King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今週のバタバタ

2019年02月08日 13時42分37秒 | 珈琲

昨日の夜は気持ち悪いほど生暖かい空気が風になってぶつかり

真冬の夜かと訝る事態の中、自宅に帰ると空には何やら不思議な飛行体が

飛んでいました。

 

鳥のようですが、羽ばたいたりせず滑空を繰り返すのですが二体いてお互いを追従する

ような飛行をかなりの速度で東から西の空に飛び去りました。体全体がシルバーの薄ぼんやりした

色の光にに包まれ明らかに何かの意志がある飛び方でした。機械より生物のようなそれでいて

全く飛行体の形態は動かず無機物的な様子なのです。しばしその飛行する姿に見とれてしまい

明るい星空の中、飛行機のようにライトを点けていないので何だったんだろうと今でも不思議です。

 

そして、その前の日には金仙寺から秩父病院へ至る金仙寺河原を走っていると私の前をものすごい

勢いでカッカッカッと足音がしたかと思うと黒い物体が二体飛び去りました。後ろ姿から鹿だと

解りました。全速力で走る鹿が目の前を通るというのはかなりショッキングでもしぶつかられてたら

大事です。昔話でこの金仙寺河原はタヌキが人を化かす話が残っているようなうら寂しい街灯もない

真っ暗なところです。

 

実際タヌキやキツネを見たこともあります。

 

私が走る時間帯は7時から8時といったまだ暮れたばかりの頃であり、それが最近では家が増えたこの

辺りにそんな野生生物が全速力で駆け抜ける環境だなんてどういうことだとしばし色々考えてしまい

ました。それに昨日の夜の空といい何かいろいろなことが起きる今週なのです。

 

明日には生温かな気温が下がり雪になるといいます。

 

連休明けの平日はまた温泉とスキーの旅に出ますので珈琲豆はこの週末にお求めください。

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漏れるひとこと

2019年02月07日 08時52分13秒 | 珈琲

過日の香港からのお客様のコメントに音楽と同じものを珈琲に感じたという

エピソードに感銘され試飲者は私も何か気の利いたコメントをせねばという肩に力の入った

方が増えてしまいました。

 

そんな試験ではないのですからと和みの増す話題を出して場を緩めようとするも昨今

こういうときに合う話題が乏しいぎすぎすしたことが多いのが頭を悩ますところです。

マスコミでは盛んに春節で訪れる中華民により賑わい変わった事態を追っていますが、

ひところ時代の寵児のように次々破綻したリゾートやスキー場や旅館など買っては再生

させる企業が注目されその成功に明るいものを見る思いでした。

 

スキー場ではマックアースという企業が次々にスキー場を再生させてくれていました。

ところが、最近聞くのはそういう再生のため買収されるもまた次に売り渡したという話が

多くなっているのです。

 

先日の福島で聞く話も星野リゾートから次の会社に売られたり、その売られる先も金融資本の

ように投資先としてポンポンと売り買いされる時代になって気になるのはその今までのテイストは

どうなるのかという事です。

 

福島の猪苗代スキー場からみた猪苗代湖をみて久しぶりに野尻湖を雪の間から眺めてみたいと

いう欲求が増し、昨年は行かなかった野尻湖周辺へ行く計画をしました。ちなみにミネロを買収し

猪苗代スキー場として一体化してくれたのもマックアースです。

ところが、斑尾を買収して林間などの新コースを開発し、アドベンチャーアイルとしてバックカントリー

のようなコースを開発して多くのパウダー地域を滑走可能にしたりと安ツアーで群れるボーダーのスキー

場というイメージを払拭してくれたのもマックアースですが、それが今季からは中華資本へ移譲されたと

いいます。

 

ホームページの様子からはまるで解らないそういう事情も消費者やユーザーの思いとは裏腹に

世の中移り変わるさまはもはや資本主義の幻影と強欲ばかりを浮き彫りにするかのようです。

 

今朝飲んだいつものブラジルはこんな昨日されたカウンター越しの会話などを思い浮かべながら

二月に入りはっきりとかわった寒さの質や空気の感じを思い出し、二つの味の要素を強く感じる

のでした。ブラジルの質感の増す冬の寒さの中、スタンダードのストレートでもこのフル―ティー

さは際立つのです。

 

こういう当たり前に感じる味の特長をひとこと漏らすときの表情の変化は皆同じだというこちらの

感想により自分の思いを一生懸命言い募る方が多いのですが、今珈琲を飲んで気が付いたとか

思い出したという話の方が面白かったり、いつも繰り返される話より新鮮だったりします。

 

