King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

さわやかな季節の風にさらにかぶせるとしたら

2019年05月23日 09時28分47秒 | 珈琲

また青空が復活してからっと暑くなりました。

 

昨日の夜もテイカカズラを確かめに行きましたが、花の数は増し匂いも

していますが、昨年のような香りではありません。ネットで調べると私と

同様ジャスミンの香りと捉えている人は多く、やはり今後あの匂いに変化する

物と思われます。いやそうなってくれるはずと願うばかりです。

 

他のバラやアヤメ、アイリスの類など梅雨を予感させる花やテッセン、トケイソウなど

独特な花姿も目に楽しいのですが、匂いでは夏にかけバラからアカシア、クチナシと

心地よいものが続きます。

 

この匂いに強い関心とイメージがあるのはこれから先暑い中走ると清涼感を感じさせる

植物の匂いというのは実に貴重な体験であり、どれだけ蘇生させられるかという実体験が

裏にあるからです。

 

そして、雨の少ない今年はその雨にまつわる匂いも少なく、すぐ暑さに気持ちも対策して

いるのでしょう。

 

でも普段皆さんなら今どんな匂いの珈琲が自分に必要かなどと考えることがあるでしょうか。

今の季節こんな味の珈琲とこんな香りの珈琲があればという欲求がありますか。

私にはそれがあります。

 

ですから日々移り変わる秩父の空気に触れ、日々どんな珈琲を飲むか考え、季節の

ブレンドを作ります。そして、今月は『颯々』です。

 

今月はこの時期に感じる風に合わせているので豆のうちから盛んに訴えかけるものに

してあります。それには赤道直下高原で南国の風に吹かれた豆を使い、贅沢にスペシャルティの

豆で合わせて香り立つ風をイメージさせてくれるものと思います。


そして、この暑さも加わる季節とじめっと高湿度になる来月には飛び切りの気持ちのよさを

得られるガヨマウンテンを焼きます。


エチオピアのナチュラルの豆とか季節に負けないものがこの先の暑さやじめじめした梅雨の

時には良いと思います。


そして、珈琲の持つ複雑さもこの先は重要になります。


まずはこの次々に咲き誇る花の季節をしばし楽しみ、風に誘われて遠出するのも良いかもしれません。


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