King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

コロンビアの酸味

2015年02月02日 12時32分03秒 | 珈琲
草津の踏むとキュッキュッとなる雪を思い出しては
スキーと温泉の楽しみを反芻する日々です。

そのキュッキュッと鳴く雪は標高が2000メートル超で
気温がマイナス十度以下でないと体験できないもの
で、志賀や北海道でなくては見られない現象だと
思っていたら草津でも味わえました。

草津は固く凍った雪のイメージですが、本白根まで行けば
滑る人もまばらでいつでもふかふかの新雪が残っています。

とはいってもこれは平日のことだけかもしれません。

例年よりさらに人が少なく感じました。

それでもここのところ必ず見かける迷彩服の団体と
おそろいのビブスを付けた団体はいます。

そんないつものスキーの後飲む珈琲に今年はいつもと
少し違うものが加わりました。

コロンビアの豆の特長というと皆さんはすっぱいという
印象を持っているようです。

コロンビアとはマイルドコーヒーの代表国で、苦くなく
紅茶のような色が特徴です。

そして、一番の特長はミルク感なのです。

そのミルクのような咽喉越しとさらに昔ながらのティビカ種
の豆にのみあると信じていたものとは独特の酸味です。

これぞコロンビアの醍醐味であり、酸の特長だと信じて
いました。

そして、珈琲の酸味とはかくあるべきだと思ってきました。

ところが、今年の私の焙煎のバカマラはどうでしょう。

ここに私の辿り着いたものがありました。

それは酸味とはかくあるべしの更に結実した真実が
観られるのです。

これはCOEの豆やコンテスト豆を焼いていて発見したこと
でもあります。

その最高級で希少種の豆だからある酸の特長だと思われた
ことが実は焙煎により結実させられると知ったのは今年に
なってからです。

いやそう簡単のことではないのかもしれませんが、結論は
見えたというのが現在の所でしょうか。

その見えたところを多く方に知ってほしいところです。
コメント
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