私は今、初めて見た猪苗代湖の風景のつまらなさを思った時になぜ野尻湖は神秘的だったり、

自己存在の確認につながる印象があるのかとずっと考えていました。

 

するとぽつぽつと思い浮かぶことやついでに訪れたことで知ったことなどが気にかかるのでした。

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耳に感じる風の記憶

2019年02月06日 10時26分41秒 | ジョギング

猪苗代スキー場から見た猪苗代湖の風景と猫魔スキー場に向かう吹雪の道路。

これらが私に久しぶりに斑尾山から見た野尻湖の風景を見に行く気にさせました。

私の頭の中では山に向かって左が斑尾でいつも届くDMの地図もそのように書かれています。

つまりタングラムが東で斑尾が西というイメージなのですが、地図では野尻湖タングラム、

斑尾という西からの順番です。最寄りのインターも妙高です。ところが、前回の印象では

豊田飯山からすぐ近くに斑尾があり、ナビなどで誘導する野沢温泉に行く国道を通らないで

行く道が一番近く、斑尾からタングラムもベース間が無料の送迎があった時期と無くなって道路さえ

不確かな時期とあり、今期はなくなったレイクビューラインやキングスラロームが復活していたり、

リフト券も斑尾共通の券がついて今までと同じ料金となるなどやっとやるきになったのかという

復活感があります。

 

そして、この間の始めた見た猪苗代湖のあまりの迫力のなさとのんびりとした感じに期待していたものが

はっきりしたような気持になりました。

 

それはアドベンチャーアイルを板を履いたまま平行移動のような山行きをしやっとたどり

着いた雪の間から見た野尻湖を見てその野尻湖に滑り込むかのようにタングラム側に滑り降りることが

出来なかったのですが、今回はそれが可能なのです。

 

レイクビューコースが復活した今、リフトで簡単にこのコースにアクセスできるのでわざわざアドベンチャー

アイルの平行移動をする必要もないのですが、今までは禁断の道のように閉ざされていたものが今期は

その先として用意されたように思い妙にそそるのです。スキー場のコースだけを滑っているとその地形と

距離感がいびつな状況で記憶され、一度林間に入ると途端に方向感覚や地理感を失うことはよくあり、

降雪時には見通しも悪くいくら林間を開放しているからと言ってもそういう山の構造と地理感を持たずに

矢鱈と滑り込むとコース内と言えども遭難したり、木に衝突して死んでしまう人がいるので単に自己責任と

突き放すのでなく、パトロールによる無料の林間ツアーを定期的にやるとかコースの魅力を積極的に

アピールする必要を感じます。

 

ファーストトラックとかキャットツアーとかおざなりで個人のガイドによる雪山ツアーなどは客が

どんな雪面を求めているのか知っているので実に美味しい斜面を案内してくれるのです。ただし、

私のように平日一人だとそういう人を雇うのはかなりの高額となってしまい滅多に参加できません。

 

スキー人口が減った今、ゲレンデ内でもパウダー斜面が残るようになり、タングラムでいえばキングを

抜けたところが一番雪質がよく吹き飛ばされたサラサラ雪が溜まるところです。それが今まではアクセス

できなかったのが今年は滑れるというのも魅力です。

 

ただパウダーの賞味期限は短く、三月に入るともうガリガリのアイスバーンになるところが多く、

今の時期は春節で混んでいてとせっかくのパウダーも年々味わう機会を少なくしているのです。

 

そんな雪山の記憶と寒さの記憶の中毎日のジョギングはつづくのですが、すっかり最近は

ペースが落ちていて走りの効用に結びつくレベルに達するのもわずかとなっています。

このレベルというのは明確に風を切る音として記憶されその速度に達すると体の各部の機能とか

期間のスイッチが入り覚醒する感じがします。まあこれがあるからこの領域に達するために

毎日走っているわけです。この感覚は毎年冬山に行き雪を踏み、粉雪にまみれたいという

気持ちに通じます。まさにこれはChrlenのあの曲のイメージです。

 

but I ran out of places and friendly faces 

because I had to be free

I've been to paaraadise but I've neber been to me

Charlene - I've Never Been To Me (1977/1982)

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今週の予定変更

2019年02月05日 09時16分56秒 | 珈琲

昨日の国会中継にもおいおいという内容の物がありました。

F35の大量発注の質問者のツイッターでは安倍がむきになったから本音を突かれたんだと

成果を誇っていましたが、結果でいえば予算は通過なのですから追加発注を止められなかった無能さ

は結局野党の抑止力とか政権抑制効果もなく暴走に引きづられているだけの様は感じます。

昨日の一番の茶番的質問は小泉氏の第三者委員会の第三者を強調し過ぎたのじゃ

ないですかという呆れた擁護質問です。

 

