に飛ばされるのは嫌だが、古いままで立ち往生したり、見捨てられるのも嫌だなあ。

そういう点で、私がせっせとこのブログを書いているのも、何かの役には立つのかもしれません。地味に地道に、あんまり宣伝や自慢にならないように…でも自慢したいことが。
ホームページが、冬モデルに変わっています。
手作りで、とても…はい、自慢しそうになりました。


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