King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マンデリンの裏切り

2024年06月08日 11時25分57秒 | 珈琲

昨日もシラコバトの訪問がありました。
そんな愛らしい行動と感じているのは私だけなのでしょう。そもそもシラコバトと認知している人すらいません。
さてマンデリンらしいマンデリンをということで、スマトラ方式の85点の豆を入れたわけですが、この時期ということで取り分け浅めに焼いてあります。
すると酸味がジュワッとジューシーに刺激的な味になっています。
フルシティまで焼いて甘味を強く感じられるようにしたりまだまだ味わいようが尽きない感じですがこれは当店に来る酸味が苦手で酸味が少ない、酸味のない豆をということでマンデリンを指名するかたにとっては裏切りにしか他なりません。
しかし、本来のマンデリンは酸味も甘味もある豆なんですね。
それを知らなくてマンデリンならガツンと苦いだけと信じている人があまりに多く、最近はマンデリン方式の豆の方が少なくなっているので事態をより複雑にしてしまい説明しても理解は困難な状態です。
でも、こうなればこのまま裏切られて裏腹でいいのでは。
これがマンデリンです。このまま酸味も甘味もある豆をお楽しみください。

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