King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

最強寒波居座りの後の予報

2025年02月10日 11時52分01秒 | 珈琲
先週のスキーがとてもよくて、今週も水曜から二泊三日を計画したのですが、なんと天気予報は雨なので中止しました。
すっかり焼き豆がなくなり、高級品から焼いていきます。
この冬一番はやはりケニアか。
これを北風吹く関東平野で盆地で底冷えの地で焼くとなんともまた冬の味わいとして際立つものがあるのです。
それとブラジルエスプレッソレディ。
ブラジルプラナウト農園です。
これは一言でこんな味と言い表すのが難しい味です。
ワインのような味わいがあるのですがそういって解るかたは少数ですし、
元々ブラジルの豆の特徴は中庸とか特出して主張しないところが特長でもありそんなところと独特のフルーティーな香りと奥深い味わいは完熟した豆だけを手積みしていることから作られておりそんな作り手のこだわりと豊かな味わいを最大限引き出すよう焼き方には細心の注意を注ぎます。

釜をクリーンに保ったり温度管理や排気のタイミングと常に釜の状況に気をやり奏でる音を聴きそのご機嫌を取りながら火を調節していきます。

音と香りと今どんなことが釜でおきどんな味になるのかこちらの手の内はこの秩父の空気と火加減だけ、もちろんいつ何をすればいいのかはいつも今の空気を直に感じているからこそできるそんな蓄積されたもろもろを駆使し焼き上げます。
焼き上がったときの香りは香ばしい香りと共に食パンの焼き上がったときの香りやお米が炊き上がったときの香りがします。
またワインの酵母の醸す香りのようなものも感じます。
実に複雑で味わい深い一瞬です。

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