King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

11年も

2006年08月07日 23時29分58秒 | 日々のこと
今日のERはまたまた前回とは違うカラーにつつまれていて
一体このドラマの主題はなんなのかと思います。
で、今回現れた10年前の患者。
この先週の予告でカーターを指差してあの男には触れさせるなと
大声を出していたご老人と治療拒否というタイトルと今回が
すごい修羅場の連続になるのではと静かに期待しておりました。
ところが期待とは裏腹に、カーターはこの老人を忘れていて、
ファンである人々はこの老人の登場に過去のビデオを引っ張り
出したり、どんな内容だったか確認しあったりしていました。

そして、今回のわめく老人を見てカーターは知らないといい
自分は嫌われているようだからと接触を避けてさえいます。
これは意外な展開で、もっと修羅場や人間ドラマを予感して
いた我々には逆に効果絶大です。この10年前にもでていた
老人がまた出てくると言う事がすごいですし、出てきてまた
10年間をどう描くのか、どうその変化をかもし出すのか色々
描く手はあったと思います。それだけ大掛かりなものを見せて
もらえると期待したのです。ところが、カーターは肩透かしであり、
熱い医者魂を見せてかたくなな老人の心を癒すのかという
ありふれたものでなくて、普通にカーターの接し方で10年の
彼のキャリアと恋愛やら子供の死やら身内の不幸やらで
成長した大人の対応を今のポジションで責任ある医者の
態度を普通に見せられそれはそれで静かな感動になり
ました。

全体的にこのシリーズの特長として暗い影というか別ればかり
があり、今後どうなってしまうのかという不安ばかりが我々ファンの
間でも話が飛びかっています。先日何かの映画の台詞で
ERも最初は売れなかった。3作目で大ブレークしたんだというような
のを聞きかじりました。私は一作目からこの今までにない話の展開と
早いカメラワークとリアルな医療行為に目を奪われ続けです。
コメント
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