すっかりと冷え込むような季節になり、
盆地の夕暮れはあっというまにやって
きます。
昨日は、道路も混んで紅葉を求める観光客
でにぎわっていました。
しかし、市内は逆に段々人通りも少なくなって
ひっそりとした佇まいとなります。
こんな時にこそおいしい珈琲を飲んで暮れて
行く夕空を眺めるのがいいのです。
私の家の前の羊山でも、夕暮れを臨むには
うってつけであり、刻々と変わる空の色を
星が輝きだすまで眺めるのは最高の時間です。
私の家の前は狭い道ながら銘仙館なども近く
たまに観光客の方が訪れます。
そんな路地に撒かれたような人には、是非
私のブレンドを飲んでほしいと作ったのが
ブレンドアルチュル通りです。
今日もそんなお客さんにお飲みいただき
ました。
色々な秩父情報をお話しましたが、いま
ひとつ反応が弱く一番珈琲の話に反響が
あったようです。
お客様のニーズというのは話していても
本当は何が一番求められているか図るのは
難しいものです。
そして、珈琲には目がないと訪れるお客様
も普段どんな珈琲を飲んでいるのか聞くと
大体何を出せばいいのか解ります。
普段から珈琲を飲んでいて自称珈琲通の
人は意外と何を出してもどんな展開になって
もそれぞれ納得されて帰られます。
あまり珈琲好きではないけれど感性や
味覚に鋭い方というのが一番面白い存在
です。
やはり解る人には豆を挽いた瞬間に解り
ます。
人の目の輝きが変わる瞬間は、何度みて
いてもこちらも感動してしまいます。
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