King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

真夏の白昼夢

2006年08月02日 23時57分32秒 | ジョギング
この時期に昼間の炎天下を走るというのは
もう完全に自殺行為です。
とはいえ、また私はいつもの公園を3往復走ったのです。
さすがに歩いている人もまばらな厳しい暑さの公園です。
それでも、梅雨明けを待ちかねたかのようにプールには
人があふれ、公園の噴水には幼児とその親が水遊びに
たくさん繰り出していました。

芝生の木陰には、写生の学生やサイクリングロードには
邪魔な大きな4人乗りの自転車が行きかいます。
観光客のサイクリングも夏休みなので、何組かいましたが、
子供づれは少ないようでした。その代わりお年寄りのアベックが
何組か乗っているのに会いました。

いつもウォーキングで挨拶してくれる年よりは、最近暑さの
ために現れず、走っている人もいません。
ここ休みの度に3往復しているので、常に走る側に意識を
持つというのが実践されて、もう途中でやめたいとかこのまま
では走れないかもしれないという意識はなくなりました。
最初から、3往復行く構えです。
しかし、この暑さの中で普通に何もなくすむはずもありません。
いままで経験したことのない現象を味わいました。
それは幽体離脱です。
今までも意識が首から上にだけある状態になることはあり
ました。今日はそれから一歩進み、足のそこにあった意識が
抜けてどんどん上に向かうのです。意識が服を脱ぐように体を
抜けようとするのです。

こむら返りのような足がうまくつけないような状態になり、
これが熱中症になるサインのこむら返りかと思いました。
すぐにいけないと思い、靴を履くように踵を元に戻し
それに10m位を要したでしょうか。そんな事が続いたので
やはり水道で、頭や首筋、腿やふくらはぎに水をかけ
意識を飛ばないようにしました。水を被ると体の温度が
明らかに下がるのを感じました。

もっと暑いときには、水を被った後は荷物を降ろしたような
軽やかな感じを味わう事ができます。でも幽体離脱も
楽しいかも。こんな特殊経験は並のことでは体験できません。
コメント
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