King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

夏はインディージョーンズ

2008年07月25日 23時31分46秒 | 日々のこと
今日はまた暑い日でした。
熊谷に用事があり、ついでに先日買ってあった鑑賞券で
『インディージョーンズ4』をみてきました。
この熊谷のワーナーマイカルより、上里にあるユナイテッド
シネマの方が近いという説がありますが、児玉方面に用事が
あることはなく、熊谷は用事で月に何度が出かけるため
あえて上里までということも今後あるかどうか。
もともとこういう大作物は、こんなシネコンの小さなスクリーン
でみるのはつまらないのですが、今回は前回池袋、文京区に
行った際に時間がなくて見られなくなり、券を所持していて
わざわざ映画だけを見に行く気にもこの暑さではならないと
いうこともあり、今回のお昼休みにちょっとみてしまうと
いうのもいい時間配分になったと思います。

前評判があまりよくなく、無理やり作ったような感の強い
インディージョーンズですが、紹介のレポートなどで話の
落ちというのがあらかた見当が付いていたので、これは
余計つまらないものになりそうな気もしていました。
それなのに、それなのになぜインディージョーンズかと
いうと、夏に大作を見るというのは定番で暑い夏には涼しい
映画館がよく似合い、みるならはらはらどきどきのアドベンチャー
に限ります。さらに、昔から夏にスターウォーズを見るという
習慣から、夏にハリソンフォードを見るというのも恒例に
なっているのです。

今回の敵役は、ソ連の女将校で科学者で超能力者となって
いて、舞台がアマゾンとなっています。ここで、気になるのは
この時代のアマゾンなど誰も踏み込もうとなどしない、アフリカ
などにも及ばない未開の地であり、それが何でソ連が関心を持ち
アメリカ本土に踏み込んだり、冷戦前の連合国側の国が
その後、各地で西側諸国と対立する地を抱えるのになぜ南米
の宝探しなんかするのかまずきっかけに無理があると思います。
それに設定をうやむやにすべくいくつかのごまかしもあり、
現代にすでに答えが出てしまっているものはいじれないという
苦しい中、唯一いじれるのが謎の多い南米の文明だったので
しょう。

しかし、現在の研究でかなり古代の文明が解明されつつある
時期に謎の文明の答えを出すのは実に滑稽なものとなって
います。それが、各メディアの評価につながったものと
思います。ただ、このばかげた暑さの中で見る映画はやはり
ハリソンフォードのアメリカのヒーローでなければだめ
なのです。とにかく古きよき時代の男らしく強いアメリカの
正しく強い男を今でもみんなが見たがっているのです。

そして、誰もが現代の御伽噺としてなじんでいる主題とリンク
させてはらはらどきどきで古きよき時代のとにかく内容は
ないが楽しい映画になっています。まあそれだけを楽しめれば
いいんじゃないでしょうか。爺さんのハリソンフォードも
ぜひ見に行きましょう。できれば大きなスクリーンで。
私が見たのは、120人くらいしか入らない小さなものでしたが、
お客も少なく10人もいませんでした。

帰りは、5時くらいなのに真っ暗になって、雷が方々で鳴り、
やがて降ってきた雨は、雹も混じるすさまじいものでした。
這々の体で帰ってきて、中華レストランで冷やし中華を食べ
外に出たらまた土砂降りの雨がやってきました。スキー
などに行くともっと一日車で走るのですが、それより今日は
走った感じがしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする