King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

福島のスキー忘備録

2019年01月24日 23時58分24秒 | スキー

外国人旅行者には高速乗り放題2万円定額というサービスがあると

聞きました。常々このブログに書いているように休日の混雑の多い時に

休日割引という混雑を助長するようなものがあり、かつてあった通勤割引というスキーに

最適な割引はなくなりました。欧州先進国ではスキー休暇があり、それもみんなが同時に

とると混雑するというので割り振りになっているという気の利きようで人生の楽しみを

知る制度となっています。

 

ところが日本ではスキー場の破綻が相次ぎ都心から遠いスキー場は滑っているのは外国人

ばかりという状況です。

 

こういう状況はテレビなどでは紹介されません。

 

地方のスキー場というのは第三セクターという組織で立ち上がり、もともとつらい歴史に

さらされた中山間地に利権と税金が複雑に絡み合う構図があり、時代の激しい波にそういった

組織は経営的に行き詰まり、バタバタと消えていくのですが、同時にバブルの崩壊という

金融機関の整理が始まるとよりその行方に暗雲が立ち込めます。

 

ただ、毎年閉まるスキー場があるなか、昨今はしばらく閉鎖されていたものが復活するという

のもあり、ただ単に経営センスという事だったのではという感じもします。これは温泉地やかつて

リゾート法ができ作られたホテルが破綻したものが軒並み次のホテルに買収されていった

のと同じです。ただ違うのは今まで日本人が顧客だったのがほとんどが外国人になっていると

いうことで、彼らは税金負担がなく、安くツアーができる制度が整っているから日本の不便な

スキーツアーにやってきているのです。

 

今年消費税が値上げされますが、これなど何のための値上げか解りません。

 

国民が税負担して外国人にサービスが与えられている現状に誰も不安や文句を言いませんが

これは健全な状況ではないし、早急に外国人労働者を受け入れを決めたやり方などなにかに

強いられて国内の安全や税体系や社会保障にひずみを生じさせる行動をとるのは誰の指示なのか

非常に気になります。

 

少子高齢化と人手不足ばかりがクローズアップされ喧伝されていますが、日本の何かが

売り渡されつつあると感じるのは私だけでしょうか。

そもそも日本の主権が戦後本当に取り戻され元通りの主権国だったのかという疑問さえ、最近の

韓国関係とか国際的立場を考えると思えてなりません。それに比べ大国とはいえ所詮発展途上国と

思われた中国は着々とその覇権主義を発揮し世界の強国だという威勢をただの虚言でないことを

示し始めています。

 

そんな外国人にサービスする状況の高速道路にこの福島行きも面倒な手続きと制約があるものの

割引があることが解りました。冬のドラ割というもので、これはスキー場のホームページをチェックして

知りました。これにより花園から磐梯高原が定額になり、経由も自由ということなので少し遠回りですが、

花園から高崎に回って行くことにしました。一昨年シーズンに行った会津たかつえスキー場の時も

東北道に乗るのに二時間近くもかかりましたが、花園からずっと高速の方が早く着きます。もちろんその分の

高速代が気になるところですが、それが定額で安くなっているのでこれは私のための制度だと感じましたが、

実際埼玉県民のための割引なのか首都圏を含めた人がこれを使うのか疑問に思うものでした。

 

東北道に近い人は休日割引の方が安くなるし、首都高や圏央道はこのドラ割には関係無く定額で加算される

ので、どれだけの人がこの恩恵にあずかるのか甚だ疑問なのです。こんなのも外国人の消費税無税の旅行代金に

比べたら割引は微々たるものです。リフト券とかクーポンなども調べても百円二百円の割引なのです。

これなども二泊三日とかリゾート感覚で数日の旅行をする人には地域パス的なリフト券を出していちいち券を買う手間と

面倒を避けた方がお互いの利益になると思います。

 

一日券とか午後券とかの料金体系にそもそもおかしい点があるのです。

 

スキー場に来た人は皆リフトに乗るわけですから昔のように駐車場から高いリフト券からまずくて高い

食事などどれだけ分捕れるかというスタイルがいまだに残るスキー場もあり、ユーザーの需要を自ら

断っているという現状を思わずにはいられません。

 

まずスキー場に来てどう過ごすのかというモデルイメージを作り何を売りにするか考える時期に

来ています。今は外国人が来ているから良いというのでは日本の売渡に貢献するだけです。

長野パスとか上越パスという一週間単位のパスとか二泊三日のパスを高速から宿からセットに

してその間のリフトは地域のどこのリフトでも乗り放題の物を作るべきです。

 

そうすれば今まで気になっていたけれど行けなかった小さなスキー場にはしごする人とか

今までない需要にこたえられ、地域の魅力もより発信しやすくなるはずです。

 

特に日程的に平日パックとして独自のホームページから高速や電車の手配宿の手配ができその場で

コード発行で全ての支払いもできれば相互利益が増します。既存の旅行会社やネット業者は反対する

でしょうが、それは行政や各業者でみんなでそのページを作り利益を分け合う仕組みを作れば地域の

恩恵は強くなります。

 

そろそろ一日券と食事パックだけという現状から抜け出ていいころです。

 

それも生き残りに何が必要か考えれば新たな需要にはただ家族連れをターゲットにしたり

外国人をより呼び込む取り組みより実現性が高いものがあると思われます。

 

例えば今回の二泊三日だと初日は10時半から11時に着くわけですが、午後券がある

所と四時間券のところがあり、どちらも一日券の五百円引きくらいなのです。場所によっては

午後一時過ぎでも一日券を平気で売るところもあります。

平日だと福島のスキー場は九時から四時というのが多いのですが、実際には三時に閉まる

コースがあり、三時には帰り行動になり滑るのは三時半までというのが実際です。上信越では

八時半から五時まで滑れるところが多いのにこれは滞在して何日も滑る人が多いからかこの

意外と短い終了になっているのかもしれません。

 

スキー場としてはもう動かしてしまえば電気代は同じなのですから、地域でフリーパス的に使えるリフト券

にした方がいろいろな使い方ができ滅多に来れないからこそ、小さなスキー場から大きなゲレンデも

はしごして楽しみたい人もいるでしょうし、何泊もするので雪の良い時だけ滑ればいいという人もいるで

しょう。それを可能にするには滞在中どこのリフトでも乗り放題にして、いちいちチケットを買う手間も

省くことを考えた方がよいです。

 

長野群馬などのビックゲレンデでは8日券とか一度買えばずっと使える券が売っていますが、その便利さを

思うともっとその枠を広げればもっとお客も呼べると思わずにはいられません。

 

今回そもそも私は猫魔から動こうとは思わなかったのですが、それはついてからホテルに止めればホテルに

出入りとゲレンデが直結している場所だとイメージしていたからで、猫魔とアルツももっと便利に行き来できる

と思っていました。しかし、斑尾とタングラムほどの行き来の自由さがあるわけでもなく、スキー場には

逆にリフト券は共通といいつつ隣りに行ってはいけません柵がありますという標識まであります。

 

ネットでは星野リゾートで管理していて相互に送迎しておりリフト券も共通という宣伝をしているので

もっと自由さがあると思っていたらお互いに滑り込むことができないし、車で40分も移動を強いられ

リフトの終了も三時半ではとても二つのスキー場を楽しむことはできません。

 

売りにしている新雪も踏まれていない雪が結構残っているのに入ってみると繰り返してなくなるまで踏みたいと

思うものではありませんでした。

 

草津のロープウェイを何度も使っても滑ったあの斜面とは違います。

 

ただ、樹氷の美しい山に人が少なく幻想的森の中のスキー場という現実離れした雰囲気はあり、

これはこれでリゾート感を感じながらカップルで滑るのも良いのかもしれません。

ただ、平日は水木と閉鎖というのは騙されたと思うのも無理なからんことで、自分の車で移動と

なるとまた別な楽しみ方も考えたくなります。例えば猪苗代スキー場と猪苗代リゾートとアルツは

並ぶようにあり、まともに一日券を三つ買うのは負担でしょう。それでもせっかく高い高速を

払ってきてるとなれば二泊三日のうち真中ではしごを考えても不思議ではありません。

 

私は気に入った斜面は何度も滑っていろいろと試したいのでよっぽどのことがない限り

はしごはしません。それにスキーブーツを脱いだり履いたりするのもいやなのもあります。

志賀や上越などのように無料のバスが各スキー場を周っていたり共通のリフト券なら話は

違います。

 

