King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

パウダー後遺症

2008年02月16日 23時37分02秒 | スキー
スキーのための荷造りをしました。昨日は、板を
ワックスしてケースに入れてあります。

スキーでは、ベースレイアーに化繊の汗を吸い取るものを
着るというのが常識ですが、私の最近のお気に入りは、
ダクロンのTシャツです。その前はナイキのプロインナーなどの
ぴちぴちの奴を着ていたのですが、スキーをしているうちは
いいですが、運動をやめたときにはただ締め付けられている
だけの気がします。

次に重ね着するのが、以前はミズノの発熱する下着です。
これはヒマラヤ登山にも使われた冬最強の下着です。
しかし最近その威力にあまり魅力を感じません。というのも
スキーだと昼間や滑って汗をかいた時とその後のリフトで
寒風にさらされるという変化があり、そのギャップに耐えられる
ものでないとだめなのです。今年はウールのシャツを着ます。

これは、昔からの毛のシャツというのが如何に高機能で
あり、かつ着ごごちもいいかということです。中にナイキの
プロインナーを着てブレスサーモのシャツだと汗をかいた
後だと少しヒヤッとするのです。蔵王のようにマイナス13度
にもなるところだと、この組み合わせよりダクロンのTシャツと
メリノウールのシャツが一番です。そのうえにアンダーアーマー
のコールドギアとウエアです。アンダーアーマーはテンションが
かかって着ていて疲れない感じがします。

というわけで、ダクロンのTシャツとメリノウールのシャツを
スポーツ店に買いに行きました。そこで、ストックに目が留まり
リングを交換しようかとかその交換の方法を店員さんに聞いたり
実演してもらったりしてしばらく買おうかどうか悩みました。
多分私の今のストックでは、リング交換はできないし、いっそ
できるストックを買うか、それともリングのでかいバックカントリー用
を買うか。それともトレッキング用の物を買うかしばらく悩みました。

パウダー用にでかいリングのストックも必要であるというのは
前回の八甲田で痛感しました。しかし、ゲレンデスキーなら
太いストックよりも振りのバランスのよい物がいいに決まって
います。LEKIなどは最初から小さいのと大きいのが付いた
ものが売っています。しかし、主流としてはゲレンデで使う
ストックのリングなんかほんの時計位の大きさがほとんどです。

でも最近のスキー板の変化を見ると最初からパウダーを
滑るべく浮上性を高めたものが多く、オールラウンドとか
オールマウンテンといいつつバックカントリーで使うことまで
考えて作られているものが主流となりつつあります。これは
メイカーの戦略でもう子供に板を売ることより、年寄りに
新たなスキーの楽しさを知ってもらって道具を買い換えて
もらう戦略なのでしょう。そのひとつとしてテレマーカーの
増加が挙げられます。

前回の八甲田でもスキーで山に入って行くのはじじばば
ばかりです。その半分がテレマーカーであり、最近はじめた
という人ばかりでした。そして彼らの求めているものもパウダー
なのです。私も一時はパウダーの多いゲレンデを探したり、
非圧雪のバーンを持つゲレンデを求めて各地を回りましたが、
八甲田で一応の結論を得ました。パウダーは山に行けば
あるのです。

というわけで、色々なやましい問題があり、日々悩むという
繰り返しです。とりあえずスキーリーシュとダクロンのシャツと
メリノウールのシャツだけは買って帰りましたが。
コメント
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