King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

いまさらに寒さ増し

2019年01月10日 09時34分19秒 | 珈琲

昨日の出来事は久々に不愉快な出来事で声を荒げて怒ってしまいそうに

なるような出来事でした。

しかし、さらっとじゃあもういいですと次に切り替えて大人の対応をしたつもりが

なんかぶすぶすと自分の中で燻り続けて精神的によくありません。

これは昨年のもう一ケ月以上前の出来事から始まり、人の信用とか人と人の出会いと人間関係で

築いた事で私も長年営業職を経験したこともあり、営業の苦労とかつらい面なども知っているので

営業の人の力になることを今でも考えます。

 

それなのにこちらの気遣いもそっちのけにされ、気持ちを汲むという事もないのかと寂しい思いを

したので、私が大事にしている人と人のつながりだとか目に見えないものこそ大事にするという日頃の

信念をも傷つけられた感じがしました。

 

事件の内容はざっとこんな感じです。車の車検の予約を昨年にして、一ケ月以上前に郵便で車検の案内と

早割という制度の説明がありました。電話で担当からいつにするか問い合わせがあり、昨日取りに来るように

いってありました。車検には一泊二日車を預からしてほしいとのことで当方は仕方ないからいろいろ手配して

車を使わないようにして代車もいらないから車を自宅まで取りに来て、終わったらまた元に戻すようにと

お願いしました。すると公定費用の数万円を当日預からしてほしいという事でそれも了承しました。

 

そうするとそれだけで今年に入り明日何時に取りに行くという電話もないまま、当日も全く取りに来る気配も

ありません。以前12カ月点検の時にも予約して何の前触れもなく来て車をとっていったのでそうなのだと思って

いたら今回は全く忘れたようです。昼頃しびれを切らして担当に電話すると今出先なので確認してみますと呑気に

答えました。ここで普通なら怒りが爆発して怒鳴り飛ばすところですが、逆に寂しく残念な気持ちになり、もう

他所に出すから結構だとだけ言い電話を切りました。

 

なぜ、まず申し明けありませんと先に謝らないのでしょうか。自分が担当で受けた日にちであり、ひと月以上

前に受けるほど重要な予約であるならなぜ前日の確認もしてこないのでしょうか。それに今までトヨタの整備

なら車検に一泊二日ということもないし、持ち込んで一時間もして乗って帰るというのが相場でした。

早割でひと月前から予約する時も事前査定などで費用見積もりして予約と費用説明と割引き内容の説明も徹底していました。

 

それが電話一本で受けて当日の段取りも電話で一度話しただけで大丈夫なのかなと訝る状況で案の定

当日誰も来ないという結果です。それで連絡してもそれじゃあ確認してみますと悪びれずもせずという

態度にこれはダメだという寂しい気持ちの方が強くなったのです。なぜまず謝れないかと。

 

SUBARUは長年トヨタに乗り継ぎ乗りたい車種もなくなり、雪道に強いという事で初めて乗り

その独特の乗り味やハンドルの切れに感動し、人にもその感動を伝え車に乗る楽しさなどを訴えたりした

ところ、あの検査の違反やら燃費のごまかしなどが出てひと段落したら大規模のリコールとメーカーとしての

信頼が揺らいでいる時期にディーラーでは依然こんな客対応なのかという感じです。

 

落胆して他の車検専門業者に問い合わせると今週一杯予約が入っているという事で、費用とか時間を聞くと

明確でじつにテキパキとはっきりと数字で帰ってきて時間も持ち込んだ後一時間ほどで帰れるといいます。

来週の予約をしてから気になり車検票を車に取りに行ってみるとなんと13日で切れるので、慌ててもう一度

電話して13日に予約を入れ直します。この電話も明確で手際よく対応してもらいました。

 

あまりの違いに気分もほぐれ最初からこっちにすべきだったんだという気持ちが強くなりました。

 

今までディーラーへの過度の信頼があり、オイル交換から整備まで全ての車のあれこれを任せて

きましたが、これは近所の整備工場よりブランドに対する信頼や命を乗せて走るものであり、

安心して任せるには長い付き合いというものが必要という全て委ねる気持ちがあったのですが、

費用やら対応やら考えたらその考えも変えざるを得ません。

 

今まで高い費用を甘受してオイル交換したり検査もすべて任せたのもそれにこたえるサービスが

ない以上続ける意味がありません。

 

値段だけではない信頼という目に見えないものでつながっていたという幻想も成り立たないとなれば

実に惨めな思いだけが残るのみです。

 

結果安く便利に車検を受けられ、オイル交換も安くなります。教訓としてはブランドなどに過度の

信頼を置かぬことと実際に評価を曇らせない確かな判断を常に続けることです。

 

そんな経験をする中、いつものお客さんたちが試飲に現れ、お正月モードから日常モードに戻ったかの

ような今週は寒さも本格的なものとなり、豆の深まりも際立つこの頃となりました。

 

やはり一月にはこの寒さと身がそがれるようなこの冷たい風にさらされることが必要なんだと

思えるのでした。雨降って地固まるではないですが、この季節の移ろいもただ無駄に寒さが増したと

感じるのでなく何か自身に問うものであるかのような珈琲の味をまた深くする日々の移ろいなのでした。

コメント
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