スキー場の利益もそこで思わず休んで食べた特別の料理なり、名物なりがあれば観光客はその

虚構に付き合うでしょう。

 

それがまだその虚構の確立が不完全でいまだにクレープだとかソフトクリームだとか昼は

ラーメンとカレーとどこのスキー場も同じなのです。これでは二泊三日で来ても三日とも

カレーを食うことになってしまうのです。

 

もっと簡単にお金を使わせてしかも満足させられるシステムがあるのに未だに自分のスキー場に

客を呼ぶことに固執して需要を少なくしていることに気が付かないのです。

 

それには新たなドラマを構築することです。地吹雪の中、キッチンカーが営業していましたが、

そんなの誰が買うのでしょう。誰が地吹雪の中買い食いなどするでしょうか。それでも昼にそこで

買い物するのは三日も続けてカレーを食べたくない人とケバブ好きか物好きという事です。

 

スキー場の奥に行くと今は使われていない施設がトイレと無料休憩室だけで開けてあったりします。

それも地吹雪の中営業中ともトイレが使えますとの表記もなく何とも不愛想なのです。

 

それに一番いけないと思ったのはもう何代も経営が変わったはずなのに初代のコース名が

そのまま残っていて配布されているコースマップは違う名前というのは外国人の人にはさらに

遭難の危険が増す行為です。

 

林間も滑走注意という看板が立つだけで気を付けて滑れなのか絶対進入禁止なのか実に

不明なのです。外国人が半数以上になる現状にその辺の表示が各国語の表示がないのは

余計事故を誘発します。

 

アルツのコース図をよーくみると一番奥の猫魔ボウルと一番端のゴンドラコースは

繋がっているようです。私の記憶ではリフト乗り場から降りる口が開いていたような気が

しましたが、いざ全てのコースを滑り後はリゾートセンターへ戻るだけとなった時に

下のリフト乗り場にはロープが張ってあって下に行くコース表示もなく時間で閉めてしまったのか

ゴンドラコースを滑らせたくないので閉鎖していたのか不明です。

 

ネットでは星野リゾートが両スキー場を買収しすぐにでも連結されるのではと期待する人の声があり

宣伝ではあたかも両スキー場に自由に行き来できる環境があるかのようなリフト共通券とか送迎バスの

運行などがあるものの実際に現地に立つと夏場なら通れる道も閉鎖となっていてかなりの遠回りの移動を

強いられます。猫魔ではコースは山の上まで開いているのにリフトが途中までしかなかったり、見えてるのに

滑れないコースというのがとても精神的に良くありません。三本のリフトを乗りつくすともうやることがない

という絶望的な感覚になり、それから次のスキー場に移動するのも癪だし、駐車場までが板を担いでスキーブーツ

で歩くのも苦痛です。そんなこともあってか三時ごろ人がいなくなり、三時半にはリフトが止まってしまうような

状況でした。

 

猪苗代のミネロの一番上のリフトで出会った人は板を脱いでスノーシューを付けていました。

どちらまで行かれるんですかと聞くと赤植山だといいます。私は磐梯山でも行くのかと

思ったのですが、このリフトの掛かる山の頂まで行くらしいのです。時間は一時間程度

だといいます。それまでして行き観たい景色とかあるのでしょうか。リフトで登りあと一時間の

雪山行にどれだけの意義があるのかという気もしますが、昼頃帰ってきた彼らの顔には

明らかな満足感が漂っていました。

 

今回の斜面で一番印象に残ったのは猪苗代の大沢大回転コースで、ここはダブルブラック

ダイヤモンド表記でよいコースです。足が万全の時にぜひまたチャレンジしたいところです。

 

アルツの猫魔ボウルもチャレンジングな斜面ながら距離は短いし、アクセスするのに登りがあったり

とても苦労して辿り着くことを考えるとなんでこんな苦労させられてるのと考えてしまいます。

 

リフトはエントリーが少なく、平日でも混雑していてこれはオペレーションも含めて工夫が必要なの

ではと思えます。それにどこでも感じる貧相なイメージはリゾートと冠するにはけち臭いのです。

ホテルで出会う人はそのつもりで滞在しており、一週間いるとか家族ぐるみできているなどという

特殊というか奇特な人が集う地なのにその奇特さに即していないばかりか違う方向に向いているように

思われます。つまり、滞在中無料でふるまわれる諸々の物とかそんなので満足してしまう人は実は

少なく、もっと帰りの車中や後で感じるリゾート感でまた来たいと思うことはそこにもっと居たいという

秘めた物語なのです。

 