他にもこんなに国会に答弁に立つ総理がいる国はないという自画自賛ぶりもあり、その国が

長年デフレ脱却も景気回復の体感もないというのはますます自らの無能の発表をしていると

理解できないと思っているのでしょうか。

 

私が一番懸念するのは今年実施される消費税増税をしても財政規律の見通しが立たずという

ことです。つまり、何のための増税かというものを何度も先送りしてやっと実施するわけですが、

そもそもそれをしたからと言って増え過ぎた借金を減らす目途や予算を減らす方向には向かないと

いうことです。

 

でもそれも、無駄なイージスアショアやポンコツ戦闘機を買わなきゃいいことがハッキリした今

米いいなりをやめればよいことだと解ります。つまりは日産がゴーン支配から抜けたように米占領状態

から抜け出せばいいだけということです。しかし、現実には日本に基地がある方が良いという人たちが

多くいて米の同盟国という名の属国扱いに甘んじる人が日本では主流でその方が利益があるという事なんでしょう。

 

さて、今週発生した事案により予定外の用事が立て込み当初調整のために日帰りでスキーに行く予定も

今週は結局無理な状況で、何が私の行く手を阻むのか考えることとなりました。

 

すると自ら断っている注文やら、参加を見合わせているイベントやらいろいろと昨年やろうとして

そのままになっていることなどが思い出され、これからの行動にもいろいろと制限をかけているものとか

色々と見えてきました。

 

まず、今目先の問題のひとつを解決するという間近な問題から当たることにしました。

 

始めて焼いた豆に触発され、スペシャルティの豆の飲み比べをしたくなり、続けて焼きましたが、

知らない人にはこの豆はこれで素晴らしいものに違いありませんが、珈琲といった時にこれが

必須なのかということだとそれは人それぞれだと思います。

 

しかし、珈琲として必須なことはあり、日々飲むものとして備えていなければならないものを

追求し主張するまあそれは変わらないという事で、それでもスペシャルティの特性と味は知り

さらなるものも備えたいという欲求も自然と加わり、世に蔓延るただ苦くて黒い液体の脱却は

測りたいのです。

 

そんな時にふとした注文にまさに日頃の飲み比べが試される展開が現れ、他所のレベルがどの程度か

探ることも要求されたりと新たな展開も現れました。

 

今コンビニでもゲイシャが飲める時代となり、世の中のスペシャルティ需要の高まりは思ったより

強いのかもしれません。ただそれが味を色々と追求した結果に現れたことかというのが疑問に残りましたが、

それはまた未だにブルーマウンテンが一番と思う日本人が多いことにもかかわっているブランド化という

ことなのでしょう。

 

そうなると私の季節に合わせて飲む味を変えるというスタイルも一つのブランド化としてある姿かも

しれません。

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春の覚醒

2019年02月04日 09時06分22秒 | 珈琲

ここのところ色々と変わった出来事が起き、いつもと違った

忙しさにもうこの季節は寒くて静かなものなのに、なんとも

にぎやかな感じになってきました。

 

一月のスキーでは一番降りしきる中にスキーをしており、もっと

新雪とか深雪の中をゴリゴリと滑って雪の感触をたっぷりと感じ

温泉とともにほっこりとした気分になりすっきりリフレッシュと

いうつもりでいましたが、なにかバスケットの試合でも何かまた

違うものに挑まれたような状況になり、静かな闘志に包まれた不思議な

時期となりました。

 

珈琲についてはこれも変わったお客様とか海外のお客様が現れどう

対処しどう今の珈琲伝えるのかという課題も突き付けられたように感じましたが、

これは意外と今まで通りの物で同じように理解され何も特別ではなく

私の今の珈琲は普通に理解されるものと感じたものです。

 

特に海外のお客様も全く珈琲についての季節感と味について私の理解と

表現に何の違和感をしめさず日本人の方と同じ表情で驚き喜んでいる様は

こちらが新鮮に何の偏見も挟まずに音楽と同様共通に感じ得るものが珈琲だと

知ることになりました。

 

さて、この春までのモラトリアムのような二月なはずが、まだまだ眠ったまま

しばしこの雪に閉ざされる季節を演じてくれていればいいものを昨日は春のような

気温の上昇があり、憂鬱な花粉の季節の始まりも思い出させる展開となりました。

 

今週は当初の予定とは違い、色々と突発的な用事が出来てガタガタな予定となって

しまいました。

 

春節であまり出かけたくない状況ながらこの時期に出かけなければ先月の雪が

まだ十分に満喫という状況でないだけに押し寄せる海外からのお客様をうまくかわして

今後のベストの状況を探すプランをなどと妄想を膨らましていたらそんな状況でも

ない所用が積みあがる週明けでなんとも頭が痛い状況です。

 

