King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』秩父ゾンビタウンになる

2019年01月20日 23時54分56秒 | 珈琲

友人の情報により秩父が舞台のドラマをNHKでやるからというので

録画しておいたら、朝メールがあり見たか見たかと催促のような連絡が入りました。

 

題とか番組告知とかが今風のグダグダ風で内容がなさそうなものだったので

とても見るつもりもなかったのですが、仕方なく見てみると一目でわかるいつもの

風景が次々に展開していくので秩父がゾンビタウンになっていくという今後の展開が

気になることになりました。

 

とはいえこんな内容で8回もやるんだという呆れる内容で、さらに昔少しはやった

お笑いタレントやよく見るわき役とか一曲だけヒットした歌手とか出てくる人は

そんなB級で内容はC級路線だし、なんで秩父で撮ったのという疑問がまず浮かびます。

 

とはいえテレビ画面にいつもの日常が舞台になっているという現実は何かクイズを

出されているかのようで、すべては秩父で撮っているのではないだろうにこれは

どこだと常に探してよーく画面を見つめることになってしまいます。

 

スナックボヘミアンは秩父じゃないだろうとかそれにしても下手な芝居だなとか

こんなコントのようなドラマを流す意味はというのをどうしても考えてしまい

ます。

 

曲がりなりにもNHKという公共放送であり、流せばそれなりに社会にインパクトが

加わり、時代を切り取り作る立場の放送媒体が何でゾンビドラマをそれもアクション

系でなく、こういうネットで書き散らかされているようなものをわざわざ取り上げたのか

不思議でなりません。

 

白熱教室とか欲望の資本主義とか世界的視野の番組がある反面、強制徴収の税金的な

受信料で作られているとは思えないようなものもあります。

 

無料だからいいかと思えば、民放のニュース番組でさえ公平中立なのかというものも

最近多いようで、出てくるコメンテーターの発言も根拠が薄弱な自身の政治思考や

誘導がでているようなものが目立ちます。

 

最近は新聞や雑誌をわざわざ定期購読するひとは減り、言論の質が問われる場も

少なくなっているのでしょう。

 

秩父のような田舎町だとどこに出かけるのも車ということになり、町は人通りが

なく、夜になればすぐ真っ暗になり、人気もないという過疎化という地方の現状そのもの

なのですが、少しでもお互いの関心を喚起すればまた違った展開というのがあり

そうです。

 

それには毎日立ち寄るスポットだったり、意味もなく人が集まりやすい習慣だったり

します。

 

行政に期待したり、補助金がらみの事業に頼ったりでなく、地域の活性は住んでいる人と

その相互理解から始まるのです。

 

取り分け行きつけのカフェとそこで出会ういつもの人や季節の珈琲があれば人生の

活力になるのではと。

 

車で走り抜けるだけではわかりませんが、私のように毎日市内を走りまわると変化と

季節の移り変わりを肌で感じることができます。

 

例えばハクセキレイの冬の謎の集会。

 

ハクセキレイは人懐こい逃げない鳥とネットなどで紹介されています。

 

普段雀以上に頻繁に見かけます。縄張り意識が強く、個体でこうどうし群れない

鳥となっていますが、この冬の時期なぜか特定の場所に集まるのを見かけます。

それが交差点の電線なのです。交差点も年々場所が変わり、今年は警察署の交差点で

そこに沢山止まっています。それも皆身動きせず置物のようにずっと止まっているだけです。

 

車で通る人はなかなか気が付かない現象でしょう。

 

そして、町の空気も季節の匂いも夜毎日走ると色々と気が付きます。

 

そんな日々の変化と空気に合う味を季節ごとにブレンドし毎月季節のブレンドと

しています。

 

昨日来店の外国からのお客様に今月の季節のブレンドを入れたところ

大変気に入られ最初に発した言葉が印象的でした。

 

満足そうに甘いとおっしゃいました。

 

感想はそれぞれですが、飲んでひとこと発するその表情がみなおなじなのは

面白い発見です。

 

お互い何かを発見して確認しあうようなそんな試飲タイムです。

 

 

コメント
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