King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ところてん消滅事件再び

2008年09月22日 23時11分48秒 | 日々のこと
テレビの放送で、店頭からところてんが消えた事件は
記憶に新しいところです。
しかし、先日の季節の番組切り替えで特番をやり、
その中のバナナダイエットにより、また店頭から
バナナが消えるという事件が起きました。

デブタレントが朝はバナナと水だけで、後の食事は
何を食べてもいいというダイエット法で、これなら
どんな優柔不断で運動拒否の人でもできそうな方法
です。そんなこともあり、今まで奇跡の栄養とか、
究極のレスキュー食として注目を浴びて、運動を
する人はなじみの深いもので、それがダイエットに
注目されると途端に店頭から消えるという事態に
なったのです。

なんとまあミーハーというか、テレビの影響というか
馬鹿馬鹿らしい現象です。今では、すっかり忘れ
去られたところてんやココアと同じです。私は昔から
ココアはよく飲んでいましたし、ところてんも好物で
したからそのような食品の偏った需要の発生というのは
とても迷惑です。

ましてバナナというポピュラーな食品まで、テレビで
ダイエット食として注目されれば、こんな田舎のスーパーの
バナナまでなくなってしまうのです。以前納豆も店頭から
なくなったことがありました。そんなことをテレビでやる前
から新聞や専門の本は出ていました。
つまりは、テレビの影響というのはとんでもないものが
今でもあるということです。

私の場合、よく見るテレビはニュース番組や深夜の海外
ドラマと映画、それにバスケットです。さらにNHKのBSの
マニアックな番組ばかりですから、私がNHKの番組で見て
わざわざどこどこに行きたいと思ったとしても、それと
同じ行動をとる人など皆無に近いのに対して、ダイエット
とか美容とか長寿のために何々がいいという紹介は、万人
に共通するものなのでしょう。

実にくだらなく思うのですが、そんなことを簡単に信じて
行動する人の多さに空恐ろしい感情を持つのは私だけで
しょうか。
コメント
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