それにこの二月は決算書類の作成やら役場関係の書類も作成提出が控えていて

いつの間にか期末の忙しさにまみれてしまう感じもじわじわしてきました。

国会では統計国会などと勢いづく野党の威勢のよさとは裏腹に政権が本当に

自身の政策の失敗を隠ぺいするために統計操作をしたのなら普通に発表された

数値と統計を今までアベノミクスの失敗を見抜けなかったことやその追及を

してこなかった野党は自らの無能さをさらけ出すだけだし、国民としては

成果の出ていない現政権にNOを突き付けるだけの変わりがいないことを知っていて

とても前の民主党のように政権交代を託すものがいない不幸を知って余計無関心と

なっていくしかないように感じます。

 

今年の消費税増税なども増税しても財政規律の目途がたたないなど増え続ける

膨大な予算と借金について何の正統性も保証もないまま100兆もの予算を組む

政権を野放しの状態で増税もやむなしと受け入れる国民もこのままでいいのでしょうか。

 

例えば野党がF35を100機発注したのはトランプによる圧力で貿易赤字を減らす

ためじゃないかと追及すると安倍は古くなったF18に変わるため日本を守るために

必要だと答弁し聞いているものには明らかに頼りになるのは安倍だと聞こえてしまいます。

 

しかし、日米安保が本当に政府が言うようにアメリカが日本を守るために基地を置き

駐留しているのなら100機ものステルス戦闘機が必要なのでしょうか。さらにおかしなことに

核の傘に守られているなどという理論もまかり通り、抑止力などという武力が本当にあるのか

根本の議論がないまま実は他国の基地が日本の真ん中にある事実や戦後占領されたままの

空域占有など国民の目はそらされ大事なものがじわじわと売り渡されようとしている現状に

気が付いていないように思えます。

 

マスコミやテレビ番組などをみると日本が素晴らしいので外国人が押し寄せこれから観光立国と

してさらなるアピールをしていかなくてはならないという報道やら番組を見させられるわけ

ですが、テーマパークのような状況の人混みの京都や外国人ばかりが滑っているスキー場など

それが望む状況なのかという疑問の方が強くなるこの頃です。

 

 

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今月の季節のブレンドは

2019年02月01日 09時30分57秒 | 珈琲

昨日はバシャバシャと降る雨にいつもの夜ランを中止してしまいました。

すると雨はいつの間にか雪になり、あっという間に白くなり出し積もるのか

と危ぶまれた夜半には既に止んでいました。

 

この走りに行かない夜というのは実は不安な夜なのです。

 

ここのところ毎日夜走っていますが、それはひとつには夜の寝付きと夜中に目覚めることが

ないという素晴らしい効果によるところがあります。

 

夜10K走ると体がポカポカとして寝るまで暖かく直ぐに寝入ることができます。

 

そして、朝までに一度も起きずに済むのです。

 

バスケットの試合や練習やスキーをした日は走りませんが、眠りの質が違うようです。

 

この眠りの質という事では、布団に入った瞬間に眠りに落ちて、朝になるまで一度も

起きないという深いものが一番よいと思っていました。

 

それで、グリシンだとかサプリからハーブ、ココアなど夜飲むものにも色々こだわって

みて、結局最後はカフェインレスの珈琲に落ち着きました。

 

そんなもろもろの経験や色々な夢を経験するのもまた重要なことと最近は思えて

きました。

 

全く夢を見ないというのもつまらないものです。

 

自分の夢の見方も夢の中での出来事も実に色々と新しい見方やら発見やらひらめきがあり、

それをいちいち全部記しておいたらとよく思います。

 

そんなお休み中の記憶と同様冬というのも一年で寒さと雪と休みの時期でまた春になるまでの

重要な期間です。

 

そんな何もない二月に感じるのは昔からこの季節を余寒として春がまだ来ませんがと他人を

思いやり余寒見舞いなどを寄せ心づかいをした昔の人の風情を映し、今月のブレンドは『余寒』と

しました。

 

秋から年末までの流れと一月の雅でガラッと変わった新しい年を意識した味からまたこの二月は

またリセットしたものとなります。

 

それはやはり心に寄り添いそっとそばに居てくれる味というようななぜか心温まるものを

意識しました。

 

ブラジルサントスNO2の平衡した味が、実はうま味や甘みがあることに一番気付くのは

この季節です。

 

となればその一番の物を活かすのもこの季節のブレンドです。

 

まさにハリネズミの恋的な展開のこの余寒の味に季節の醍醐味を感じてみてください。

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