King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

一月の季節のブレンドは

2019年01月07日 10時05分39秒 | 珈琲

当店は元旦からやっていましたが、元旦からしっかりと長居して

珈琲を飲んでいく方はなく、のんびりと過ごした感じです。

 

正月も七草となるといつものあわただしさが増して色々な情報と人が

集まります。

 

正月のニュースなどはいつも長閑なものが多いのに今年は最初から

きな臭いものが多く、韓国の反論動画公開などはいつまでうそをつくのかと

いうしらじらしいものでした。そんなにまでして何を当時隠していたのか

気になります。

 

一方まったく知らなかった世界的ニュースを日曜日のテレビで知りました。

 

中国が世界初月に探査機を着陸させたというのです。それも月の裏側にというのが

なんとも妙なものを感じます。

 

これは快挙なのか何を目論んでいるのかしばし考えましたが、日本は探査機を小惑星に

着陸させ成分を持ち帰り地球に帰ってくるというミッションを行っており、技術的にそちら

の方が高い感じがします。月にもかぐらを打ち上げ精細な画像を得るというミッションも

行っています。日本のそういう諸々の計画も日本独自というより米の管理下のような面白く

ない面もありますが、逆に中国の探査機は月にも覇権を及ぼすという意図が最初から宣言され

月の資源を手に入れるためだと堂々と宣明されています。

 

かつての戦争の結果、新たな植民地を獲得することや未開地の領有はしないと学校でも教わりました。

今時ですから植民地という言葉を聞くといつの話かという感じです。南極大陸も宇宙の領有もしないと

いうのが国際コンセンサスだと思っていたら中国は違うようです。このように最初の相互理解が違うと

とんでもない事態がまた出来してしまう感じです。あのマグロの初セリで高値で競り落とす会社は奇をてらった

目立ちたがり屋というイメージですが、ソマリア沖の海賊対策で実利的解決を一企業ながらしています。

こういうのはニュースにならず本マグロとその値段ばかりが出てくるだけです。

 

何も軍艦や軍隊といった武力行使だけが暴力行為に対抗する手段でないという良い見本なのに残念です。

 

今世界は自国第一主義や利己的な政党の台頭で不安定化を増しています。今まで積み上げてきた人類の英知を

今一度見返し戦争などに至らぬようにせねばなりません。

そんな意味で北方領土交渉とかレーダー照射問題も国民として関心を持ち見守っていかないといけないでしょう。

 

さて、新年の新しい豆としてドミニカパラオナAAAを焼きました。

 

これはとてもフルーティーで鮮烈な印象の丸で珈琲とは思えない味です。

喉に抜ける清涼感があればほぼあのゲイシャと肩を並べる味わいです。

それなのに知名度がないためか値段はゲイシャの三分の一です。

 

大粒のティビィカ系でありながらジャマイカのブルーマウンテンの重い暗い感じの印象と

違い、とても陽性で明るい華やかな雰囲気です。この華やかさこそ私がいつもこの新年の

季節のブレンドのテーマとするところです。

 

今年も季節のブレンドは『雅』で始まります。

お楽しみください。

 

コメント
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