King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ネッツ対サンズ

2005年11月28日 01時35分20秒 | バスケ
November 25, 2005
America West Arena,
Phoenix, AZ
Attendance: 18,068

FINAL 1  2 3  4  T
Nets 16 14 34 17 81
Suns 25 19 26 22 92

サンズは、スタウダマイヤーが休んでいて迫力不足かと言えば
そうでもなく、ナッシュがいい動きで牽引して破壊力抜群です。
前よりディフェンスが良くなっています。ただ、安易なパスが
多くターンノーバーが多く改善の必要があります。ネッツは
もう完全に過去のチームでしたね。とにかく、シュートが入らない。
キッドもかつてのようなプレーを見せなくてガンガンチームを引っ張る姿勢が
みられません。その原因とも言える、フォワード陣のふがいなさです。
コリンズとジェファーソンのだめぶりはひどいものです。

フリースローがあれだけ落ちまくるのも、ゲームに対する集中とか
勝つための執着とか、基本的なゲームに対する熱意が感じられないのです。
それは、キッドにしろ司令塔がそうさせないのか、コーチのせいなのか
解りませんが、かつての新天地でチームを引っ張り、田舎の若いチームを
ファイナルまで連れて行ったあの爆発力はどうしたのでしょうか。
サンズのホームだったので、前半あまりに点差が開き、後半調整して
見せ場を作りましたが、それはあくまでゲームをこわさない配慮であり、
地元の人たちに対する礼儀から、一応の一桁差までもたついて追いつかせた
というのが実情でしょう。サンズはディフェンズかサイズがないものの
かつての入られても入れ返すバスケから、守りもしっかりやるバスケに
変わってきました。

それは、線の細い選手から守りが得意とする選手を補強したことや
プレイオフからの経験からの転換でしょう。この日もカートトーマスが
いい働きをしていました。それでも、かつての速攻をまったくやめて
しまうことはなく、カウンターからの速攻でマリオンが決めるという
形もどんどん出していくべきです。マリオンが外で待っているという
シーンばかりで、ちょっと使い方がもったいない感じでした。インサイドに
マリオンを走らせたり、スクリーンからピックなどやるべき攻撃が
なかったような気がします。

カーターとキッドがいるのにネッツは寂しい戦い方でした。カーターは
怪我上がりだとしても、彼の持ち味を見せるに至らず、キッドも投げキッス
を放つシーンが少なくて、やはり元気がない感じです。まだふたりとも
老けるには早いのです。

最近は、ブルズが好調のようです。
好調スパーズを破ったり、ピストンズも破ったようです。昨年のサンズのように
目玉になりそうです。
コメント
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