King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

さらにまだ見ぬ世界へ

2018年10月18日 09時27分48秒 | 珈琲

肌寒い朝になりました。ここのところ予想外に雨になったりで

さわやかな秋空というのもしばらく未定な感じです。

昨日は所沢出張で一日留守にしてしまい、そんな日に限り注文が

重なり大変ご迷惑をおかけいたしました。

 

最近聞く、秩父の情報などびっくりするようなものばかりでこの先

どんな方向に行くのか大変心配です。

その最たるものとしてバンジージャンプ場の建設です。

これなどは完全な未来予測と地域特質のミスマッチで下手な投資となる

と予測します。

 

今は急速な高齢化が進み、そんな元気なお年寄りが活躍出来る社会が

望まれそれを築くのが急務であり、若者向けのバンジージャブなどは

なにもないことの裏返しで余計それがクローズアップされてしまいます。

何もないのに人を集める三峰神社のように秩父には目に見えない魅力があります。

まずそれを理解して多くの世代の支持を広げることが必要だと思います。

 

日本の現状もバブル崩壊以降、他の国や新興国の成長を横に見て日本だけ

ずっと資産デフレというジレンマに置かれました。それを打開すべく多くの

投資と政策がとられたものの何の効果もなく借金を増やすだけでした。さらに

その愚を繰り返すかのようにオリンピックを多額の投資をして開催しようと

しています。

 

一方テレビをみると日本のここがすごいという番組ばかり、世界が日本に憧れて

外国人が大挙して集まるという刷り込みを行っているようです。そして来年から

外国人の雇用拡大が実施されようとしています。本来なら賃金を上げ消費を喚起

していくだけでいいはずなのに、労働人口が足りないという宣伝に加え外国から

低賃金の労働人口を増やすという安易な政策です。本当の取り組みはもっと別の

所にあるのは解っているはずです。

 

今ジムに行くと高齢者が大挙して押し寄せています。

同様にウォーキングやジョギングに励む人も増えています。

これは国民の自衛の策で国は頼りにならないと自分の身は自分で守ると動き

出した人々の姿なのだと思います。しかし、日本国民の富のうち大半はお年寄り

が所有し、それを狙った詐欺が増え続けるという危ない状況なのです。

 

この秋特に気が付く、目に見えないものの大切さ。そしてまだ見ぬものに

思いを寄せるとそれに反対するものばかりが目に付くのです。

単純で解りやすいもので解決していくしかないのです。

それはまず日々の行動から。今日も目に見えないものが伝わることを心に留め

豆を焼きます。

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