King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ヤオミンはさらに破壊力がなくなっていた

2005年11月10日 23時21分15秒 | バスケ
November 8, 2005
Toyota Center,
Houston, TX
Attendance: 14,616

FINAL   1 2  3  4  T
Magic  18 20 17 21 76
Rockets 20 19 13 22 74
点が入らない重たいゲームでした。
こういう試合の方が選手の個性とか能力が顕著に現れます。
マジックのヒル、ピストンズのT・マックと主力が欠場して
いたとはいえ、それなりに見所がありました。まず、後半の
フランシスの活躍は、ボールを持ちたがる自分中心のやつだと
ずっと思っていましたが、果敢なペネトレートと広いシュートレンジ
で彼だけが得点しいるという感じでした。ロケッツは明確な得点
パターンがなく、オフェンスリバウンドがまったく取れません。
普通に考えて、高さで勝り体格差があればポストのヤオに回せば
それで終わりのはず。しかし、これが普通3点プレーになるゴールした
がフリースローになったり、見ていてだらしないのです。

相手をファウルトラブルにしたり、フリースローはきっちり決めては
いますが、明確な得点源としてその存在を示すだけの力がないのか、
チームカラーを作る上でもその辺は重大なポイントです。速さと高さを
組み合わせるには、明らかにスピード不足であり、最終クローザーとするには
力不足となると、セカンドオプションであり、もうひとり高い選手とあわせて
使うかしないといても役に立ちません。後半など、フランシスとバリーが
入れるだけの時間がありました。早い攻めや3Pとなど戦力がないだけに
目立つ存在でした。こんなエース不在で地味な試合な時ほど彼のように
絶好のアピールタイムであるはずなのに、デレックアンダーソン、ウェズリー
ジュワン・ハワードと皆そこそこなプレーで飛びぬけたものがないのです。
マグレディが帰ってくるまで苦しいでしょうね。ポイントガードの力が
不足していてセンターにパスが供給できないというのも得点が延びない
理由かもしれません。

トニー・バティは完全にヤオミン用に起用されました。予定通りファウル
アウトで退場しましたが、これは成功でしょう。ターコルーは本来の
シューターらしくない成功率で、元気がありませんでした。フランシスだけ
にボールが集まる戦略に嫌気を挿しているという感じでしょうか。
反面ネルソンの連続ポイントでほぼ勝負を決めるなど、フランシスも最後
は人に回しだすという方向転換がまさに勝負を決めました。それにしても
シュート率が悪すぎです。攻撃回数が少ない分得点チャンスは大事にしないと
いけません。ヒルが見られなかったこと、スーラーも見られなかったことが
残念でした。
コメント
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