金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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映画:『英国王のスピーチ』

2011-10-10 09:17:50 | 映画の感想
映画『英国王のスピーチ
★★★☆☆

ジョージ5世の次男として生まれたアルバートは
子供の頃から悩む吃音のため、スピーチを苦手としていた。
妻のエリザベスは夫の吃音の治療のため医師を探し、
ライオネル・ローグを見つけ、夫を通わせる。
対等の関係を要求するローグに反発しながらも、
アルバートはローグの治療に効果を感じる。
そんな中、父である国王が死去し、兄・デヴィッドが
エドワード8世として即位。
しかし、離婚歴のあるシンプソン夫人に熱を上げる兄は、
彼女との結婚のため退位し、
アルバートが国王の座に就くことになってしまう。

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主人公の成長とローグとの友情を描いた物語。
派手さはないんだけど、いい話だな~と素直に思える。
その中心となっているテーマもいいんだけど、
ジョージ5世とエドワード8世の確執、
「王冠をかけた恋」がジョージ6世に与えた影響……という
このあたりの国王交代の流れが面白い。
映画では書かれなかったけれども、
エドワード8世のナチスとの接近をめぐるごたごたも
見てみたい。
コメント (2)
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