King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

三日目の草津

2019年01月17日 23時53分16秒 | スキー

二日目が新雪で、三日目はよく晴れた晴天です。風が強いのがいつもの

一月の草津です。風か強く青葉山のリフトもいつもより遅い運行のように感じました。

本白根も山頂駅もくっきり見えます。青葉山のリフトの山頂監視所には富士山が見える

リフトと写真が出ています。何年も来ていますが、この位置から富士山を確認したことがなく、

本当なのかと思っていました。今年改めて今日なら見えるだろうとよく見てみるとあれのことかと

得心が行きました。ほんの僅か出ている富士山はよく知るあの山の稜線の形でなくほんのあたま

の事だったのです。渋峠の山頂の見晴らし台からははっきりと富士山と解る山容がみられますが、

ここからはこのていどなんだとみえてもあの美しい姿は見られないのです。今回よく見たことで

浅間山も見れることや新たな発見もありました。

他の人もあれだとか言い合っている姿がありました。

普段一月は雪の事が多いので見られるのは非常にまれでしょう。今日は青葉も端を残して圧雪され

奇麗に縦筋ができていました。風が強く、山から白い煙が立ち上る独特の風景にいつもの白と青の世界が

高まり、またあの失われた斜面の事を思わずにはいられませんでした。

体が冷えてお茶休みを入れるようになり、ロープウェイ山頂駅の居心地の良さなどを思いつつ

青葉山レストランで休んでいたら酸辣湯面ののぼりが妙にそそり、昼はそれを食べました。

1100円と麺の中で一番高いのですが、カツカレーなども1300円とみんなここは高めです。

今年はここまでもうバスが来ていませんから物資の運送やら暖房やら考えたら仕方ない

ことでしょう。昨日も雪上車でガスを運んでいる様を眺めていて大きなボンベを何本も

クレーンで吊り下げておろしていたのを見て食事もここでお金を落さねばと思ったからでしょうか。

 

あまりの風の冷たさに下の天狗のリフトへ移動してそのリフトを繰り返していたら

ついにスノーチュービングにお客が現れました。ただ、なかなかスタートせず、係員が

フックをティーバーにうまく掛けられないようで何個か逃したのちやっとスタートしたと

思ったら、ものすごい絶叫がします。そんなに恐ろしいのかと振り返ってみるとゆったりと

大柄な女の人を乗せた浮き輪がゆっくりと斜面を登っているのが見えます。さらに絶叫がして

浮き輪が止まったらしく、次の挑戦者が前の搭乗者と無事の再会を喜ぶように抱き合っていました。

いいお客さんだねとつくづく思ってしまいました。

 

レストハウスでも半分以上が中華民であり、昔のように大きな声で中国語の会話をするでもなく

黙っていると中華民とも区別のつかない人も多くなっています。ホテルでは意外と日本人が多く、

スキーでなく温泉だけに来た若い団体も沢山いたようでした。

 

前の記録を読むと五時まで滑ったと書いたものが多くありますが、コースが減少した今、五時まで

滑るのも体力的に三日滑るのも無理な感じがしました。体力の低下で堅い雪にはじかれたように

転倒したり、かつてはアイスバーンでも転倒などしなかったところで転倒して膝の上の筋肉が伸びる

ような感じがして筋肉損傷を感じました。

 

これは体力低下か技術の低下か気になりますが、怪我しないうちに早めに上がることにしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする