King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

拝啓ジョンレノン

2004年10月25日 18時14分43秒 | 日々のこと
真心カバーズというCDに、拝啓ジョンレノンという曲が
あります。歌っているのは、サンボマスターという人たちで
一度テレビに出ているのを見たことがあります。

外見は、さえない中年のおじさんのような人がリーダーで
ボーカルをやっていたと思います。忌野清志郎と映画に競演して
います。

真心ブラザーズの歌はどんなか知りませんが、歌の構造として
シャウトする部分のジョンレノンをけなす歌詞の目的としては、
ジョンレノンのように楽天主義で通じない世の中への抗議と
そんな抗議する中年になった自分の歌を世間に見せて、ハハばかな
やつとシニカルな笑いを引き出すのが目的なのかそのどちらかだと
感じていました。

ストレートにジョンレノンは馬鹿な平和主義者でダサいと取る人は
いないと思いますが、素直にああそうなんだととる人も実際には
いるでしょうね。それは、ジョンレノンが殺されその犯人が、コメント
したように商業主義に流され馬鹿な平和主義者を演じさせられているのを
とめるためにやったといったように。

そういったものを総合的に聞いてみると、ジョンレノンの歌う歌は
本当にやさしいのか、ジョンレノンはただの平和主義者なのか。
日本にはそれを普通に信じてしまう人だけなのかと言う疑問が
どんどんと大きくなります。ジョンレノンの歌う世界がただ非現実な
無意味なものなのか。

地震で人が死ぬのも、戦争で人が死ぬのも、生まれた人が確実に死が
訪れるのも同じ死です。しかし、その意味を考える人が少ない現実。
集団で練炭を囲んで死んでしまう人にぜひ考えてもらいたいです。
コメント
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