そのための虚構はちっとも用意されていないことに気が付くべきでしょう。

 

草津のフードコートなど毎年行き、もう食べつくしたものばかりでそれでも毎年メニューに加わるものが

あり、その内容はまだまだと感じるものの、福島のスキー場はまだそういった上越や長野のレベルまで

行っていない破綻の傷跡ばかりが目立つのでした。

 

そんなものを忘れさす今後の工夫がほしいところです。いつも行く草津の二倍の距離ながら4時間で

これてしまい、おおむね高速道路で運転も楽です。そういった利点をアピールしてねむっている需要を

掘り起こしてほしいものです。

 

最後に宿泊した旧猫魔ホテルについてですが、これはレークサイドに立つリゾートホテルで、この界隈唯一と

いう源泉掛流しの自噴温泉だという事ですが、私が以前とまった五色沼温泉が無色透明だったのに比べ、

有馬温泉を思わせる泥色の温泉でした。有馬温泉が明るい黄土色でさらっとした肌あいなのに比べ、こちらは

もろに泥を溶かしたような色です。最初地下から無理やり汲み出した系の物を疑いましたがそうではない

ようです。

 

露天風呂は本当に建物から出ると屋根は一切なく、出口は氷っており本当に外に出てしまったという感じで

自然の中で入浴している感じは相当のものでこれが夜星が見えるときに入ればさぞきれいだろうという感じ

でした。

 

宿泊者はほとんどが外国人で、私の泊まったフロアーはほとんどが外国人という感じでしたが別に不都合は

なく、かえって非日常的で楽しいかもしれません。ただ、やはり中国人のグループと一緒になるのだけはやはり

マナーとか音とか気になるのは相変わらずかもしれません。泊まっている人がスキー客だけでなく、様々な年齢層が

いて家族連れからカップルから若いグループやら結構な人がいました。

 

ホテルのサービスとしては滞在中いつ帰って来ても玄関の外までスタッフが出てきて対応してくれ、二泊目で駐車場から

直接玄関に来ても外まで出てきて出迎えてくれたのには久々そういう対応を受けたという感じでした。かつてヴィレッジなど

でも顔をよく知るベルボーイがいつも出迎えてくれたのに昨シーズンは一度も出迎えも声がけもなかったようなイメージで

家族が先にチェックインしていると大きな荷物を抱えて玄関を通過しても知らん顔という事さえ他のホテルでは多いのに

久しぶりにまともな対応をされた気になりました。裏磐梯は国立公園内からかガソリンスタンドやコンビニでも茶色の

一色の地味看板で雪と木立の雰囲気だとまるで外国のにリゾートにいるような感じでよい雰囲気です。これに雪質が

宣伝しているように粉パウならいうことなしでしたが、これはまだまだという感じでした。草津の寒さにさらされ風に

飛ばされ吹きだまった粉パウとはいきません。

 

ニセコやトマム、富良野といったスキーリゾートでは外国人から日本人まで様々な交流があり、思い出として

いまでもその時の会話とかその人の人生まで思い出すのですが、今回は私一人でもなく話すことも送迎バスなどの

一緒になるタイミングもなく会話はまるでありませんでした。これはこれで少し不自然かもしれません。

私が泊まった階の人々はほとんどが外国人のようでした。エレベーターで乗り合わせるくらいでその時も

依然ニセコの団体はコロラドから来たとかどこの空港でトランジットしてきたとか今でも覚えているのに

今回は彼らが私と同様車利用だということくらいしかしらないのでした。これは彼らに興味を失い会話の機会を

自ら少なくしたのかこれは注意して次はもっとお互いの相互理解を深めたいものだと思ったりしました。

 

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締めは星野リゾートアルツ磐梯

2019年01月24日 23時33分45秒 | スキー

始めていくスキー場というのはどうしてもすべてのコースを滑り

山の頂に立ち風景から雰囲気からすべてを味わってこそというのが

あり、全てのリフトに乗るのを目標にし、全てのコースを滑るものです。

 

