King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

首都高速の怪

2013年11月08日 09時30分10秒 | 日々のこと
昨日は県南へ所用で出かけました。

電車で行けば、秩父からレッドアローで池袋に出て、
それから埼京線で埼玉に引き返す形で行けます。

そこだけの用事なら電車で十分なのですが、諸々あり結局
車で出かけることになり、久しぶりに関越で都内突入となりました。

ご存知のように平日だろうがいつでも車であふれているのがこの
道路で、所沢から練馬出口までいつものろのろの渋滞です。

目的地は、美女木インターから南下した首都高のちょっと先です。

ネットでルート検索するとヘンテコなルートが案内されます。

外環を練馬大泉から入り、首都高5号に入ればすぐのところをわざわざ
その先の川口ジャンクションから川口線で都内へ向かい中央環状で
五号に戻るルートが検索されます。

何度も通ったことがある美女木インターですが、いつから右折禁止になった
のか、工事が最近多いので、交通規制があるのかと検索するとところどころ
工事規制が出て渋滞の報告も見られます。

他のナビソフトやサイトでルート検索すると美女木の手前で降りるように
出るものとやはり同じにぐるりと遠回りするコースとがでます。

なぜ最短のインターへ距離的に近いルートが取れないのか随分悩まされる
事態です。

とはいえ、ナビがありその上事前にルートを検索するなど10年ほど前には
考えられない行動です。

若さと勢いというのは何事も冒険心と挑戦する気力に溢れていますから
前もって調べるなんて気も起きません。

日帰りのお出かけならそれぐらいのことで、行けばわかるさという感じでまず
先に行動となるのですが、経験を積むと前に何度も通った道でも下調べを
するという慎重さも出てきます。

気になったのはなぜその遠回りをして引き返させるのかという不思議です。

美女木右折禁止の謎は三芳インフォメーションで確認することにしました。

渋滞状況を示すマップを見ると相変わらず、高島平から環状線まで真っ赤で
いつも混雑するところが所々赤くなっていました。

朝の通勤時などはほとんど真っ赤なマップですが、夕方としては普通の
混み方です。

それでも、通行止めや事故の表記はなく、インフォメーションの女性に
確認すると普通に規制もなく外環から右折して進入できるといい、インターの
案内表記の紙もくれました。

車のナビも高速ナビのネットのルート検索と同じルートを検索しており、
それでも遠回りはいやなので、美女木の手前で降りて後は一般道で
行くという道を選択しました。

そこからは残り10K足らずで行けるのです。

日本の高速道路は複雑でインターの形状も左に分岐してから右カーブ
するものとそのまま直進していつの間にか分岐するものと一定の法則性も
なく、とにかく常に自分が何方面に行っているのか意識して標識の指示に
従わないととんでもない方に行かされてしまいます。

その点ナビがあると前もって音声でどちら方面へ行けとか車線の指示まで
あるので、渋滞で車線変更が困難な時にも前もっての進行方向が解るので
心強いです。

ただ、このナビもすべて信用できるかというと地図が変わっていたり、突如の
現地指示というのもあり、ナビが渋滞情報や季節情報まで受信して道路案内
していてもやはり現地優先というのがありドライバーの判断はナビに気を取られて
ということではいけません。

この車のナビを使い始めた当初は、トンネル内でも地図と車の移動が常に
シンクロし、的確に次はどちら方面と指示する正確さに惚れ惚れとしてその
先進性に目を見張ったものです。

ここまでできるのなら新しい道路などは自分で通信したデータと走った実績で
マップを書き換えてくれたらいいのにとよく思います。

自分のうちの近くでも、地図にない道を走っているナビの画面など見ると
実用に全く問題がなくても地図データ―を書き換えたいという欲求に駆られて
しまいます。

長年ナビを使ううち、どこまでナビに付き合ったらいいかどこは無視しなくては
ならないかというのも解ってきます。

しかし、今回の美女木右折禁止だけはその判断の外でした。

現実的な判断としては、経済的時間的にやはり美女木手前で降りて一般道を
行くが正解でした。

美女木は現実では右折可能ですが、私が降りたところまで右折の渋滞が伸びて
ましたから、時間的には降りてその先全く渋滞なく行けたことから正解だと
思います。ただ、ナビ通り行ったらもっと早かったかは解りません。

距離的には二倍以上の距離になるのでそれはないと思いますが、快適性
から行ったら高速代を払う価値があったのかもしれません。

それにしてもこの美女木というネーミングは絶妙です。

戸田何々という地名や表記や呼び名は沢山あり、まぎらわしいのですが、
美女木という音も字面もいい上にすぐにあの交差点だとピンときます。

名前というのは実に重要だと感じ入ります。

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2 コメント

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5年後の選択 (蘭柁柚聹)
2018-11-07 09:45:12
新車買い替えの時にこの判断があり、カロッツェリアのナビにしたのですが、ナビそのものの精度とかルート検索能力は向上し、学習能力があるかのような検索結果にも満足感がありました。地図書き換え機能なども魅力だったのですが、これは実際には新車時は頻繁にデーター更新があり、このデーターを書き換える方法やダウンロードに時間がかかり手間が煩わしかったり、書き換え中ナビが使えなかったりと不便な点もありました。ナビ機能は進歩があったかのようでしたが、他の音声検索機能や音楽データーをハードディスクに入れるのにタイトルや音声検索機能が弱く小さいボタンをいちいち操作する操作性も非常に煩わしく希望する音楽がすぐ呼び出せないなど総合的で見た他のオーディオとか操作性で次はもう選ばないかもしれないという気分になっています。マツダなどはそもそもナビが選べずハードディスクもないものが付いていてCDをコピーして利用するという発想の外にいます。こうなるとナビは好みの大型画面の物をつけた方がよいと感じます。新車購入時というのはあまり気にならないナビ価格もさア所からディーラーの物を選ばないと決めると価格と性能の差が非常に気がかりなものとなります。
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いやいやありました (蘭柁柚聹)
2013-11-20 11:43:26
カーナビの車のコンソールにすっぽり収まる純正ビルドインというのは
大概パナソニック製なのですが、しかし、メーカーによっては
カロッツェリアも選べるようです。
こちらには地図を学習したりネットを介して地図を更新とかディーラー純正よりかなり優秀です。
やっぱりあるところにはあるのです。
返信する

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