King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

正月気分も抜けて

2006年01月16日 01時45分18秒 | 日々のこと
この時期の恒例として、というよりいつものことのように
この頃にスカーペッタを読みきりました。『神の手』というパトリシア
コーンウェルの検屍官シリーズです。昨年も書いたけどいつも出る
クリスマスの頃の新作がお正月休みの愛読書となって久しいのですが、
それがここ数年は面白くないのです。この作品も本当につまりません。
これから買おうとしている人は、買わない方がいいでしょう。かつての
面白さを知っている人は、ここ数年の新作はとてもつまらなく感じると
思います。この作品は、出だしからとても思い調子だし、作品全体が
暗く犯行や犯罪は陰惨で凄惨な場面が多いのですが、それが本当に
作品に必要なのか、かつて色々な困難にぶつかるが微塵も揺るがぬ
高度な専門性と的確な判断で難事件を解決してきたスペシャルチームで
あるはずのスカーペッタとマリーノ、ルーシーがギクシャクしていて
読んでいて気持ちよくありません。最後それが解決されるラストもちっとも
すっきりしない終わり方で、本当に解決したのかわかりません。落ちが
ありふれているし、今更の後出しじゃんけんを見たようです。
かつての魅力あふれる登場人物の個性のぶつかりがただの幕の内の
お決まり具材のように魅力がありません。
昨年に続き裏切られた。そんな本です。
正月放送された寅さんはやっと2作品を見ました。
なんか出てくるシーンがついこの間の日本であるはずなのにとてつもなく
昔の話のように見えます。
静岡県島田市の大井川にかかる蓬莱橋の映像は心に残ります。
歩いて渡る橋として世界一の長さを誇るそうです。しかし、ここを歩くには
有料だというから了見が狭い。それも50円とかそんな値段です。いっそ
市民は0円観光客500円にすればよいのです。
今日、実は現場でこけました。ブロック塀に思いっきりすねをぶつけて
かなり貼れています。なぜこんなことに。
それが解らないのです。今でも170㎝のハイジャンプはできると思いますが、
腰位の塀を越えるのになぜこけるのか。実は何年か前胸位の塀を越せなくて
転倒した事があります。その時には今のように走ってませんでしたし、
まったく違う運動だから、仕方ないと思っていました。それが今や毎日
運動を欠かさないようになって、それでもこんな低い塀を越すのにこけてしまう
のはどうしてでしょう。今回は手に色々荷物を持ってバランスが悪かったのと
昨日からの雨で下が大変ぬかるんでいたのは事実です。この泥んこには
ここ数日悩まされています。靴が2足ともぐちょぐちょになり憂鬱になりました。
今まで寒かったのが、うそのように温かくなったり変な週末でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする