この映画は、新聞の評やモーニングの試写会の記事
などでも気になるものでした。
前回のチェンジリングでも監督の力量というものを
見せ付けたクリントイーストウッドですが、どんな
映画を今度は送り出したのか気になっていたので
観てみました。
中国のモン族が近所に越してきて、そのトラブルに
もともと本来の米国人が巻き込まれてくるという
テーマとしてはありふれたものです。
しかし、今の世界情勢や米国の状況などを考えると
いろいろなものを考えさせてくれる話となっています。
ちょっと前なら黒人社会を描くだけでよかったのが、
世界の警察を自認する米国には、さまざまな難民や
移民が押し寄せるのです。
先にいた白人移民は、その時どうするのか。
それは米国がこれからどうして行くのかという問いかけであり、
米国の地方でも見れる社会の縮図なのです。そしてトラブルは
昔はとにかく銃をぶっ放していたらよかったのが、もはや
その暴力の連鎖に自ら疑問を投げかけざるを得なくなった
テロが影響していると思います。
この映画の宣伝では、意外な結末という客の引き方を
しましたが、愛するものを守るとはということを考え
させる一本でした。
描かれ方は、童貞と揶揄された神父との和解などベタな
やり方や物語のうだうだした進み方などあまり切れ味が
良いわけではないのに心に残るお話です。
イーストウッドがこんな名作ヒットメーカーになるなんて
とても意外でした。頑固じじいの役もぴったりです。
などでも気になるものでした。
前回のチェンジリングでも監督の力量というものを
見せ付けたクリントイーストウッドですが、どんな
映画を今度は送り出したのか気になっていたので
観てみました。
中国のモン族が近所に越してきて、そのトラブルに
もともと本来の米国人が巻き込まれてくるという
テーマとしてはありふれたものです。
しかし、今の世界情勢や米国の状況などを考えると
いろいろなものを考えさせてくれる話となっています。
ちょっと前なら黒人社会を描くだけでよかったのが、
世界の警察を自認する米国には、さまざまな難民や
移民が押し寄せるのです。
先にいた白人移民は、その時どうするのか。
それは米国がこれからどうして行くのかという問いかけであり、
米国の地方でも見れる社会の縮図なのです。そしてトラブルは
昔はとにかく銃をぶっ放していたらよかったのが、もはや
その暴力の連鎖に自ら疑問を投げかけざるを得なくなった
テロが影響していると思います。
この映画の宣伝では、意外な結末という客の引き方を
しましたが、愛するものを守るとはということを考え
させる一本でした。
描かれ方は、童貞と揶揄された神父との和解などベタな
やり方や物語のうだうだした進み方などあまり切れ味が
良いわけではないのに心に残るお話です。
イーストウッドがこんな名作ヒットメーカーになるなんて
とても意外でした。頑固じじいの役もぴったりです。