King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

プレーオフECFゲーム4 キャバリアーズ対マジック

2009年05月29日 10時02分35秒 | バスケ
Team    1   2   3   4   OT   T
Cavaliers 25   33  21   21   14  114
Magic   21   29  28   22   16  116

2009/5/26
Arena: Amway Arena, Orlando, FL
Officials: #48 Scott Foster , #24 Mike Callahan , #14 Joe DeRosa
Attendance:17,461
Duration: 3:06

第4戦にしても、延長になったものの今までとまったく同じ
展開です。

最初はキャブスのリードで始まり、後半になり逆転され最後は
シーソーになり、僅差でかわされてしまう。

エース、レブロンの神がかり的なシュートは健在で、得点も
40点以上と申し分ない働きであり、他のメンバーとて誰が
調子悪いというわけでもないのです。今までどおり、モーが
いて、ウエストもいて、イルゴースカスにバレジャオもいる、
中も高さでは勝っていて、リバウンドも取れている。

解説では、ベンチの差だとかベンチの得点とかザービアックが
穴だとか言っていましたが、この日はパブロビッチを使わずに
ザービアックを使った一つの作戦変更だったようですが、これも
不発。

いつもはフリースローがまったく入らないハワードはこの日は
良く入りました。それに、シーズン中はファウルが多く、ファウル
アウトも多いのですが、この日はファウルを5回後の守りも秀逸。

ベンチの差と言われた戦力差ですが、後半からの逆転は何が
原因でしょうか。

後半はハワードのインサイドを使わずにフォワードがペネトレート
でインサイドに切れ込んでいく攻撃を多用します。それがターコルー
だったり、ピートラスだったり、オルストンだったりがフォワード
攻撃をするのですが、それを可能にしているのはなんなのか。

一見ただの波状攻撃のようであり、なぜもっと外からとドワイトと
効率よく攻めないのかと思うようなフォワードのワンノンワンです。

この攻撃のペースを握るもの、それはマジックの守りです。

キャブスもプレスからファーストブレイクで勝ってきたチーム
です。派手なダンクやアリウープと神がかり的なシュートもマジック
にはないのですが、後半にじわじわと来て、最後は決められて
しまうこの守りはセルティックスをも破ってきた強烈なものです。

このがっぷり四つのぶつかり合いを変えるか、攻撃どころを変え
ファウルアウトを誘いディフェンスの穴を広げるか、とにかく
今までとは違う作戦を出さないことにはキャブスは危ういです。

キーはスピードとなるでしょう。スピードの違いを生かして
チャンスを広げるしかないと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする