King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

がっかりな苗場

2016年02月25日 23時24分48秒 | スキー

二日目は苗場です。

かつてあこがれのスキー場といわれた
芸能人がいてディスコがあってユーミンの歌の世界が
あり、とにかくバブル絶頂の思い出の詰まったところ
が苗場です。

この二月の下旬はユーミンのコンサートが恒例でしたが、
もはや今ではやっていないようです。

ここも平日にもかかわらずすごい人出です。

そしてここもリフトが何本も動いていなくていつもの
雪量がなく、ガリガリと固いバーンでした。

そして、何よりがっかりだったのは筍山のコースがダウンヒル
コースの下山コースしか滑れないことです。

リフトも筍山に至るのは一本しかなく、滑り応えのある斜面は
全て閉鎖されていました。

男子リーゼンのみ開いてましたが、ここを繰り返すリフトが
動いてなくて効率が悪く、ゴンドラも一ヶ所で待ちがいつもある
感じです。

それに加えてリフトの乗り方も知らないような知的レベルを
疑うような人々もいていたずらにリフト待ちやゴンドラ待ちを
長くしています。

外国ならそんなことは起こらず合理主義の彼らは日本のように
八人乗りのゴンドラに一人しか乗らない状況を理解できないで
しょう。

昔ならどんな空いている日でもゴンドラ係りが相乗りで乗せて
それが当たり前でした。

今では行列ができていてもカップルは二人で乗り、ひとりは
一人で乗せられてしまいます。

外国人だらけのスキー場では、四人乗りに三人の外人がいて
私が次に並んでいたらちょっと躊躇していても外人は逆に
カモンジョイナスと手招きしてくれます。

しかし、最近のリフトはひとりは一人で、たとえ空きが
あっても次に回されてしまいます。

あえてその一人分に乗り込もうとすると逆に三人は後に回ったり
します。

いちいちポケットからリフト券を出して見せていたり、最近の
人は乗り場位置と明示してある掲示も解らないらしくぼけっと
変な位置に立ち止まったり、邪魔な人が多いのです。

昔ならどつかれたりリフト係りから叱責されたりということに
なったのですが、今は顧客満足の時代ですから、下手に注意も
できないのです。

四人掛けにカップルだけで乗りたいという意思はたとえそれが
リフト待ちを生もうとも尊重されます。

そんなわけで平日でも苗場は混んでおり、滑れるコースは限られ
一日居られるコースはなく、多彩さも感じられないのです。

コブラインなども育ってなくて、申し明け程度のラインコブが
あるのみです。

その割にリフト代は結構な値段がします。

よくあるランチパック券のようなものがありますが、ここの
ものはお得感があまりありません。

というのも6000円ものパック券で一日券を買い、昼に1200円の
館内利用券を使用しても最低のランチがパスタなどで1200円で
カツライスやハンバーグなどが1500円程度で結局いくらか足して
高い昼を食べることになります。

同様に飲み物券もまともな飲み物を飲もうとすると券が300円で
コーヒーを飲むのに200円またたさなくてはなりません。

お昼付きで一日券の料金というのがランチパックの概念だった
のが、ここではとにかくお金を落とさせる誘導になっていると
感じる設定なのです。

まあそんな細かいことを気にする人は苗場には来ないのだろうという事で、
このようになっていて十分混んでいるので世間評価も苗場標準として認知
されているのでしょう。

金を使いたくない人はコンビニもあるし、無料休憩所もある
のでそちらを利用すればいいのでまあ対処法もあるのです。

そもそも私よりどう見ても年上えと見える方でもシニア券を買わずに
普通の券で滑っているのを昨日の神立でも見ており、より少し
でも安くとかリフト券の元を取るとばかり滑るようなのは
もはや絶滅危惧種なのです。

だいたいリフト代の一回券が500円で一日券、午後券、二時間券
などがあるのですが、一日券が5000円で11回も乗ればよいのですが
スクールに入ると午前二本午後二本程度しか滑らないことも
あり、500円と5000円の設定に色々考えることがあります。

一日券とはいえやはり目いっぱい一日滑る人は稀で、休憩などを
とるのでやはり時間でみれば3時間ぐらいしか滑っていないのです。

その半分リフトに乗るかというとそんなに乗る人も稀です。

回数でみれば20回くらいは乗っている感じでもよーく考えてみると
20回未満の事がほとんどなのです。

そんなことから時間従量制にした方がいいのではとよく思います。
 
リフト券は天候によってはまるで価値も変わるので、その辺を
考慮して従量課金制にシーズンを通して清算するような方式にし、使えば
使うほど安くなる感じにすれば券を売るコストやら改札の手間とか
色々良いことがあると思います。

まあそんなことは余計なことと、平日でも混雑するスキー場は
思っていることでしょう。


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