King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

全てが届かなくなる世界

2020年10月22日 09時53分46秒 | 珈琲

相生に引っ越しして電気やらインターネットプロバイダーとか色々と変化と変更が起き

各種手続きがネットからできるというので住所変更やらも資格の変更もネットでやりました。

これはかつて役場に直接出向きやるより費用的には高くつきます。それでも県庁に出かけたり

各証明書をそろえたりという手間を考えたら時間と費用は短縮されているのかもしれません。

 

しかし、内容としてはオンラインといいつつちっともオンラインでない例がほとんどで

住民票などは役場に取りに行きそれを郵送しないといけないのでちっとも電子化でもなければ

オンラインでもないのです。

 

それに銀行などもネット化ということで記帳をしないものに変更しようとしています。

電気会社や電話会社も毎月届く郵送の請求書をやめネットで通知という形になりつつあります。

そうするとそういうのを見る手間を怠っていると知らぬ間に引き落とされていてチェックする

機会も減って来て生活の質とかもなんとなくずるずると何せずというものに流れていくような気が

してきます。

 

家にいる時間が長く、テレビの前でアマゾンビデオばかり見ていますが、そもそも家にいると金も

使わずによいといいつつネットやらスマホ代やら電気にアマゾンのビデオとNHKと知らず知らずに

出費は重なり何も届かないだけでしっかりと生活の費用はかさんでいるのです。

コロナで外に出れないのだから仕方ないとあきらめにも似た気分でしたが、もっと積極的に動いた方が

いいのかと最近は思い出しました。かつては毎月都内出張で情報収集であちこちと周り出向く拠点も

ありましたが済ませようとすればネットだけ電話だけでも済んでいる現状に余計引きこもり期間を

伸ばしているのでした。

 

その結果守られているのか、コロナにもかからずにいますが昔のように便りが届くという世界が

懐かしい感じもします。外出が少なくなり、珈琲もネットで買ってという方も何度か買うと別に

なくてもいいかという気持ちが起きて買わなくなるという例も多く、なんでもネット化というのは

経済界には消費の縮小と発展阻害になるという結果に段々気がついてくるはずです。そうなれば

ネットでのキャンペーンという安売りやお試しの割引とかポイントのばらまきとか大企業ならできる

事とそれにつながるところだけ生き残る構図になりますます経済圏が狭まり経済構造そのものを

弱くしていきます。つまりもう昔ながらの生活はむずかしくネットで稼げない人はいけていけないと

いう世の中が出現してしまうのでないかというのが今の菅政権のすすめている行革とネット化です。

 

そうなると独自のコミュニティとか通信手段とかを持つ人たちが増えてまた違うネットワーク化も

あるかもしれません。

 

昨日のランニングでは普段見かけないランナーの姿に遭遇し、いつもの同じコースでもなにかしら

変化がありファンタスマゴリア的ランニングでした。気が付くと未だにくちなしの花が咲いている

家やかつてはアケビの実がなっていた家に今年はその姿がないことや毎年いくつも実を付けていた

ザクロの老木がもう実を付けなくなっているところとか様々な変化に気が付くのでした。

 

何も届かいと嘆くより、何かを届ける人となりたいとそんなことから思うのでした。

 

 


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