King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

実態

2008年05月21日 23時30分46秒 | 日々のこと
日本の緊急救助隊は帰ってきましたが、その
隊員の声はおおむね環境はよかったという報道でしたが、
その後、中国の報道で日本の救助隊が特集で放送され
好意的だったというものを聞きました。

しかし、実際彼らがどれだけ働いたか、働く場所が与えられたかと
言う報道は否定的なものが多く、仕方なく帰ってきたというもの
でした。
さらに、その割にはまだ生き埋めの人たちが3万人もいるというし
被災して、まだなにも救いの手がないという人も多いという報道ばかり
です。

そして、入れ替わり現地に向かった医療チームは、自分たちが
手伝う必要のない病院での手伝いを命じられ、その必要がないと
思うので代わりにこことここで活動したいがどうかと問い合わせ
中という報道がありました。
それを聞き、何もしないより手伝いながらそれでもこうしたらいいのでは
と言う態度の方がいいのではと気になりました。

テレビや新聞では、日本の活動は好意的に受け止められていると
いうものが多いのに、週刊誌によると罵声を浴びせられたとか
帰れといわれたとか正反対のものが多く、これはこれで注意を
引きます。
一般の人は入っていけないので、早く多くの人を救ってやってと
思うばかりですが、日本だと体育館とか公民館で非難している
映像がおなじみですが、いつも出る映像はシートで作った掘っ
立て小屋です。

軍や救助隊が行っている筈なのに、テントさえまだ張れないとは
やはり、そういったケースを想定して備えをしていなかったの
でしょう。
日本は、地震大国で過去に大きな地震を経験したその記録も残っており
危険な箇所の研究やその予知まで行っています。
地震予知には法律まであるということで、ただそれができもしないことに
大風呂敷と無駄な税金投入と言ういつものお寒い状況だという新聞を
読みました。

実際、活断層の近くに原発があったり、耐震の不十分なマンションや
学校などそのまま放置されており、その方が先に手当てされるべきでは
と思います。
それに最近では、もろもろの金融財産や個人資産などが電子データで
保存されており、災害や戦争でコンピューターやサーバーが被害を
受けた時に、それらは保護されるのかと思います。
それに関連して、自分をもろもろ証明してくれるものや経験や資格や
自分の特性となっているものが、そんな災害や戦争などでは一発で
消えてしまうのではと思います。

元々資格とか知識とかは文明社会上でこそ生きるもので、普通の
リアルの世界では、食物を生み出す知識や獲得する能力が求め
られます。そういった実社会の人の基本的な実力を考えた時に
今後の日本は高齢化が進み、高齢化が進んだ時に首都圏に大地震
が来た時には、かなり深刻な事態になると予測されます。
最近話題になった、道路特定財源なども結局無駄なものをつくる
だけに使われていて、大災害に備える為とか構想道路の耐震とか
本来のあるべきものとは別のところにいっていてそういった実態と
かけ離れたものが無駄に積み重なっていると思えて仕方ありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする