昨年のdesitnyの汚いサンダル問題より、今年のハリネズミの恋に
ついての議論は深く反響も強くその質も昨年より多くの人がこれに
触れていきます。
結局中島みゆきの売れた理由がこれなんだという感じです。
彼女の場合、他のアイドルなどに提供した曲もヒットするなどその
影響は大きく、そのヒットメイカーとしての才能はただ大衆に迎合するのでなく
時代を切り取り共感する人の心に寄り添う感性が優れているという事なのでしょう。
多くの人が望むものや感じていることをただ代弁したり、こんな時にはこれが効きますと
言われたとしても、ネット上で似たような話題のほとんどは今更なんだよという感じのものが
多いのです。
今朝接したニュースでもそうで、珈琲の飲み方と寝つきに関する記事などそんな程度かという
ものでした。これはのちに触れますが、眠りの質とカフェインや水分についてはこの冬の
寒さの中起きるという切実な問題が絡むため私には深く眠るというのは重要なテーマなので、
日々検討し研究を深めたテーマでもあります。
またもうひとつは昨年末に関西出張で走った東名道の件です。
現在第二東名と東北道の一部で実施されている暫定的速度制限の110Kが三月より120Kにされる
というのです。
私は最近高速を運転する度感じる煽り運転とはそもそもこの高速の速度規制と
トラックドライバーの労働環境から来ているのではと感じます。この問題を語るのにはコンプラインアンス
的に微妙な問題を語らねばならず、良い悪いは別にしてドライバー心理としては高速代金を払っている
のだからストレスなく早く目的地に着くためにある程度の速度を出して走りたいのですが、速度規制に
沿って捕まりたくもないという速度を保ちたいのです。
ですが、トラックなどのプロのドライバーは速度規制については一般のドライバーよりかなりきつい
規制を会社から課せられており、100Kをきっちりと守り左車線にずっといるという走り方をして
います。しかし、時には80Kしか出せない車が左車線にはいて、普通の乗用車から見ればそれらは
どちらもたいしたことがない速度でずっと左車線にいてくれればいいのに、100Kのドライバーは
僅か5K程度の差の前の車を右車線にはみ出てきて抜くのです。すると右車線を流れていたそれより早い
車はそのはみ出した大型車のために急に流れが悪くなり、その追い抜く間その速度に付き合わなくては
ならないのです。
つまり、ちょくちょく100K以下に減速させられるのです。そんなイライラを常に醸成させられているので
その攻撃性が弱いものに向けられるので、ちょっとしたきっかけで今度は自分の番だとばかりにあおったり
狂暴性を顕にしたりするのではないでしょうか。昔は一定速度で走りたいプロドライバーにレジャードライバーが
坂道などで減速するとあおられたという経験をしたものです。
ぎすぎすした世の中で、弱いものに日頃のストレスを発散させるという風潮がこれにはあり、ただ煽り運転を
社会問題化してもさらに高速道路の最高速度を上げてもこの問題は解決しないし、さらに交通事故を増大させ
ないか気になるニュースでした。
それと久々に関東地方にも今夜雨か雪の予報が出てカラカラの空気に恵みとなりそうです。
今インフルエンザはものすごい流行だそうで、予防注射をしていても罹患する人が後を絶たないと
いいます。この雨でいくらかでも収まればと思います。
このカラカラの空気の中思うのはまたあの真っ白の世界に遊ぶことです。
寒さと乾いた空気と珈琲と思うとき、来月はもうこの寒さもあとわずかという事です。
節分過ぎたらもう春はすぐです。ということで来月のブレンドもイメージ出来ました。
このハリネズミ問題とともにまたお話していきます。