ですが、初心者用のコースや迂回路などは滑らないのですが、この福島の旅でも

おおむねそれを果たしてきたわけですが、初日の猫魔は三本のリフトにそれぞれ右左と

コースと解りやすい配置で巡りやすく解りやすい構成のせいか滑りごたえとか繰り返し滑り

たい斜面とか新雪をなくなるまで踏みたいとか思わせるがつがつした意欲が湧かないこの世の

物とも思えない雰囲気のところでそれはもっちりとしたあまり踏んでも心地よくない雪質から

かもしれないと感じました。

 

そして本日のアルツ磐梯はその猫魔の反対斜面にあるスキー場で越後の舞子後楽園と岩原の

関係にあります。

 

初日の猫魔が非常にけち臭いと感じたのと同様このアルツもやるなら徹底的にという感じを

受けました。破綻したスキー場というのは使わなくなったコースとかリフトとかレストランの施設

とかがあり、歴史を感じたりするわけですが、コースがきれいに開いているのにそこに行けないと

いうのは非常にストレスを感じさせます。

 

初日と同様吹雪状に降る中、また同じ道を通りアルツに向かうと今までになくスキー場に向かう車

が現れ着くと駐車場には場内案内人もいて盛況です。ここにも大勢の小学校の団体もいて左端の

リフトは止まっていてキャットのコースとなっているようです。右端のゴンドラは動いている

気配がありません。結局真ん中のフード付きのリフトしか行き場がなく、四人乗りなのに相乗りも

させてないのでたいして人もいないのにリフト待ちがあるというストレスを感じる状況でした。

 

吹雪状で視界が悪く、コース状況も頭にない中どちらに行けばいいのか解らない状況で滑り出すと

コース表示も非常に貧弱で今ではブラックとかホワイトとかネーミングしているくせにその表記はなく

かつての19番コースとかの表示がそのまま残り、奥に行くとその表示板の取れた棒だけのところもあり

なんとも打ち捨てられたスキー場のイメージです。

 

華々しく、社長がマスコミにたびたび登場する最も進んだ企業のイメージながら今の顧客満足の時代に

外国人も多く滑るスキー場に打ち捨てられたようなイメージがあるのはいかがなものかということと、

昨今多い行方不明になって救助されたものの救助費用を踏み倒して帰国する外国人などあらわれるのも

こういう表示の不徹底があるのではないかと思われます。

 

私は最初乗った時に気が付かなかったのですが、フード付きのリフトのフードが手動だったというのも

非常に驚きました。

 

とはいえ真中のリフトから奥ヘ奥へと行くだけでも面白い斜面や未圧雪急斜面など滑りごたえのある

斜面が続き、一つ一つのリフトが冒険の連続のようなワクワク感もあります。これは野沢の動物シリーズ

みたいな斜面でひとつの尾根から三つの降りるコースがすべて急斜面で未圧雪です。ただしこの尾根の部分が

まっ平らですべて滑るのに何度もこののぼりのような平行移動をしないと行けないのです。

 

この様に各コースの移動はよいとは言えず、吹雪でリフトは減速運転をしており全てのコースを滑るだけで

三時までかかりました。上のリフトは三時半くらいが最終ですが、リフトに降りる上級者コースは三時には

閉められていました。

 

一番上のリフトから帰ってくるだけでも三十分くらいかかりますから、ここも実質三時に終了という感じです。

 

アルツは小学生の団体などがいたものの他はほとんどが若いボーダーであるというのも今までと違う雰囲気で

ただ、猫魔同様星野リゾートとわざわざ銘打つならもっとけち臭くない対応をと願います。

 

特に食事処のメニューなどもリゾートとは程遠くメニューも貧相で何日も通う人が多いはずなのに

選びようのないカレーとラーメンしかないという貧しさと食堂の寒さはとてもリゾートのイメージからほど遠い

のでした。

 

しかし、この三日間で巡った斜面ではやはりアルツ磐梯が最高であり、もう一度訪れたいと思うのも

ここなのでした。ハードな斜面の連続で思ったように滑れなかったところも多く、自身の進歩を感じて

いたところがもろくも崩れ去り色々と反省したり見直しを迫られたのでした。ただ、先週の草津での

ひざの故障があり、これが完全であればという恨みもあり、是非ともまた再挑戦したいという願いとともに

帰路に就きました。

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