King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ペイサーズ久々のロンアーチスト

2005年11月15日 00時53分19秒 | バスケ
November 11, 2005
Conseco Fieldhouse,
Indianapolis, IN
Attendance: 17,584

FINAL   1  2  3  4  T
Nets   23 18 20 29 90
Pacers  28 25 35 14 102

最初ネッツがリードして始まりましたので、完全に
キッドの調子が以前のように戻り、カーターとジェファーソンで
以前のようなサーカスバスケをやるのかと思いきや、ペイサーズは
さすがに守りが堅いのです。そして、逆にネッツは完全に腰が引けて
います。中でも外でも簡単にシュートを許し、ペースを握られるともう
簡単にあきらめてしまいます。特に、第3Qで20点差ができると、もう
主力のキッド、ジェファーソン、カーターを引っ込めてしまいます。
一方のペイサーズはロンアーチストと、オニールが揃って出ているのです。
もうこうなるとスター選手を擁していても、それは過去の名前というやつです。
特にカーターなんか、目を見張るスーパーダンクを売り物にしていましたが、
ケニオンマチーンほどの破壊力もありません。ただ彼は、外からもシュート
がよく入ることと、ポイントガードもできる事が彼と違うところです。

前半の5点差位までが緊張感があり、観ていられましたが、後はネッツは
もう過去のチームだとつくづく感じられました。戦力的には、トップチームの
ものですが、スピリッツが二流チームです。以前の走れるチームでどこからでも
機動力よく走り飛ぶバスケットが観られたのに、今では過去の名前でプレー
しているのです。リチャードジェファーソンなどはオリンピックからまったく
いいところなく、かつての幅広いシュートレンジと機動力がなくなりました。
カーターにポジション的に重なっていた部分があり、それでもカーターが
今年はシューティングガードに正式に決まり、カーター、ジェファーソン、
キッドのトライアングルで得点していかなくてはいけないのに、今回は
ディフェンスから崩れました。まったく機能していません。オニールと
アーチストを体をはって止める事ができる人はそういませんが、それでも
形としては、それをしないとぐずぐずと崩れるのは目に見えています。

ペイサーズは、フォスターが出ていませんでした。クロージアが先発で
ティンズリーは風邪で休みで、替わって出ていたアンソニー・ジョンソンが
いい働きです。ペイサーズは外からも中からも点が取れるので、始末に悪い
です。そして、極めつけはアーチストの活躍です。30ポイントをとりました。
主に外からのシュートが多く、隙があれば、ペネトレートでインサイドも
つきます。中でも、第2Qのキッドをチェンジオブペースで交わしてレイアップは
見事でした。
コメント
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