King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

谷中の街歩き

2005年08月10日 23時56分56秒 | 日々のこと
ドレスデンの後は、そのまま歩いて谷中まで足を運びました。
上野界隈も暑く丁度子供図書館のあたりから雨が降り出しました。
熱帯性の大粒の雨です。この時、2時に近い時間で暑くもあり
そろそろ休みたくもありました。うねうねとうねる細い道に
電信柱、樹木があり歩きづらい道ですがいつかのあの日歩いた
ような道のようです。そして時代に取り残されたような喫茶店が
角にありました。今時東京にこんな喫茶店があるなんて、『カヤバ珈琲店』
という大正時代のお店の感じです。外観同様なかも凄い、もはや
ここで休むとまさにタイムスリップしてしまったかのような
そんな感じを受けます。しかし、ここだけではなかったのです。

谷中というところは、駅の前にすぐ墓地があり、その後は全て
お寺が並ぶ丸で人の住処ではないような感じなのです。しかし、
それも日暮里の駅から墓地、寺を巡ったときの話で、私がこの日
周ったように商店街を辿るとこの街には今はない街の機能が全て
ある町なのです。私が子供の頃毎日出入りしたような駄菓子屋が
昔から今もある、昔のパン屋さんもあり、ちょっと歩いただけで
2件の銭湯もあり、その通りに交番もある。昔は見かけた木綿の
日よけを出した商店街も今じゃ昭和のテーマパークとして作りたい
ようなそんな街がそんなことしなくてもそのまま今でもしっかり人々が
暮らしているのです。

これは私に相当のカルチャーショックでした。東京にこんな街がある。
それが今まで知らなかったなんて、沢山しゃれた町や再開発された
街の映像は何度も何度も紹介されていましたが、こんな幽霊のでそうな
そのまんまの街があるなんてこんな驚きはありません。これは京都なんか
とおなじに風致地区にして守らないといけません。
私はその後、ねんねこややいせ辰、マミーズ、谷中珈琲、谷中銀座、
夕やけだんだん、朝倉彫塑館、じねんじょと有名どころだけざっと観て
ざっと食べてそして驚き、そして感動したのです。マミーズのアップルパイ
はうちに帰り、食べて感動しました。都内でもこういう仕事をしている
人がいるんだと思うだけでうれしくなりました。
コメント
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